■□■ソド・ゲミュロン(Sod Gemuron)
森の国/傭兵/女性/25歳/162cm
知力:0 武力:1
■スキル
質写し:固有能力を見抜き、見抜いた能力八割程度を発揮できる武器を生成する力。
ゲミュロンの剣:対戦者の持つ素質・能力を一時的にコピーすることができる剣。
■質写しの鍛冶屋ゲミュロン
白色の片目とハートの紋様が特徴。種族の大多数は石の国出身。
白色の瞳は『質』を見抜くことができる。また、一族の者は皆熱に強い皮膚と怪力持ちの為、鍛冶屋を生業としている者が多い。
彼らが質写しと呼ばれる由縁は瞳の力であらゆる生命体の固有能力を見抜き、それに近い力を持つ素材を見極め打つことで、見抜いた能力の八割程度を発揮できる武器を作製できることからきている。
婚姻した際に伴侶の質写しの武器を打ち、子供に贈る習わしがある。
覚書【novel/6846113】
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□■□6/1.素敵なご縁を頂きました…!
森の国 フレイム・スミスさん 【illust/57165400】
『自分の技術を曝け出す代わりに作業を見せてほしい』
数年前、ある日の月夜のことだ。私の工房を訪ねて来た彼が最初に言った言葉はそんな内容だった気がする。
その時の私はその話にあまり乗り気ではなかった記憶だけれど、彼の持つ炎の技術は素晴らしいものだった。
「…あなた、すごいね。私もまだまだ未熟ってことかな。お互いに真似するのは難しい技術かもしれないけれど…そうね、私も参考にさせてほしい」
以来、彼とは武器について語らったり、食事を共にし、酒をのむ。時には剣の腕を磨き合い、時には背中を預ける。そんな仲なのだから、不思議なものだ。
私には『親友』と呼べる程親しい人は少ないれど…それでも唯ひとり、彼のことは『親友』と呼んでもいいだろうか。
「今日武器製作の依頼が来たの。概ねこうしようっていうのは決まってるんだけど…決定打に欠けるのよね。だからあなたの意見を聞きたい」
「迎えにくるなんて…驚いた。はぁー………いや、うん。ありがとう。ふふ、くすぐったいね、こういうの」
「あぁ、逆に今度うち来る時はあなたの火、貸してよ。どうせ蝋燭に着けるならあなたの火がいい」「あとお酒もよろしく」
「そうね。暑くなってきたし、冷奴いいかも。あぁ〜…麻婆豆腐かぁ…珍しいね中華。それもいいね。迷うなぁ…まぁでもフレイムが作ったのならなんでも好きだから」
「卵焼き好きってバレてる…何で?えっ、声に出てた…?」
「ひとりも悪くないけど、フレイムといる時の方が私は好き」
私にとって『親友』と呼べる人だった。……その呼び方に違和感を感じたのはいつから?
じゃあ何て呼べばいいの。『親友』『相棒』『同志』それとも
…なんて、嘘でしょ。……嘘なんかじゃ、無い…
「私、フレイムが好きだ」
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「あぁもう、違う、卵焼きじゃない……今私変な顔してるって、分かってるでしょ、フレイム」
「うん。好き。大好きよ」
私、『あなたとずっとこうしてられればいいのに』って思ってたみたい。柄じゃないって思うんだけどね、こういうの。でもそれが『私』だった。
あなたは強いひとって充分知ってるし、私これからも料理しないと思うし。そう思うと特にしてあげられるってことが無いのだけれど。『私』はあなたの隣にいたいの。
良いのでしょう?だからこれからもずっと、よろしく。フレイム。
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■□■申請について
種族・所属国・ステータス等問わず、相性重視で素敵なご縁があれば嬉しいです。
種族の特性を記載しておりますが、子世代に武器を持たせることは強制ではありません。その他要素も同様です。お互いに話し合って自由な発想で紡いでいけたらいいなと思います。
既知関係も気軽に御声かけ頂けたら嬉しいです!
有り難くもメッセージを頂いた場合、即日〜3日以内にお返し致します。それ以上経っても返事が無い場合はエラーの可能性がありますので、お手数ですが再度ご連絡下さい。
■問題等ありましたら、pixivメッセージ等でご一報下さい。
□■□企画元-花冠を戴く者 illust/55830776
2016-05-31 15:00:11 +0000