◆煌宮 九垓(クガイ=ソンシル)
所属:コウエン
性別:男
年齢:656
一人称:私
二人称:名前+様、主様
1期【illust/51787819】
◆家族(敬称略)
妻:煌宮 白松【illust/51711694】
「白松、また戦ってきますね。貴女から頂いた力と共に」
長男:煌宮 綾親【illust/52406425】
「ふふ、若い頃の私に似ていますよ」
「大きく、そして強くなりましたね。綾親」
長女:ハクユン=ソンシル【illust/52303496】【illust/54360491】
「この戦いが終わったら、愚痴でもなんでもお聞きしましょう」
「辛いことも多かったでしょう。しかし……立派になりましたね、白雲」
◆ステータス
Main:105
Sub:101
◆Skill
援風の舞い
∟舞うことで炎の威力を高める風を作り出す。龍の形態時のほうがより強力かつ威力が高まる風を生み出せる。
白亜の風
∟悪しき者だけを攻撃する風を生み出す。その風は金にも似た白色をしている。
◆風龍人(フェン・ヨンレン)
風を操り、風と共に生きる龍の亜人。本来は命尽きるまでの長い生涯を風と気の赴くまま放浪する種族であり、その特徴から寿命は種族間でも自身が死ぬまでは分からない。
そんな長命種族でありながら自身の命を削ってまで救ってもらった過去があり、その恩で自身の命が尽きるまで、また一族が途絶えるまで仕えるという誓いをたて、初代からずっとある一族の従者として生きていた。
しかし愛する者に世界を見せるため、子孫に主従を任せ旅に出た。その妻が寿命で亡くなってからはコウエンの地に戻り、自ら償いとして人には見えない風となり、代々命燃族族長が眠る地と妻の墓を守り続けていた。
初代から仕えていた命燃族【illust/51750872】
*
強大な神の力の前に崩れ落ちていく兵士たち。勇敢に立ち向かってもあと一歩のところで神の首元には刃は届かず、世界は闇に飲まれ朽ちていく。
鱗も剥がれ、体中傷だらけになり、虚げな瞳で地を這いずる1匹の龍は最後の力を振り絞り、一声吠えて天へと昇っていった。
やがて高く、高く、昇っていった1匹の龍は黒く濁った空に溶けて見えなくなった。
そして横たわる多くの亡骸を、世界に似つかぬ柔らかな風がひと撫でしたことは、誰も知る由はない。
2015-12-30 14:33:25 +0000