【九十九路】鳴り響く上弦の王【第四期】

山グロ@ブクマ遅れ
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「怖れがなくなることはありません、
けれどそれ以上に僕は見てみたい。
目の前に広がるこの世界を」

◆ハーシェル
20歳:164cm:中性(相手により変化する)
一人称:僕/貴方、貴女
強靭:1/知識:60/器用:30/機敏:0/幸運:9

父:アリス【illust/62193348
「そんな顔しないでください、僕が誰と誰の子だと思ってるんです?大丈夫ですよ、ちゃんと用心してますから」 
母:ハリィ様【illust/62289960
「聞いてくださいよ母様。母様が亡くなってからと言うもの父様ときたら益々寡黙になってしまって、
兄様もあの調子ですし、僕はすっかりお喋りになってしまいました」
‶兄"イジャー様【illust/62722124
「兄様見てください!この前頂いた星を加工してみました。結構巧く出来たでしょう?
あ!今度の度は一緒に行きませんか?お手伝いくらいは出来ますから」

ピトリスの父とククルーの母より生まれた当代ピトリスの王。
魔力も持たず父の強靭さも持ち合わせないが、常に世界に目を向け、相棒の狼【レオミュール】と共に
各地で目撃されている。また、加工技術だけは優れており、星や鉱石で作られる装飾は評価が高く、旅の途中で売っては資金とする。
穏やかでふわっとしてるが好奇心旺盛で活発。賑やかな人の中にも臆することなく現れては智識の収集蓄積に勤める。身体に刻む文様だけでなく圓や旋律も多用し記録を残そうと研究中。石を狩られる危険性があるにもかかわらず、好奇心旺盛で知りたがりの聞きたがりで危機管理能力や警戒心がいまいち低いため、しょっちゅう父に心配されている。

王として継ぐ膨大な知識や記憶、歴史は、時に心や頭をかき乱すが、その時はオカリナで母より教わった曲を奏で落ち着かせている。

◆国無き国ピトリス【illust/61563083
鉱石目的の乱獲の為個体数が少なく、その歴史から離散の道を選んだ。
【国】と言う形を持たず、過去に【国】のあった土地には湧き出でる泉と廃墟が点在するのみ。
現在は不在しがちのハーシェルに代わり、先代の王アリスが管理し、共に記録を刻みこんでいる。

◆絆、国など既知関係
国や民族等既知関係、随時歓迎いたします

☆素敵な絆を結んでいただきました!
フリイ様【illust/62905840
「あれ・・・また会いましたね、樹の妖精さん。僕の事わかります?」
彼を初めて認識したのもある宿の軒先で通り雨を凌いでいた時だった…かもしれない
そう、あやふやになるくらい彼とはすれ違っているから。
華やぐ都、賑わう市場、死が香る戦地、静かな山村…人の成りをし、人とは違った、何もかも達観したかのような目と、木々の香。樹の妖精だと、いつしか勝手にそう呼んでいた。
「ふふ、僕実は貴方と話してみたかったんだ!僕はハーシェル。貴方の名前は?
ちょっと話しませんか?せめて雨が止むまでは」


「柏葉の民…へぇそんな生き方もあるんですね!不思議だなぁ…」
「好きな土地に根を下ろし、その土地の事を想いながら数十年数百年それ以上、見守っていく…
素敵な事だと思うけど、ちょっと寂しそうに感じるね。もし誰もいなくなってしまったら?
でもそれが、貴方達の生き方なんでしょうね…」

「フリイ!どうやら行き先は同じみたいですね。ご一緒してもいいですか?ちょっと面白そうな噂を聞いたんです。」
「僕の谷に寄ってください。月光と水が綺麗なんです。静か過ぎるけど」
「二人旅ってのも楽しいものですね。一人でも楽しいことや発見が二倍にも三倍にもなる…フリイが何処かに根を下ろすまで、出来ればまた、沢山、お話できるといいなぁ」

この関係を何と言うんだろう。恋愛と言う程甘くなく、友よりも深い。
その背を感じ、慈しみ尊び共に生きる、家族とは違った一生の同胞。
探し続けた、新しい国の形


「僕はね、本当はピトリスはもういないんじゃないかって思ってるんだ。
三代ずっとピトリスを求め過去を見てきた、でも僕はピトリスのいる今を、未来を見たい。
その為に、ここはちょっと寂しすぎる」
「近くにサナトリウムを作れないかなって、曾祖母は曾祖父の街を病魔から救ったって聞いた。旅人を癒し、行き場のない人を受け止める町を」
「フリイ、この谷に根を下ろしてほしい。新しく始まる国の標として、基盤として。悲しみが訪れても貴方を見、進んでいけるよう。運命を共に生きてほしい」

「僕の『国』になってください」

「幸いな事に僕の種族も結構な長寿ですから、
この先仮に千年、どちらが先に枯れるでしょうね?」

◇既知関係
圓呪術師の街タフテラさん【illust/62755746
はとこであり唯一ピトリスの血を持つ国。国として情報と行路のやり取り、保護の約束がある。
「レオもすっかり懐いちゃったね。満足するまで抱きしめてて大丈夫だよ」
「そう、ですね…うん。僕もきっと同じことを考えている。僕の、国…。
誓うよ、きっと、今は口約束と言われようとも。」
「貴女の想いに答えられる、誇れる国にして見せる。圓呪術の街、タフテラ殿」

◆九十九路の羅針盤【illust/60865485
今期も宜しくお願いします。

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2017-05-12 16:49:52 +0000