「私は私の運命を受け入れる。何が出来るか、何がしたいか。
鋼珠の炎を用いて未来への灯を」
◆ラーネ・スミス・GWK
女/19/158cm/石の国/召喚騎士/知力7:武力9
父【ウラ】母【ネーゲ】の娘
幼い頃はパパっ子だったが思春期を迎え恥じらうようになり
今では反抗心を募らせている。
武器作りを本格的に始めるため石の国へ移住した
毒シダの一部を影に捧げドッペルを召喚/形成し使役している
猫耳(横)でありマタタビに弱い
薬酒作りは家庭の味として毎年仕込みを行っている
◇光合成をしないと体は弱る⇒鋼珠の炎で代用
◇吸血衝動⇒誰でもが出来ず勇気が出せずに悶える
◇羽・尻尾は陰形術で隠すことが出来る
◇質写しにより相手の本質を見抜き鍛冶を揮う
◇鋼珠の炎の一部を使い武器に宿すことが可能
◇炎を纏う武器は持ち主を選び防御と攻撃に加担する
◆家族
母:ネーゲ【illust/59242137】
母から鋼珠の炎の種火を貰い鍛冶を受け継いだ。薬酒作りの仕込みも教わっている
製作武器
【短銃「風神」「雷神」:illust/59739736】所持:霧雨 大豹
【大業物/細身太刀「宵之月撫」:illust/59924331】所持:ディンメルグ・霧雨
父:ウラ【illust/59241498】
◆婚姻
1/0さん【illust/59787455】
* * *
石の国で鍛冶職をしている私は時々
鋼珠の炎を用いずに陽の光で日光浴をすることがある
光合成をするためだけど―やっぱり眩しくて瞼を瞑り栄養を補充しているの
今日は教会の庭に行ってみようかしら?
なかなかイケメンの神父がいると、この前買いに来た旅人が話していたわ
「パパ以外の男性の血を飲むなら―次こそ、出来るはず…」
神父なら助けを求める者に道を示してくれる、そう思ったのもあるわね
* * *
静寂な教会で日が射すうちは会えなかったけど月の光が僅かに差し込む中に彼はいた
滑らかな語り口を聞くうちにあれよあれよと私の血を捧げることに
(あれ?あれ??)
長い黒髪がさらりと垂れ隙間から見えるその首筋にどくんと私の血も騒ぐ
(ああ、このまま牙を挿してその白い肌に赤い蜜が流れるのはなんとも恍惚な―)
布擦れの音が誘発して導かれていくけれど、飲み終えた彼の言葉で我に返る
(私、何を考えて―…)
今日は余計に血が欲しくて抑えるのが大変になるわね
* * *
彼の料理に自家製の薬酒を持っていく
お菓子の研究に薬酒を混ぜた効能あるお菓子を作るため
薬酒に合うお菓子を作り二人で食べ、来客に分配することもあるわ
何より彼の作るお菓子がとても美味しい
「アンはお菓子屋さんにもなれそうね」
こんな美味しくて甘いものを食べている彼の血はどんな味がするのだろうと
思ってることを彼は見透かしているのかな、少し恥ずかしい
* * *
果実のように少しずつ膨らみを増した恋心は簡単に彼に見透かされていて
子供の遊びをしていた私は覚悟の選択を迫られた
思っていたことを、私の煩悩を、見ないようにしていた欲求を
彼に告げる時が迫っていた
「アンの……血が欲しい」
貴方の血を飲みたい、と申し入れ彼は穏やかに首を差し出した
噛む場所を間違えないか不安だったけれど、深呼吸をして白い肌に牙を立てる
紅い血は芳醇な香りと共に喉に流れ長き飢えに潤いを施す
ああ、なんて美味しいのかしら
* * *
「これからアンに護って貰いたい約束があるの」
彼と結ばれる日。彼に契約の証として守護するものを
私は彼に与える
「一つは、私を守って欲しい」
「一つは、アン、貴方自身を守って欲しい」
「最後の一つは…この鋼珠の炎を」
アンの前に差し出す鋼珠の炎
種は親から受け継ぎ私の中にある
それはいつか子を成したとき種を分け
子に受け継がせるもの…
「鋼珠の炎(子孫)を守護して欲しい」
「多いけど…いいかな?」
炎を護りし鍛冶炎守鬼人一族の末裔・ラーネは
シフラの墓守・1/0(アン・ゼロ)に生涯の守護をここに託す
* * *
「ぎゅっとしやすいのね、ちょっとだけ休憩しよう?ねっ?」
「アンみたいに上手に飲めたらいいのだけど…ごめんね、傷が増えちゃったね」
「アンの作るお菓子は美味しくて好き。勿論、アンも好き…ううん、愛してるよ」
◆血族経歴
鍛冶炎守鬼人【illust/57165400】
1.ゲミュロン【illust/57165002】
2.祓猫族【illust/57670436】
3.テオラ派【illust/58259630】
4.吸血鬼(+鬼)【illust/58751710】
5.毒シダ【illust/59241498】
◆連絡:当日~3日以内
2016-10-31 15:08:04 +0000