〜以降の会話〜(読まなくていいです)
シュローラン「ベルゼンバーグ教室の素材保管庫の開放、とてもありがたいよ。器の作成には鉱物分野がおそらく素材の主軸になるだろうからね。それでコニーさん、ベル先生の倉庫にある素材のうち、植物系統の素材のリスト、見せてもらえるかな?」
コニー「分かりました、これです」
シュローラン「ありがとう、じゃあ、君にはこっちを」
コニー「例のリストですね」
シュローラン「これまでは、『入れ替わり』や『憑依』、それらを正常に戻す際に使う、魂の安定用の服用型魔法薬や術式筆記用のインク…それらの素材になる魔法植物について調べていたんだ。原因の解析が終わった後、対処に備えられるようにとね。ただ今回扱うのは人体じゃないから……調べたもののうち、今回使えそうな……人体対象でない方法に使用できる素材に絞っておいた。どれだけの量が用意できるかについてもね」
コニー「これは……削ったにしてもなかなかの量ですね、ありがたい」
シュローラン「ここに加えて、ゴーレムや人形の素材になりそうな素材も確保しよう。関節用の人工繊維や表皮となる人工皮膚にも植物素材が使われるけど、ひとまずそっちは中枢部の構築が終わってからになるね。
とにかく人員、知識、素材は後から集められるけど、時間ばかりは限られているから、効率化する必要がある。
ただ、専門家の扱いが必要な繊細な素材や危険な素材もあるから、全て任せる訳にもいかない。運搬中に爆発したら不味いし、要求されてから専用の容器や器具を用意する時間もないから…」
コニー「事前に密閉遮光容器や衝撃吸収容器、リテリウム【illust/102331327】等を他のゼミから借りてくる必要がある。これは鉱物や薬品にも当てはまるのでそれぞれにあったものを用意する。そして研究棟への運搬を我々で行う……こうですか?」
シュローラン「その通りさ、流石だね。リスト編集は後で行うとして、容器類の借用を申請してくるから、君はそのリストに目を通しておいてほしい」
コニー「わかりました」
シュローラン「じゃあモミジさん、また後でね」
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モミジ「な、なんというか……ロゼリタちゃんのお父さん、すごい早口だったね……お父さん」
ヨモギ(小さく頷く)
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問題ありましたらパラレルスルーお願いします!時系列的にはコニーさんからの各教授に向けた要請で来た形です。こちら【illust/102681608】で「相談してくださいね」と言った以上来ないわけにはいかなかった…!
ヨモギさん(そしてモミジさんにも)には、「自分が救われたことを気に病まないでね」と言っています。倫理にやや反したやり方で救われたことや、同じ事件に関わった人が親子を除いて皆死んでいること、同じように一度死んだ、死にかけた人たちがヨモギさんと比べて不安定な状態にあることなどを、お二人が自分達と比較してしまうかもしれないとシュローランは危惧しています。
モミジさんとロゼリタについては拙作(ロゼリタのキャラシ)から。
ロゼリタはチャイと二人きりで図書館に行っていたし、シュローランの事を「パパ」としか呼ばないし「先生である」ことしかよく分かってないので、モミジさんの方は情報をあんまり得られてないんじゃないかと。シュローランこの作品では名乗ってないのでお父さんから名前を聞いててもわからなかったと思います。
ヨモギさんは多分シュローランの娘の名前がロゼリタなことを知っていたら自然と察してたと思いますが、シュローラン側からは余計な圧になるかと思ってしつこくは言ってません。
手紙には「モミジおねえちゃん またほんよんでね」と書いてあります。
◾️参加させて頂きます!
冒涜的救魂【illust/103207489】
◾️お借りしました!
モミジさんとヨモギさん【illust/102125923】(3章の姿)
コニーさん【illust/102764800】
ゴルグンデ先生【illust/102222933】
ラブルラ先生【illust/102037635】(ほんきのすがた)
シャーイル君【illust/102205146】
ステラ先生【illust/102289276】
ハラフ先生【illust/101970094】
回想に出させていただいた人たち
・ムルジムさん【illust/101993251】
アラディア院やもめ男組…!
・パーケさん(生前)【illust/102599006】
インケルタさん【illust/102141061】
アラディア院の叡智では救えなかった女の子とそのお父さん。パーケさんは娘と年が近く、インケルタさんも同じ同窓生かつ年も近く、同じ教員だったとのことで、シュローランも思うところが沢山あったと思います。(3年前、シャムロック一家が遭った事故とパーケさんの死、どっちが先でどっちが後だったのかは自分の方では考えていません)
・アダルさん【illust/101966390】
すでに世間では治し方が分かっていたのに救えなかった弟さんの死について、そのことを粛々と受け入れ次に活かそうとし、届かなかった知識にさえ敬意を示して見せた彼の姿に、シュローランなりに敬意があったようです。同時に、自分と娘はただ運が良かったのだとも実感しました。
ロゼリタの手紙周り
カンヅメさん【illust/102186720】
56cm(ロゼリタ)と52cm(カンヅメさん)で並べたかったのと「カンヅメちゃん」と呼びたかったと供述しており……こんなことできない!ってなったらカンヅメさんじゃない何か不思議な力で届いたのかもしれないです……
ポルカさんとホタ君とダガー先生【illust/101981562】
(手紙送るならモミジおねえちゃんやポルカちゃんにも!というロゼリタの勢い。とはいえこんな怪しいもの捨てられてしまうのでは……?)→捨てられなさそう!よかった!
◾️自キャラ
娘の話で少し顔が緩んだ シュローラン【illust/101976990】
「おてがみちゃんととどくといいなあ…」ロゼリタ【illust/102536115】
2022-12-04 11:32:47 +0000