九十九路の羅針盤(illust/60865485)、アフターへの投稿です。
◆ リュッカ=シェーナ・ウィンテルスコーグ ◆ 羅針盤:明星 200pt 10/125/25/10/30
「いらっしゃい、ようこそ『冬の森』へ」
「あいにくだけど僕は休暇。用向きは奥で酔いつぶれてる店主にお願いできるかな。まあ、水でもかければ起きるよ。命の保証はしかねるけどね」
一人称:僕 二人称:ミスター、貴方、君 等
☆第四期:illust/62732372
☆友人:illust/62666478
☆兄:illust/62837348
☆共同経営者:illust/63230106
元「失せ物預かり所ウィンテルスコーグ」店主で、現在はソノピノの港町にあるグロサリー店主。見た目は10歳ほどの子供だが結構いい歳。
偏屈で偏食家なのは相変わらずだが、当人比でだいぶ性格は丸くなったし食べられる物も増えた、とのこと。(あとちょっと痩せて背が伸びた。)
80年ほど前に友人の住まうソノピノに居を移して以来、変わらず小さな店からこの国の路の先を眺めている。
店の本来の所有者である女性がソノピノに戻って来て以降は、秋分から春分までを「冬の森」、
春分から秋分までを「星屑亭」として共同経営し、お互い年の半分は店を離れて気ままに過ごしている。
店がプレアデスの溜まり場になっているためか、それとも単におおらかなお国柄ゆえか、
ご近所からは「妖精の親戚」くらいのざっくりした認識でもって
見目がほとんど変わらない件についても特段不審がられることなく受け入れられているようである。
「あれこれ詮索されるのは好きじゃないから助かってはいるけど…ちょっとおおらかすぎるよね」
時折ラグレタリアからやたらと字が細かい手紙と用途不明のガラクタが届く。
得意料理は苺のロールケーキ、嫌いなものはニシンのパイ。
今度の休暇は少し遠出をするつもり。
「今度の旅行先?そうだね、プロッカが来いってうるさいからラグレタリアに寄って、それから」
「常夜の研究所でも探してみようかな」
「行ったことないんだ。行ってみようって思ったこともなかった。思うまでに100年かかった」
「お土産は何がいいかな」
「…そうだね、うん、苺のロールケーキと」
「とっておきのコーヒーを」
2018-01-21 02:46:42 +0000