俺はお前らみたいな優しくて仲間思いの奴らが好きだ。
できる限りその「守りたい」って気持ちを応援したい。
でもさ……守るために自分が死んじまうのだけは勘弁な。
頼むから自分自身もその守りたいものの対象に入れといてくれ。
少なくとも、俺はお前らがいなくなったら寂しいし、悲しいぞ……涙は出せないけどな。
治せる怪我ならいくらだってしてきてもらって構わねえんだけどさ。
必ず 「帰ってこい」よな。
自分が大切に想ってる人達を悲しませちゃダメだぜ。
きっと……後悔するぞ。
そんでもって後悔した時にはもう、遅いんだ。
でも助け合うことを知ってるお前らなら大丈夫だって、信じてるぜ。
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光の精霊 ラスカ
とある召喚士一族が儀式に用いていたといわれる文様に宿った精霊。
かつて無躯の召喚士が己の身を犠牲にした決死の一撃で迫り来る脅威を消し去ったが、
自分の力が至らなかったせいで彼をそこまで追い詰めてしまったことを悔やんでいる。
その身体から生み出される光の雫は精霊の加護となる。
ある時は小さな幸運をもたらし、ある時は迫り来る魔を払いのける。
本来はラピスクという名の砲撃担当の片割れと二体で一対。
守りたい貴方を応援し隊バフ
(皆様が紡がれている物語を阻害しない程度の些細なものですので、ご都合よく解釈下さい)
皆様違う場所で闘われているので、ほぼファンアートだと思っていただければ……
多分三章ベアステ指針の無敵のエンチャントの時にこっそり混ざってかけてた……んだと思います……(遅い)
生きて帰ろう!
※ごめんなさいおしごとかえってきてからbkm閲覧支援行きます……
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お借りいたしました。もし色々間違ってたらすみません。
この作品はお借りした方の行動を縛るものではありません。
◆グリューウルムさん: illust/72954134
◆夜髪さん: illust/72976357
◆アルフォンソさん: illust/72938023
◆ハチさん(レセリアのすがた): illust/73011172
◆アデラ団長: illust/72938717
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拙宅
召喚氏 illust/73344578
今回の一人遊び:投稿した作品のID末尾で次の魔物に使う色を決める(一か所には必ず使う)
1:赤 2:橙 3:黄 4:緑 5:青 6:藍 7:紫 8:桃 9:黒 0:白
末尾6→被りのため繰り上がって8 ……次回は (前に紫と複合だったので)桃!
Pixivfantasia Lastsaga illust/72934234
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魂にまで魔力を宿すと謳われ代々強力な召喚士を生み出してきた一族も、
大国の魔封じによる侵攻の前にはあまりにも無力だった。
翼を持つ光の精霊を一度に二つも従えた一族の若者は、たった一人の家族だった妹を友に託して、
召喚士一族に伝わる禁断の秘術を用いて戦った。
それは自らの身体に精霊を直接宿すことで、魔法の詠唱なしで対象を具現化する捨て身の一手。
使えば身体は精霊界に消え、魂のみでこの世をさまようことになる。
どうしても大切な人を守りたかった彼は、精霊の忠告を退け光と一つになった。
夜をも昼に変える精霊の輝きが、村も攻め入った敵も呑み込んだ。
世界で一番信頼できる親友だ、必ず二人で無事でいてくれている。
こうして彼は命を賭して大事な人を守った。
「また会えるよね? 約束だよ」
という、とても大切な約束を除いて……
『お前、今は精霊の加護があるからいいけどよ、
そうやって魂だけでいるといずれ消えるか悪霊になっちまうぞ。
魔力つえ~のに勿体ねーな。
どうだ? ひとついい話がある。乗ってみね~か?』
そう言って奇妙な杖が話しかけてきたのは、それからしばらく経った後のことだった。
2019-03-17 01:38:06 +0000