「おい杖、あんまりやんちゃするなよ? 俺の魔力だって無限じゃねえんだぞ」
「俺は飯とかいらねえんだけどさ、コイツになんか喰わしてやってくれよ。木の実なら何でもいいんだ」
「名前……おう、好きに呼んでくれよな。俺にはもう、名前もねえからな」
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※お話〆ました illust/74084337
無躯の召喚士
元人間/推定年齢26歳ほど/一人称:俺 二人称:お前
精霊を模した仮面と深緑のローブで姿を隠した魔法使いの青年。
そこに実体はなく、魂をティユウィー illust/72954746 に喚ばれることで存在を維持している。
杖とはいつでも意志疎通が可能で、お互いの近くに瞬時に移動できる。
が、杖が他の魔法使いに営業している時は持ち主と誤解されないよう姿を消す。
基本的に問題が起きた時以外は別行動をとっているようだ。
杖が消滅すると存在を維持できなくなるが、逆に言うと杖がある限りはダメージが通らない。
ただし体がないので物の受け渡しなどを精霊の手を介して行っている関係上、
魔力がないと何もできなくなってしまう。
現在はさる事情によりその魔力の半分以上をティユウィーに預けており、
彼自身が単独で扱えるのは精霊を用いた後方支援・補助のみとなっている。
杖は相棒というより、利害の一致で手を組んだような関係。
彼に寄り添う光の精霊(伸びるけど平均的に2~3mほど)は翼で矢や弾を防ぎ、
光の魔力でできた護符や盾を作り出すことで味方に護りの加護を与えることができる。
殺傷能力は高くなく、有事の際は閃光による目くらましや体当たり(物理)で抵抗するが、
直接の戦闘には全く向かない。
ちなみに首元に巻き付いている魔物は召喚獣ではなく、ただくっついてきてしまった森の魔物。
ふかふかなこと以外は今は特筆すべきことはない。
魂にすら魔力を宿すと噂された高い魔力を持つ一族の出身だが、
その力を疎んだ敵国の侵攻によって現在故郷は跡形もない。
そんな暗い境遇を感じさせない軽いノリの口調で喋り、
一度話してみると割と面倒見の良いお兄さん気質。
だが、見た目が見た目なので人に怖がられることも多く、
なるべく自分からは人と接触しないようにしている。
非戦闘員・後方支援を行う者達を凶弾や奇襲から守ることを条件に、
【黒梯騎士団ベアステイル】の空母に住まわせてもらっている。
戦う力を持たない者に戦火が及ぶことを良しとせず、自分からはあまり前線には立たない。お留守番。
(ティユウィーが戦闘に巻き込まれた場合は死守するために戦いに行くかもしれない)
杖の呼んだ魔物も一応操ることはできるが、団員の皆様への(杖によるしつこい魔力勧誘などの)迷惑防止のため、杖との繋がりは周囲には内密にしている。あまり本拠地に杖を近づけたくない。
遅ればせながら【黒梯騎士団ベアステイル】 illust/72939380 にお邪魔させていただきます。
戦士の皆様が戦ってる間、居住区とか後方支援を行っている皆様が流れ弾に当たらないようガードするお仕事します。
戦士の皆様にも言ってもらえたらお出かけ前にバフかけます。
そんなに動かないかもしれませんが、
ご迷惑のかからないようひっそりやっていきますので、どうか宜しくお願いいたします。
(募集とっくに締め切ったとか何か問題がありましたらお申し付け下さい……)
補足替わりに小説書きました(さっそくお留守番してる設定の本拠地が燃やされてたので緊急対応してる描写も入れさせて頂きました)↓
3000文字以下なのでよかったら時間のあるときに読んでね
novel/10791822
なんで体失くしたの?→ここのキャプションの最後に載せました↓
illust/73725186
Pixivfantasia Lastsaga illust/72934234
今回の一人遊び:投稿した作品のID末尾で次に呼び出す魔物に使う色を決める(一か所には必ず使う)
1:赤 2:橙 3:黄 4:緑 5:青 6:藍 7:紫 8:桃 9:黒 0:白
末尾8……次回は 桃(+前回の紫)!
2019-02-23 06:31:49 +0000