「「国と言うものは随分と重い…それでも、
この路を歩む事、それが私の宿命なのでしょう」
◆ハーシェル
50歳:167cm:中性(相手により変化する)
一人称:私/貴方、貴女
強靭:1/知識:140/器用:40/機敏:0/幸運:19
前期絆:フリイ様【illust/62905840】
「この先の不安を考えるときりがありませんが、フリイと共にあることは何より心強い」
「良い風…気持ちよさそうですね。今年の祭りでは葡萄を使ったお菓子を作るんです。楽しみにしててくださいね」
前期:ハーシェル【illust/62869581】
今期絆相手:ウィン様【illust/63344390】
「そうしてるとフリイと共に旅をしていた時を思い出します。いらっしゃい、ほらキリオスも、今年の祭りのお菓子を試食しませんか?」
「いいですか?根本が違うとはいえ外見のそれはピトリスと同じなのですから、くれぐれも用心するように!…あとそうですね…根付く場所を決めた時は手紙くらいは書いてください。ウィンは大切な弟子で家族なんですから」
柏葉の民フリイの大樹を国の標とし、新たな路を歩きだした当代ピトリス王。
継いできた一族の知識と谷の環境を利用したサナトリウムを中心に傷ついた者や旅人達の為の施設を作り、徐々に国として形を持ちつつある。王自身も技術指導や交渉に赴き、その手腕を発揮している。
標である大樹は神木としても大切にされ、ハーシェルにとっても支えであり朝夕幹に背を預け雑談や相談をすることが日課である。
表舞台に立つことは鉱石を狙う者もあらわれるかもしれない、その危険性も自覚しつつも前を見据え歩き続ける。前に出ることで生き残るピトリスが出てくるかもしれないと、少しの期待を持っている。
◆国無き国ピトリス【illust/61563083】
現在もひっそり佇む廃墟の地下には様々な記録が刻み込まれており、王家以外は立入禁止の重要機密となっている。
同盟関係:圓呪術の街【illust/63162591】
「ラグレタリアのご支援、心より感謝しております。さて、新たな情報ですが…」
「宜しければお菓子でも…頂いた葡萄の種から実ったのです。焦らずとも良いのですよ」
所属の形で保護しております:キリオス様【illust/63182035】
「言葉を交わさずとも通じ合うことは出来るのですよ。ふふっキリオスにはまだ早かったですか?」
「良い心掛けですが父様が教えない事を私が教える事はできませんね。どんどんあのご老人を困らせてあげてください」
☆素敵な方と絆を結んで頂きました
フェドーシャ様【illust/63258743】
記録にあった不確かな存在、そこに向かったのは憐憫と少しの好奇心からだった。
突然目の間に現れたその方は、まるで妖精か女神のようだと思った。
「まさかお会いできるとは…ああ、怖がらないで…
惑われているのなら私の谷に来ませんか?小さな国ですが貴女の助けになりましょう」
「彼はフリイ、私の一生の同胞で国の標です。フリイもフェドーシャさんを歓迎してますよ
不自由があれば…そうですね、はいなら手を握って、いいえならそのまま。何かありましたら触れてください」
「お好きな食べ物は?好きな花があれば植えて下さって結構ですよ。お気になさらずとも…
でしたらライールと遊んでやってくれませんか?最近構ってあげられなくて拗ねているんです」
「綺麗な書ですね、この書と智識で共に呪を解きましょう。遠慮なさらず、私が貴女の力になりたいのですから」
「ふふ、いえ、千の孤独を生きた私の曾祖母は愛する方に着いて異国の地へ嫁ぎました。
その時も貴女と同じように戸惑っていたのかと…その国では月の女神の物語と語られているそうです。
…あ、いえ、変な意味では…。ですが、貴女を女神と思ったのは本当ですよ」
雪解けの水が川に流れるように彼女は徐々に柔らかくなっていく。
今微笑んだ気が、そう感じるのは私の驕りでしょうか。
彼女の変化を、解呪に近づくのを喜ぶ反面、私はドロリと沈む夢を見る。
「フリイ、酷い王ですね。貴方とは離れても再会を疑わずお互い自由でいたと言うのに、私は解呪されなければとさえ思ってしまう。彼女の自由を望みながら、彼女を離すことを拒んでいる」
手を重ね書を読み解く日々。矛盾は濁流となり、轟々と胸の中で渦を巻く。
そして沈んだ水底で想う、羽冠が外れた後の、本当の自由の中でのあの人の笑顔を
「この一節を読み解けば解呪の方法がわかるでしょう。
…手を、触れないで。手を取ってしまえばきっと私は放せなくなります」
「私は貴女に自由になって欲しい。自由に生きて笑ってほしい。
貴女が望むままに、その為に支援を惜しみません。
…それでも、もし私の浅ましい想いが叶うなら、愛していただけるなら…
はいなら手を、握ってください」
―ああ、そのように微笑うんですね―
「あの時、本当に私は必死だったんですよ。もし拒まれてしまえばどうしようかと…
さぁ、冷ましたら出来上がりです。今年の祭りはきっと人が多いでしょう、貴女を一目見たい、お話したいと皆そわそわしてるんです。こうして来年も再来年も、ずっと共に在ってください。
フリイが大きくなり、この国を支えるように、共に生きましょう。
…例え貴女が離しても、私は決してこの手を放しません。愛おしいですよフェドーシャ」
「あ、解呪の時の事はフリイには言わないでくださいね!
まさかあの、口付けがその方法とは…あのように照れて戸惑って…
二人だけの秘密、ですからね」
◆既知関係について
既知関係また国としても住民を募集しております。
◆九十九路の羅針盤【illust/60865485】
今期も宜しくお願いします。
2017-06-04 09:55:23 +0000