【九十九路】系譜の守人【最終期】

空閑
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「-思い出したんだ、俺だけが持っている記憶と、その系譜の先を」

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 九十九路の羅針盤¦illust/60865485
  20170720 素敵な御縁を賜りました

 
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 ◆0721 01:00/ メッセージの方お返事させて頂きました、不着等ございましたらご連絡下さい
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 系譜の守人 エレア
  ?歳¦男性¦180cm¦月光
 一人称/俺(私)、二人称/君
 妻¦シャロレチーズさん/illust/62866289

 前期¦流浪の旅人/illust/63269192
 前期絆相手¦ゼーニャさん/illust/63325370
 今期¦アルバトラムさん/illust/63918294
 「ごめん、ゼーニャ。君の「明日」に、俺は行けないかもしれない。…どうか、倖せに」
 

飛である男性。
 30年旅を共にした家族のような青年と別れ、彼から貰った力の加護を薄く伸ばし様々な力に割いている。
 青年と別れたあと彼の雰囲気はガラッと変わり、常に何かを思考・思案している。
 時偶混乱したような言動を取るが、気がふれているわけではない。

  彼が思い出したのは飛の成り立ち
  彼が護りたいのは飛達の系譜
  彼が恐れているのは存在の「消失」
  彼が望むのはー

 「俺は「私」の願いの一つ、願いの形、私の理想像。俺が俺ではない、いや、俺は俺で、けれど飛は-」
 「例えばこの力を振るえば、或いは-…いいや、彼はそれを望まない」

 
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飛¦novel/8210122
 
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     ◆◇◆
 

 「エレアは私の願い。しかし彼は彼だし、死者は生者を邪魔することはできないんだよ」

 
 フリードリヒ・コールバーグ
  ?歳¦男性¦180cm¦月光
 一人称/私、二人称/君

「エレア」の内に存在する、エレア自身でありエレアでない人。
 正体は気の遠くなるような過去の魔術師。
 死亡する際、弟(illust/63640153)の物語の一言を綴った紙を握っていた為無意識に魔術を発動し「エレア」を作り出した。
 彼が望んだのは「弟の物語の先を見る」こと。
 既に死亡している為、エレアの中に存在はしているものの二重人格のように表層意識に出てくることはなく眠り続けている。
 魔力の一部のように体内を循環しており、飛の行く末をそっと、見守っている。
 時偶意識が混ざり合うのかエレアの夢には出てくる為、エレアが混乱し拒絶しているのも仕方がないとしている。
 魔力ではある為、回路さえ繋がれば他者の夢にも出てくるかもしれないが望まれなければ出てくることはない。
 何せ、本来なら存在していない死者なのだから。

 「死人にクチナシ。生者に口を出す気はないんだが、-何だろうか、彼は私の魔術が媒体だからかたまに引きずり出されてしまうんだ、夢の中だけど」
 「最期に弟の物語の続きを読みたかった、と、望んでしまったが為に、器を失った魔力が散って、宿ってしまったみたいだ。…いやはや」
 

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絆¦最果ての園 エレウォン/「はじまりの杯」改め「エレア」さん¦illust/63899674

 「尊い友人、恩人。君のおかげで俺は前に進めた、向き合えた」
 「俺は生きるよ、きっと戻ってくる。だから、君も約束してくれないか。かつて-弟のような青年が、俺に約束をしてくれたように」
 「だから君に、この名を渡そう。…ね、---…"エレア"」


 ...【novel/8210122
 
 
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! キャプション随時更新

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 「ただ、生きたい。無かったことになりたくない。在ったことを、-覚えてて欲しい」

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2017-06-30 15:02:03 +0000