【ポラリス】コメット【第5期】

佐々岡
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✶ポラリスの英雄歌【illust/80979654
 五期もお邪魔いたします。

✶名前:コメット=メデュー(カエレスティス)
         ┗母がカエレスティス姓を伝えていない為本人はそれを知らない。
✶種族:灯海月(ともしびくらげ)
✶15歳/女/149cm(2.5m)
✶所属国:白雨国
✶総ポイント:500pt
✶運命数:4

✶父:エオストルさん(白雨国/故人)【illust/85996723
  「お父様とは過ごした時間が短いから、思い出は少ないの。でも私に生きる道をくれた人よ。尊敬してる、お父様に恥じない人生を送らなきゃね」
✶母:プレオネ(白雨国)【illust/86031256】(総ポイント:250pt)
  「お父様がいなくなってからのお母様は…いつもどこか寂しそうなの。どうにかしてあげたいけれど、私じゃお父様の代わりにはなれないから。私は私にできる事をするわ」
✶兄:インボルクさん(白雨国)【illust/86893971
  「お兄様は過保護すぎ!確かに見た目は頼りない小娘かもしれないけど、私にはミネットがいるもの。そんじょそこらの魔物や変人に負けやしないわ」

✶2/25 素敵なご縁をいただけました!
    緋獣国/シュームさん【illust/87304177

 「ねえ!ここ診療所なんでしょ!怪我人が大勢いるの、私ひとりじゃ手が回らない!ねえってば!」
 出せる限りの大声で閉ざされた建物に向かって叫ぶ。旅馬車が魔物に襲われたのだ。怪我の程度を見れば大したことはないが、何せ怪我人の数が多い。
 再度大声を出そうとした瞬間、目の前の扉からどこか飄々とした声が聴こえた。こっちは急いでほしいのだけれど!?
 工房、から顔を出した彼は何だか良く分からないことを呟きながら私に不躾な視線を巡らせて、それからやっと医者を連れてきてくれると言った。こんな子供が医者の真似事なんて、とか、また思われているのかしら。別に慣れているからどう思われたっていい。どうせ彼もすぐ「忘れる」のだから。

 結果的に言えば彼は「忘れて」いた。いたけれど、アーカイブ…?とかいうのに私の情報が残っていたとかで、突然呼び止められたのだ。私の体質に興味が湧いたみたいで、色々と尋ねられた。答えたら更に色々捲し立てられて、私が人から忘れられないようにするには素体がどうのビーコンがどうの、正直全然よく分からなかったし会ったばかりの人間に向ける熱量じゃないなとは思ったけれど…忘れられたのに思い出してもらえたのは初めてで、それだけはちょっと嬉しかった。

 彼─シュームと言った─は、色んなところが欠けた人だと思った。
 発言には遠慮がないし、デリカシーもないし、彼の言う「不便」さへの探求心には目を見張るものがあるけれど、自分の抱える「不便さ」にはまるで頓着していないみたい。使い魔の子に名前がないのも、「痛み」が欠けているのもそう。よく見るとあちこち傷だらけ痣だらけ。それを指摘したら今気づいた、って感じで目を丸くしてて、本当に変なひと。ここまで放っておけない人、初めて見たわ。スピッツ(使い魔のハリネズミ。勝手に名前を付けちゃった)の方が世渡り上手なんじゃない?

 …まあ、悪いところばかりじゃないけどね。手当のしがいもあるし、私のこと子ども扱いしないのも好き。欠けたところは私が埋めてあげればいいのよ。

 

【灯海月/illust/82972468
 主に汀近くの海に生息する種族だが陸地でも呼吸が可能。毛先にいくつもの光が灯っており、船旅をする者にとっての目印にもなったことから別名「灯台海月」とも呼ばれる。その他頭部と腰付近から生えるひらひらとした口腕が特徴。白色の個体が多い。

 種族の特色として「生物の記憶に残り辛い」。彼女と出会い会話を交わしたとしても次の瞬間にはその事実さえ忘れてしまう者もいる。
 
 歳を重ねるごとにその存在が希薄になっていき、40歳までに誰かに強い想いを寄せられなかった場合、寿命を待たずして海に融けその生涯を終える。
 他人が寄せる強い想いのみが彼女を現世に留める唯一の方法なのだが、その特色の為繁殖が難しく種族数はさほど多くはない。
 幸い寿命自体は血が混ざったことで100歳程までに延びた。
 

✶夜呼
  ┗夜を生きる種族。血が混ざった事により陽の光を直視しただけで消滅する事は無くなったが、やはり夜の方が魔力の冴えが良いらしい。
✶名もなき種族
  ┗身体の一部に星を宿す。コメットの星は闇妖精のミネットへと移った。
✶黒竜族
  ┗高い治癒力と攻撃力を受け継ぐ。
✶谷の魔女【illust/84245683
  ┗魔女としての資質、闇妖精を受け継ぐ。
✶ピラズィ
  ┗毒への耐性、吸血による治療補助。

✶スキル

【ヴリコラ・メディカ】
 対象の血を摂取する事により症状を診断する。外傷であれば自らの血を分け与え、体内の病であれば独自の言語を繰り病原を縛り付け壊死・破壊する事が出来る。
 対象の魔力への抵抗力が強い程効きづらくなってしまう。

【星闇の夢】
 己の周囲一帯を夜へと反転させる。現実の暗雲が空を覆う夜とは違い、雲一つない星々とオーロラが輝くひとときの夢のような空間。
 治癒力を底上げする他、その者が得意とする事柄を短時間ではあるが更に増強する効果を持つ。
 ヴリコラ・メディカにて治療した者を連れ込む一時的な病室のような場所でもある。

【トランスパレンシア】
 身の内を巡る魔力の扱いに長け、意図的に全身、またはその一部を透明にする事で
 遮蔽物にとらわれない失せ物の捜索や怪我人の救出、隠密、諜報が可能。自分は勿論他者も透過させる事が出来る。
 また口腕に含まれる神経毒で対象を少しの間麻痺させられる。麻酔代わりにも。

【婚姻につきまして】
 種族や国籍は問わず、相性重視で結ばせていただきたいと考えております。
 当方少々多忙な為外部交流はせず、メッセージのみの交流でも構わない方だと嬉しいです。(関係性など提示していただけますと嬉しく思います)
 有難くもメッセージをいただけた場合、即日~遅くとも三日以内に返信させていただきます。
 アフターへの参加は前向きに考えておりますが、今は未定とさせてください。ご相談などは歓迎です。

 素敵なご縁があれば嬉しいです。

 ✶主催様、最終期まで大変お世話になりました。そしてご縁を結んでくださった、

  馨さん/にーよ様
  ルルルさん/まぐ様
  アルファルドさん/ヤマト様
  エオストルさん/escarlate様
  シュームさん/えの字様

  至らない点も多々ありましたが、本当にありがとうございました! 

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2021-02-20 13:13:10 +0000