龍河此方の素敵企画様【illust/67011335】に失礼させて頂きます。
―シャンシャンと、鈴が鳴る。寂しげなその音は人々を遠ざける。
本当の心を隠すように―
▽名前・雨歌（あめうた）（実際には「あめか」と読むがその読み名を嫌う）
▽種族・応龍とペリュトンのハーフ（怪物）
▽年齢・２２（見た目）
▽性別・女
▽身長・１７２ｃｍ
水を貯めて雨を降らせることが出来る母と、人を殺すことで本来の影を取り戻す力をもつ父の間に生まれた末の娘。
父の鳥の囀りのような言葉は理解し話すことも出来る。
雨を降らせる能力の利便性からとある祠に封じられるように祀られているが、本人は祠の内部で心地よさそうに歌い、囀る。時折鈴を鳴らしていることも。
お札がある限り自力で祠から出る事は出来ないが、他の者が祠へ入る事は出来る。
雨を好み、雨を降らせることを何よりも誇りに思っている。
雨も晴れもすきというどっち付かずの母を嫌い、母と同じ呼び方の『あめか』をきらい、『あめうた』と名乗る。
本来の影の形は細身の女性となっており、応龍の力は完璧に使いこなしている。
気が強くプライドも高く、負けず嫌い。
母の事は嫌っているが、二人の兄と父の事は大好き。
１人称・私
２人称・貴方、よびすて
「あら、私の噂でも聞いてきたの？どこに雨を降らせて欲しいのかしら」
「鈴の音、綺麗でしょう？私が飽きないようにって封じるときに付けてくれたのよ」
「私は雨が好き。音が綺麗で晴れ空と違っていつもよりぼやけて見える雨が好き。綺麗な世界は、雨の中にこそあると思うの」
父・ユンゲさん【illust/68681898】
「お父さんは元気かしら？ふふ、旅の話は今思い出しても楽しいものね」
母・雨華【illust/68678357】
「お母さんなんてだいっきらい。私たちの力のこと、何も考えていないじゃない」
兄・灌さん【illust/69014488】
「あら、お兄ちゃん。元気だった？今度はどこへいってきたの？」
兄・ウユン【illust/69101552】
「ふふ、綺麗な音でしょう？それで、今日は何を聞かせてくれるの？」
▽素敵なご縁を結んでいただけました！！
一緒にゆっくりと暖かな愛を育んでいきたい旦那様・楊翠さん【illust/69093014】
静かな祠の周辺で誰かが通る音が聞こえた。
ああ、親兄弟以外の、祈祷に来たわけではなさそうな足音を聞くのはいつ振りだろう。
思わず、鈴を鳴らして、声を出した。
少しして来てくれた足音の主は、見たことも無い綺麗な肌と髪をしていて。
挨拶を交わして、話をしたいといえば祠の中へと来てくれた。
どこかたどたどしく聞こえる言葉が、すとんと胸に落ち着いて。
優しげな声色が心地よかった。話してくれる事柄に静かに耳を傾けて。
空が紅に染まる。まだ、話をして居たくとも、夜更けは危ないだろうから。
「今日はここまでかしら・・・ねえ、また・・・たまにでもいいから、ここに来てくれないかしら？」
そう告げてみれば、にこりと笑んでくれた。
ああ、これは依存してしまう。
そう気づいてしまえば、後は。
それから幾たびの日を過ぎて、私はとうとう願ってしまった。
ここから出て、彼と同じ景色を見てみたい、彼とこの世界を、隣で楽しみたい、と。
彼にここから出たいと告げれば当たり前のように手をとって、あまりにもあっけないほどに、私の小さな”世界だったもの”は崩れ去った。
あそこでの生活も、悪いものではなかったけれど、これからは、彼の傍で新しい”世界”を。
きっと、その世界は暖かく楽しいものだろうから。
沢山時間はあるから、素直になかなかなれない私と優しくもまだこの国の言葉に慣れきっていない貴方、ゆっくりと時を重ねて幸せを積み重ねていきましょう？
「貴方に会えて本当に良かった。貴方の声も言葉もとっても好きよ」
「ふふ、楊翠の国もとってもいいところなのでしょうね。だって、楊翠の生まれ育った国ですもの」
「こうして、楊翠・・・貴方とゆっくりとした時間を過ごせる今が、時間を気にして落ち着き無く空を見る必要が無いこの時間が本当に幸せなの。大好き・・・違うわね、愛しているわ、楊翠」
（ここまで、私が素直になれる相手は貴方だけなの・・・だから沢山甘えさせてね）▽申請について
届いてから即日から3日以内でのお返事を心がけております。
3日たってもタグ編集やお返事が無い場合は届いていない可能性が御座います。
お手数ですがその際は再送願えますと嬉しく思います。
お相手様に関しましては雨歌の設定上、こまめに会いに来てくださる方だとうれしく思います。
２世代目の参戦となります。
なにとぞよろしくお願いいたします。
2018-06-02 10:26:58 +0000