「桜よ。俺のこの歪な願いは、いつか誰かに届くのだろうか」
❄企画元様【illust/54032140】
❄蘭奢(らんじゃ)
天の民(天pt:60 地pt:25)
男性/25歳/166㎝
❄灯花狼の末裔と香蝶の民の間に生まれた青年。根は真面目で寂しがり屋。
しかし、両親が居なくなってからは、「家族や、家族が大事にしていたものを奪われないように」と、人当たりの良すぎる家族の中で、唯一他人に対して警戒心が強く、そっけない態度を取る。
その性格からか、大事なものを多くは作りたがらず、またそれらが自分の傍から離れると不安になってしまう。
香蝶の父が願った「大地に還る」死に方に何故だか親和性を持つが、結局は両親が共に在って幸せならばそれでいいという家族大好き人間。だが兄には厳しい。
❄スキル
香蝶の羽根・律【illust/55022909】:
蘭奢の羽根は、重みのある厳かで澄んだ香り。嗅いだ者の精神を研ぎ澄まし、注意力・集中力を高める効能を持つ。先代までとは異なりホイホイ渡すことはしない。
視覚共有【illust/55019355】:
夜鷹の民が明所での視力を補うための契約だが、相手の生命の在り方を歪めてしまう恐怖と、大事なものを増やしたくないため、父と同じく未契約のまま。
花灯し【illust/55397081】:
御神花から採取した灯を歌や舞と共に風に乗せて蒔くことで花を咲かせる。舞は駄目だが歌はそれなり。
❄家族たち
父:桜潤さん【illust/55921269】
「……いつだって抱き締めて囲って、繋がって。そこまでしないと、桜父さんは安心出来ないのだとしたら。 俺は間違いなく、父さんの息子だ」
父:菊花【illust/55561860】
「何もできない、何もしない、ただ愛し愛されるだけの菊父さん。 ……それでも、望みを棄ててもいいと思える位には、幸せだったんだろう?」
兄:桜琳さん【illust/56449824】
「うるさい。寄るな触るなくっつくな。桜花楼の主がそんな体たらくでどうする。それに俺は舞は苦手だ。 ……もういい年なんだからいい加減弟離れしてくれ」
(兄さんはとても桜父さんに似てる。……綺麗だけど何処までも深くて、危うい。 ーーその道を違えないよう、俺が気を張らねば)
「……兄さんが、それで幸せだっていうのなら。俺は、何も言わないさ」
❄婚姻を結んで頂きました
Feliqutusさん【illust/56449778】
「こんな夜更けに誰だ。 ……妹を、探している? すまない、俺は見ていないんだ。
用件はそれだけか? なら、帰って――、 ……礼、なんて、いらないから」
(誰かを探し求めて、易々と自分の身を削る――尽く、菊父さんに、重なって。俺の胸を、抉ってくる)
「同情なら結構。憐れんでもらわなくていい。 似たような境遇とは言え、俺は傷の舐め合いをする気はないんだ。
……いや、あなたと話すのが嫌、という訳ではなくて……、ああ、もう!」
「俺に、このランプを? そう、嬉しいよ。
この目じゃ、あなたの光は見えないはずなのに。 ……何故だろう、暖かくて、涙が止まらないんだ。
――ありがとう。あなたが居るから、俺はもう、寂しくない」
✾-------------------✾
❄既知関係について
性別・所属・種族等問わず、お気軽にお声かけ下さい。
お話を頂いてから3日以上返信が無い場合、メッセージ障害の可能性がありますので、お手数をお掛けしますがご一報頂ければと思います。
素敵な出会いがありますように。
(キャプション随時更新)
✾-------------------✾
2016-04-09 15:14:02 +0000