se550今回は、人類の味方に戻った「化け猫のヒナタ(illust/106250041)」たちが、かの者(ダミアン illust/99274104 & ALICE illust/104914731)を撃破しようと攻撃している場面を敵からの目線で描いてみました。今回の作品では、ヒナタは、ロコさんとラニさん(illust/107029181)、更に、ルカナル・ハーヴェンさんの部隊(illust/104587777)からの援護を受けて敵の撃破を目指す場面を想定しました。時系列は、もちろん最終ボスとの決着直前です。
なお、今回は敵の撃破演出がありますが、これでコアや敵機が完全に破壊されるのでは無く、最大でも敵が攻撃不能となる程度を想定しています。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。
今回のご出演は・・・
フィデス改(一般型 illust/101137053 & ルカナル・ハーヴェン機 illust/101210853 原型→illust/99280575)
ガンダック(illust/99311151)
ロップイヤー(illust/107392678)
アーコレード(illust/106336570)
改良型Stealth Cat X(illust/107363471 原型→illust/106991547)
ヒナタたちは、ルカナル・ハーヴェンの部隊と合流し、ダミアンたちを倒そうと、彼らが操縦する「レギンスレイヴ・オーラディオン(illust/106809308)」に突撃していく。
この戦いが、アグレッサーとの最終決戦となるだろう。
ロコの機体は「ロップイヤー」、それは、とある者を不思議の国へと誘う兎を思わせる機体である。
ヒナタの機体は「Stealth Cat X」、それは、とある者が迷い込んだとされる、不思議の国にいる化け猫を思わせる機体である。
ラニの機体は「アーコレード」、それは、魔法少女を思わせる外観だが、ここでの役割はハートのQ(クイーン)であり、不思議の国に迷い込んだ者を倒す存在である。
更に、ルカナル・ハーヴェンたちの機体に加え、名も無き戦闘員たちの機体も、ハートのQ(クイーン)を護衛する兵士のように、彼らを守っている。
・・・役者は揃った。敵と味方は逆かもしれないが、これは、とある御伽噺の再現だ。
言うまでも無い。我々には、かの者を打ち倒す力がある。
ロコ「行くぞ!!・・・ラビット・ストライク!!」
ダミアン「この程度の攻撃等、跳ね返してやる!!能力、完全反射!!」
ロコ「それは、僕の台詞だ!!シールドインパルス!!」
彼は、兎のような動きで敵機に急速接近する。敵は、その攻撃を反射しようとするが、彼は敵の反撃を更に跳ね返して突き進む。
そして、彼が放った一撃は、敵機が展開した蒼炎状のザイン粒子フィールドを貫いた。
ラニ「・・・狂い咲きのフラワーカーニバル!!」
ALICE「ならば、広域障壁!!」
ラニ「隙あり・・・!!ランダムトラジェクション!!」
敵は、彼女が放った弾幕を無力化しようとバリアを展開するが、劣化によって消滅寸前となったガイストである、ロストナンバーズの力を使っているためか、バリアは不完全にしか展開できない。
そして、彼女が放ったザイン粒子の弾幕は、敵機が展開したバリアの隙間を抜け、ロコの攻撃によって弱体化したザイン粒子フィールドを突破し、敵機のコアユニットを直撃した。
ルカナル「・・・今だ、あのコアを撃て!!」
ロコたちの攻撃で敵機の防御が崩れた隙を突き、ルカナルたちによる一斉攻撃により敵機のコアユニットが破壊される。その内部から現れたのは、かの者が「搭載」されている大型アニマコア、要は「操縦席」だった。
・・・後は、それを破壊すれば決着だ。
ロコ&ラニ&ヒナタ「レゾナンス・システム、起動!!」
ヒナタ「これで決める!!」
ヒナタ「奥義!!・・・エクステラ・カース・・・セカンドステージ!!」
エクステラ・カース、それは、「エクステラの呪い」を意味する、彼が得意とする大技だ。
それは、彼が持つ真の能力にして、あらゆる者を彼の仲間にするとされる「フレンドメイカー」の力を限界を超えて行使することで発動する「呪い」の力・・・敵が敵のままでいようとする状態と、それを上書きして味方に変えようとする状態を同時に発生させ、敵を混乱させることで継続的にダメージを与えるというものなのだ。
エクステラは、本来人類が所有する船である。従って、この技が意味するものは、「敵に対する人類からの呪い」なのである。
・・・しかも、今回は最終決戦仕様ということで、特別に「セカンドステージ」バージョンだ。
彼は、機体内蔵型レゾナンスギア(illust/104476708)である、レゾナンス・システムを通して得た仲間の力と、「第2覚醒(セカンドステージ)」の発現による力の全てを上乗せした大技を敵に放った。
なお、彼はAMフレーム規格機に完全適合しており、更に、彼に秘められた「猫の本性」である獣の力と、それを完全に制御するだけの理性を高度に両立させ、その上仲間の力を得ることで「第2覚醒」の発現に至っている。
ALICE「・・・この程度の攻撃で、我々も、オプレッサーも倒せるとでも!?」
ダミアン「・・・我々を倒しても、お前らはオプレッサーによって滅ぼされるだけだ。」
ヒナタ「ダミアン、ALICE・・・お前らの想いは理解した。」
ヒナタ「だが・・・僕は・・・人類の守護者として・・・」
ヒナタ「お前らを・・・倒す!!」
ヒナタたちが力を合わせて放った全力全開の一撃は・・・敵機の操縦席を貫いた。
・・・作戦は成功だ!!
後は、聖女様(illust/99246201)が、エクステラをかの者から奪還するのみだ。
ということで、今回は敵の大将がALICEだったので、それにちなんだ作戦で敵を倒す場面を描いてみました。
これで、うちの子であるヒナタは、多分企画完走となるはずです。ちなみに、現時点での作品投稿数は141個です。
2023-04-24 14:58:25 +0000