僕らの名前はヴェヴァラサナ。
隣にいなくても、遠く離れていても
きっとどこにいても、同じ気持ちでこの景色を見ている。
■フェシーナの花々【illust/76345084】にお邪魔します。
■国名:碧羽の島 ヴェヴァラサナ
■纏枝:オルバインもしくはイサル、これからはアルク
中性/35歳/147cm/ 合計40pt(CS内表記 LUCK 誤:26/正:25)
■詳細【novel/11839053】/花が咲き、棄てた枝が根付いた土地【illust/80248826】
※識別名を持たない纏枝です。どんな呼び名でも反応します。アルクの名は纏枝でなくなってからいただきました。
■■前期:イリャルギ【illust/78668231】前期pt:30pt
「痛みを鈍くすることもできたのに、あれはそれをしなかった。背負うべきものだと思っていたんだ。
だからこうできた。これで、僕らも安心できる。やさしいひとだ。
だから、幸せになってほしいと思っている」
■前期開花相手:ミノルカ=エメル・ブルーブリュレ=ミルリアダ様【illust/78619957】
「この人になら皆を任せられる。月色もすごい人を見つけたものだよ。精霊たちもあっちに時々遊びに行っているみたいなんだ。過ごしやすい国をつくっているよ。尊敬する」
「この目はあの人譲りなんだ。よく似ていると言われるよ。月色はどれだけあの人が好きだったんだろうね?」
■前期開花相手今期:オリオン=エメル・ブルーブリュレ=ミルリアダ様【illust/79519923】
「君は精霊に愛されているから、まあここが崩れても何とかはなるだろう。
でも頼むから一人でくるのだけはやめてくれ。君の周りは僕らをボロボロにできる奴らなんだぞ」
「愛しているよ、かわいい僕のいもうと。どうか健やかに」
◼️昔、守るより食べたいと願った枝を識る君【illust/79976686】
「……埋めたと聞いている。枯れたはずだと。そうか水があったのか。望んではいけない願いを抱いていた、それが大きく育つのを許せなかったのは僕らの意思。君たちを歪めた民らに気付けなかったのも、捨てずに即手折ることを選べなかったのも。火を放たなかったのも。僕らと君らはもうまるで別物だ。それ故に、消えゆく僕は君の言い分くらい聞かなくてはいけないね?少しくらいなら」
◇◆素敵な絆を結んでいただきました◆◇(3/9)
「いずれ溶けて、なくなってしまうのなら、この郷を」
その言葉を口にするのをどれだけ躊躇わせただろう。追い返せないくらい心配な君。僕たちから「僕」を教えてくれた君。
願いなき纏枝(ぼく)に、はじめて望むことを教えてくれたかわいいひと。
眩華郷 イタル・スミカ
イオリ・リュユスキュル・グラムガンド様【illust/79535166】
「うん?君は自分の羽でやってきたのか。珍しいね、こんな高くまで。下から見上げたって影すらなかっただろ」
「顔色が悪い、休んでいきなよ。草そのままよりは果物とかなら食べれる?うちの植物はマナを多く含んでいる、触れているだけでも回復するはずだ。治ったら飛べるうちに帰りな。ここと一緒に崩れたくないでしょ」
「懲りないな。そのぼんやりしてる隈治すためにゆっくり寝るべきだよ。ここに来て楽になるのは、マナの量が足りていないから。そうじゃなければ君が潰されそうになっているか、巡りが悪いのか、だ。
まず自分の環境とでも向き合ったら?」
「へえ、同い年なんて思わなかった。小さいからね、てっきり妹たちと同じくらいかと。ふうん」
「ここで倒れられてもね、僕には君を帰してあげる手段がないんだよ。楽になるのなら散歩でも探索でもなんでもするといい。ただし、いつでも飛べる状態くらいは保ってくれ。……ここに来たから落ちて死んだとか目覚めがわるい」
「また来たのかい。ほんとに仕方がない奴だな。前に見たがっていた装置、集落の方に残っていたから見ていくといい。青いリボンを目印にしているかr、こら引っ張るな僕はいかないぞ」
「そんなに面白いものでもないっていうのに。そんなに使えるなら持っていけば?どうせ全部なくなるんだ。構わないよ、運べるんならね」
「微笑らえるくらい元気ならいい。息抜きの間くらい、落ちないように見張っててあげるから昼寝でもしたら。もったいない?……そう」
そんなにわかりやすいのに、なぜ君の周りは気付かないんだろう。
痛みすら自覚できないくらいに麻痺をさせている。苦しいとすら言葉に出せない場所なら、飛び出してしまえばいいのに。自由に飛べる羽があるのに、なぜ出て行かないんだろう。
ちからがあったら、ふきとばしてやったのに。
まもるだけのばしょがあったら、かくまったのに。
枝葉はもう延ばせない。日に渇き、砕ける身を雨に溶かして征くしかできない。
戯れにした雨降し、あの元気のない土地。あそこが彼女の大切なもの。
それを手助けすることすら、この手では足りやしない。
もうむかしみたいな、みているだけはぜったいに、もう。
「……?」
これは、なんだ。この重く燃えるような。
「イオリ、君は一体僕に何をした?」
◆今後について◆
今纏枝が手折られた際に島は分解されマナの祝福の形で大地に降り注ぎます。
5年後くらいに島は分解され消えてなくなります。消える際に夜闇を一瞬明るくなるくらい光の粒を散らして眩華郷へ降り注ぐ光景が見られるかもしれません。
その際に精霊樹ゆかりの皆様へふわっとマナの祝福を贈りますので、よかったら「島がなくなったんだなあ」を感じていただけたら嬉しいです。
うっかり流星群を見たときにでも、こんな島があったんだよと思い出していただけると幸いです。
◆ヴェヴァラサナの民たち
→大半が新生ミルリアダ王国へ。もしくは彩りの里ミュルクウィズにて暮らしています。
島を出てからも光球魔法が扱え精霊による強い加護は健在で、それぞれの国でできることをしています。
最後に、ここまでご縁をつないでいただいた
ほしこ様、かのえ様、陽向ごっこ様。
素敵であたたかいご縁をありがとうございました!
大樹はマナとなってなくなりますが、皆様の進む先にしあわせな光が満ちていますように。
ずっと空から見守っています。本当にありがとうございました!!
2020-03-08 06:57:49 +0000