◆ハクユン・タラ=ソンシル 別名:煌宮 白雲
所属:コウエン
性別:女
年齢:114
一人称:私
二人称:名前+様(敬意を払う対象以外は呼び捨て)、主様、お前など
2期【illust/52303496】
◆家族(敬称略)
父:クガイ=ソンシル【illust/51787819】【illust/54338884】
「人と龍として、こうやって共闘することになるとは思いませんでしたよ……父上」
母:煌宮 白松【illust/51711694】
「母上、天から私たちを見守り、そして祈っていてください」
兄:煌宮 綾親【illust/52406425】【illust/54359167】
「はぁ……私ももう子供ではないのですよ」
「足は引っ張らないでくださいね、兄上」
*
夫:アドラ・タラ【illust/52368871】
「見ているか、アドラ。私はお前の分まで戦うから、もう少しだけ待っていてくれ」
長男:ツァンティン・タラ=ソンシル【illust/52871370】
「……すまなかった。こんな情けない母親で」
次男:フーバイ・タラ=ソンシル【illust/52912755】【illust/53973626】
「お前にも母親らしいことをしてやれなくて、本当にすまなかった」
「だが、相変わらずのようでな何よりだよ、狐白」
◆ステータス
Main:130
Sub:107
◆Skill
煌祷の風舞
∟祈りを込めながら舞うことで、炎の威力を高め、士気を鼓舞する風を作り出す。また龍の形態時のほうがより強力かつ威力が高まる風を生み出せる。
剛の風拳
∟拳や足に風を纏わせて攻撃する。それは時に型から外れ、荒々しくも力強い武術となる。
◆風龍人(フェン・ヨンレン)
風を操り、風と共に生きる龍の亜人。本来は命尽きるまでの長い生涯を風と気の赴くまま放浪する種族であり、その特徴から寿命は種族間でも自身が死ぬまでは分からない。
そんな長命種族でありながら自身の命を削ってまで救ってもらった過去があり、その恩で自身の命が尽きるまで、また一族が途絶えるまで仕えるという誓いをたて、初代からずっとある一族の従者として生きていた。
愛する者を救うために何もしてやれなかった後悔、悲しみ、怒りなどで一度廃人になりかけたが、子供たちの生きる姿を見て生気を取り戻した。しかし過去に捕われていることに変わりはなく、人として生きることに執着し龍の姿を捨てた。
自身が龍になることはなくとも、子孫たちにその術を教えることはあるらしい。
初代から仕えていた命燃族【illust/52330854】
◆キャプションは随時変更していきます。
こちらの素材をお借りしました。【illust/51751014】
*
「お前の分まで生きると決めたのに、な……」
傷だらけの武人は黒に染まりゆく世界の中で1人、呆然と佇んでいた。
気がつけば、とうの昔に枯れ果てたと思っていた涙がひとすじ、頬を濡らす。1粒、2粒。大粒の雫が止めどとなく溢れては流れていった。その涙は果たして、悔しさなのか、怒りなのか、悲しみなのか、それとも喜びと安堵か。
「もう、お前の元へ行ってもいいか?アドラ」
1人の人として悠然と戦ったのだ。満身創痍のこの姿を見れば彼も皮肉を言いながらも許してくれるだろう。
そして武人は黒に消えていった。ほんの少しの笑みを浮かべながら。
2015-12-31 13:47:15 +0000