【華縁】三雲 慈丸【一世代目】


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◆華の由縁【illust/96568934】こちらの企画に参加させて頂きます。
※4/16 主催様承認頂きました。

「そんな遠くまで行けるのかって? 平気平気、持久力と忍耐力には自信があるからな、安心して任せておきな」

◆三雲 慈丸(みくも しげまる)
男性 / 27歳 / 人間 / 179cm / 配送・配達業
一人称:俺(対目上:私) 
二人称:アンタ(対目上:あなた) 呼び捨て・さん付け

日華国中を渡り歩く荷運び人の男。手紙・文書・貨物など、幅広く何でも運ぶ。
明るくさっぱりとした気性で誰に対しても愛想良く振舞うが、言葉使いはやや荒め。
妖怪に対しても、興味を持って友好的に接する。
日中は運びの仕事に精を出し、夜は居酒屋で飲んだくれて過ごす。

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◆素敵なご縁を頂きました!(4/18)
七さん改め なずなさん【illust/97663230】(呼称:七〈なな〉→なずな)

 参った。飯綱という妖怪の女の子に、何故だか尋常でなく気に入られてしまった。
 特別なことをしたつもりはなかった。
 街の片隅、少しばかり治安の悪い通りを「ちょっと近道」と軽い気持ちで通り掛かったら、たちの悪そうなゴロツキに絡まれている女の子が居たから助けに入った、ただそれだけのことだった。
 荷運びなんて仕事をしていると、金目の物を狙った強盗やら何やら変なのに絡まれるのは間々あることで、そういう手合いを追い返すのも慣れていたから、これはそういった「いつものこと」の延長でしかなかった。
 絡まれていた女の子には怪我がないかどうか確認して、どうもこの街に慣れていなさそうな様子だったから
「この辺の通りには近寄らない方が良い、あっちの大通りに出るといい」とだけ言って、急いでいるからと別れを告げて、それで終わる話のはずだった。

→【novel/17474856


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2022-04-15 18:23:32 +0000