ベルントの獣 (ベルンハルト) / 男 / 173cm
ココロのカケラ:4 / 予感3:追求 / たいせつなもの4:頭飾り / おもいだしたもの3:炎 / ギフト7:火の祝福 / 確信:--
かつての自分は『ベルントの森』に棲む肉食獣だったことを思い出す。
大きな牙で獲物を捕らえ、四本の脚で森を自由に駆け回っていた。
ある時罠にかかった獣を助けた人間がいた。水色の髪、闊達で笑顔の絶えない少年。
獣に「ベルンハルト」という名前を与え、傷の手当をしてくれた。常に孤独だった獣の心に柔らかな火が灯る。
しかしもう彼は居ない。一度温もりを知ってしまったあとの孤独とは、こんなにも辛いものなのかと獣は初めて知った。
だから取り戻しかった。優しさを、温かさを、笑顔を・・・―――でも。
「 こんな形で取り戻したかったわけじゃない・・・ 」
今の自分のこの姿は ―――
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★第四場面★
第三場面で得たギフトは蝶の姿をした火の祝福でした。
己の過去と現在に愕然として立ち止まりかけた足を、前へと進ませる「生きる活力」を与えてくれます。
ベルンハルトは茨で作った毬状の花籠に蝶を入れ、作りかけの作品から守りつつ作業室を目指します。
攻撃手段を失くしたうえに相変わらず力は無いので、強運を頼りに隠れるか逃げるかで対処します。
左脚が義足のため全力疾走は無理ですが、軽い運動や普段の動作に支障はありません。
一人称:オレ 二人称:○○くん、○○ちゃん、○○さん、アナタ、アンタ、キミ、オマエ、呼び捨て
自己紹介では「ベルンハルト」と名乗ります。
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【第一場面の共鳴相手】兄のような存在のエトランゼさん【illust/55560368】
「エトランゼさんと交わした笑顔・・・あの人間の笑顔に似ていた気がする・・・。
たった一回だけだったけれど、自分が何を大切にしていたかを思い出させてくれたんだ」
【第二場面の共鳴相手】尊敬すべき人コゼットさん【illust/56118520】
「・・・行きづまった時に思い出すのはコゼットさんの、あの凛とした笑顔。
オレもああして胸を張って笑えるように頑張ろうって・・・勇気をもらえるから」
【第三場面の共鳴相手】心に懸かる人エンディさん【illust/56627626】(現在片思い中)
「もし、もう一度会えたなら・・・この花籠をキミに渡したい。
この体は偽物でも、花籠に詰めた想いは真実だから・・・。」
★素敵なご縁をいただきました★.........................................................
【第四場面の共鳴相手】クーさん【illust/57342098】
襲い掛かかってくる¨作りかけの作品¨を振り払い、ベルンハルトを助けてくれた少女。
「…助けてくれてありがとう。オレはベルン・・・、ベルンハルト。
キミ・・・えっと、クーも作業室に行くの?」
「オレは大丈夫・・・。ただ、この花籠を無事に届けたいんだ。
もしクーも作業室に行くなら、一緒について行ってもいいかな」
「楽しいこと・・・? たしかにたくさんあったよ。どれも宝物みたいな思い出・・・。
どうしてもっと大切に出来なかったんだろう…」
「クー、ありがとう。たくさんオレのことを聞いてくれて。嬉しかった。…お陰で胸がスッキリしたよ。
心配かけたけど、もう大丈夫」
「トランプ占いなら人間がやっていたのを見たことあるけど、手品は初めて見たよ。
もう一回やって見せて! 今度こそタネを当ててみせるから」
「そう。『会いたい』じゃなくて、『会う』んだね。…キミがそう言うなら会えるって気がするよ。」
目を輝かせ、未来を見ている少女。クーと出会えた幸運にベルンハルトは感謝した。
闇夜を遮二無二つき進んでいたベルンハルトを、陽のあたる場所へと導いてくれたのだから。
「もしクーに会えなかったら、オレはここで立ち止まっていただろうな。…本当に有難う。
キミと、キミの大切な人の幸せを願っているよ…」
キャプション編集中(最終更新日7/6)
詳細はこちらになります(現在編集中7/6)
【novel/6982134】
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2016-06-19 11:35:12 +0000