仁本物語弐【illust/52333018】
∟第四世代【illust/54359255】
こちらの企画に参加させていただきます
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*淡藤陽輪金烏姫(アワフジヒノワノキンウヒメ)
*女性/155cm/18歳/一人称:淡藤/二人称:御前さま
*種族:金烏玉兎,化け猫,紙舞,雪男,片輪車,猫又,雪女,福の神
*人里離れた金烏玉兎の屋敷に住まう妖怪の女性。
猫耳と兎耳をもち、地毛に金色が混じっている。楽しいことが大好きなアクティブな性格。
炎や氷を操り、紙や雪を舞わせることができる能力を身につけ金烏玉兎の宣伝などで大いに振舞っている。
主に人里に出没しており人の輪の中に入ることが好き。さまざまな人々との話や噂を聞いては何かのネタにならないかと人々の合間を跳ね歩いている。兄弟は舞台演出・役者として活動しているため稽古などを間近で見て育ってきた。
基本的に快活で何事にも興味が強く、前向きに物事を捉えて生活している。
そのため勝手に相手を決めつけてしまうことも多々あるのが欠点といえる。
薬の知識はあるが苦い味はいつまでたっても苦手。とはいえ嫌がる子には雪団子に突っ込んで食べさせるでな。
母:炎氷様【illust/53824822】
「かあさま、淡藤と一緒に一杯いかがでな?酒屋のおいちゃんからい〜い品をもらったのでな!これもまた薬でな!」
父:藍白陽舞金烏彦【illust/53837241】
「もっとあんみつみたいに甘〜い妙薬を作れば良いのでな!ちびさまに与えるには苦すぎでな〜」
兄: 炎白様【illust/54363736】
「ほの兄さまがいつか見せてくれた炎も氷も、紙吹雪のようにきれいに扱う様がとても格好良くてな?
淡藤の憧れで目標なのでな!淡藤も頑張ればできる子なのでな〜〜〜」
*金烏玉兎(キンウギョクト)
金色の烏と妙薬の知識を得た兎の妖怪を先祖に持つ種
金烏の血を強く受け継いだ者は人前に出る才能を持ち人知れずと世に紛れて生活している者が多いと言われる。
玉兎の血を強く受け継いだ者は妙薬の技術に長けているためほとんどが世に出ることなく妙薬を制作し続けて一生を終えることもしばしば。
この世ではあらゆる病や禍の類に効くとされる妙薬の作り手、などの噂にでてくる程度の認知度。かつては太陽と月の使者とされていた(らしい)先祖の威光を信じている者が多数。
*婚姻について 素敵なご縁をいただけました
移り映す心と陽炎 鏡狼護宮 緑季様【illust/54485722】
現れたのはつい先までの穏やかな笑みを愉悦に崩した妖の男、ソレと彼は同一の存在であるという。
ヒトを慕い、ヒトと共に生きてきた兎は同一と認識することができなかった。姿形だけでなく、在り方までもがまるで別人のようで。
だが同時に兎にはわかってしまう。演じることを誰よりも見てきた兎はわかってしまう。その存在に、その振る舞いに、
鏡狼護宮に偽り無く。緑季も季も同じく一つの存在である。 −–と。
「季は優しくて誰かを傷つけることなんて望まないやつでな、人を襲うなんてことをしたら絶対悲しむでな!
緑季とやら、淡藤がいる限りはそんなことさせないでな!」
「緑季は意地悪が過ぎるでな!淡藤たちと人は仲良くできるのに、なぜ緑季は季を馬鹿にする?淡藤にはわからないのでな…」
「ぐすっ、ふえぇ……あいたっ!?なぜ拳骨でな!?ま、まさか淡藤渾身の演技を見破ったのでな?
んん?なっ真を見る力があるなんてずるいでな!それでは”緑季と季を仲直りさせよう作戦”が見抜かれてしまうでな!……あ」
「むむむ、さっきの嘘泣きは季と仲直りしなきゃ淡藤がこのまま泣き続けるぞ!と続ける算段でな……
しかしバレてしまっては仕方ないのでな〜〜緑季はどうしたら意地悪をやめるんじゃ〜〜??」ごろごろ
「季が怒る気持ちもわかるでな、緑季は意地悪が過ぎるでな!最近ちょ〜〜〜〜っと丸くなった気もするけど…
季だって鬱憤を溜め込むのは身体に良くないでな。淡藤くらいには吐き出したって構わないでな?
たくさんお話して季も緑季もうまくやれる方法を探していくでな、ふふん、金烏玉兎の淡藤に任せるでな!」
「金の烏は隣を照らす太陽の御使いと言われていてな、そんなのただの伝え話だが確かに金烏の子は皆屋敷と隣を照らし道を繋げることに長けていたのでな。
今では玉兎の薬が人の役に立つようにと屋敷と人を繋いでいる、淡藤はそのことを誇りに思っているでな、だからこそ人は大切で淡藤は金烏玉兎を誇りだと思うでな」
「金烏の淡藤は緑季と季も繋いでみせるでな!ほら、淡藤と仲良く両の手繋ぎましょ!こうしていたら意地悪に手出しできぬでな?
ふふふん、お膝があったかい季も尾のもっふもふな緑季も大好きでな〜〜御前さま!淡藤と共にいる気はないか?」
金烏の性は照らし繋げて続く事を願った。
生来の性で憎む事を得意としない淡藤は彼に理解する事を欲した。
新たに生まれた情が、自身が理解できる事を望んだ。
それから淡藤は彼である彼らと共に居続けている。屋敷にはいつからか、微かに香る小さな鏡が飾られていたそうで。
「ん?淡藤が攫われたとな?あはは、みなみな少し心配性が過ぎるでな!
なんてことはない、緑季と一緒に御山におっただけなのでな〜」
*香る映しの四兄妹
薄萌葱鏡陽玉兎彦【illust/55167434】
鏡狼護宮 緑藤様【illust/55164207】
2015-12-31 15:00:29 +0000