【華縁】三雲 春臣【二世代目】


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◆華の由縁【illust/96568934】こちらの企画に参加させて頂きます。
※5/4 主催様承認頂きました。

「荒事にはそこそこ慣れてるんで大丈夫です、ええ、小さい頃から鍛えられてきたんでこのくらい平気です…でも、ありがとう」

三雲 春臣(みくも はるおみ)
男性 / 24歳 / 半妖 / 177cm / 配送・配達業
一人称:僕 
二人称:君、貴方 さん付け・(親しい相手のみ)呼び捨て
 
人間の男性と飯綱の女性との間に生まれた半妖。穏やかで素直な性格の努力家。
双子の兄弟と共に父の稼業を継ぎ、日華国中を荷運びとして渡り歩いている。
礼儀正しくいることを心掛けており、他人に対しては明るく丁寧に応対する。
砕けて話せる相手は現状は家族くらいのようだ。
人を真直ぐに信じ寄り添える母のような人物になりたいと願っており、
母から授かったお守りを髪留めとして大切に持ち歩いている。

◆家族
父親:慈丸【illust/97652907
「そこまで念押しされなくても大丈夫だって、父さん。ちゃんと上手くやってるから…そんなに頼りないのかなぁ」
母親:なずなさん【illust/97663230
「僕が今まで生きてこの仕事を続けてこられたのは母さんから授かった力のお陰だよ、この力が無かったらと思うとちょっと想像したくないや…。今度帰るときのお土産は何にしようかな~」
双子の片割れ:清白さん【illust/98043773
「またナンパ失敗したの? 清白はほんとは一途なんだからそういうとこ見せていけばいいのに…」
「今は僕の話はしてないだろ! 分かってるよ、どうせ僕だって女性とのうまい接し方なんか知らないよ」


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◆素敵なご縁を頂きました!(5/12)
珂覧さん【illust/98170468】(呼称:珂覧さん → 珂覧)

 少々遠出となる仕事を請け負って、荷物を抱えて出発したある日のこと。
「この道を行こう」と決めていた街道が、大規模な土砂崩れで通行止めになっていた。さてどうしようかと考える。整備された道を行こうと思えば南下して大きく迂回せねばならず、想定よりも大幅に時間が掛かってしまうだろう。それよりは北上して森の中を突っ切ってしまおうか。
 あの辺りに道らしい道なんて無かったと思うけれど、ある程度の悪路には慣れてもいるし、獣が出たとしてもまあ……対処出来ないことはないだろう。そう楽観して、昼なお暗い森の中へ分け入った。
 この時「昼間の仕事なら別に誰かに見られても問題にはなるまい」と千里眼を使わなかったことは迂闊としか言いようが無かったけれど、そうでなければきっと、あの人に出会うことも無かった。

→【novel/17474856


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2022-05-04 04:00:12 +0000