2/3
3/3
佐々岡ポラリスの英雄歌【illust/80979654】参加させていただきます。
❀名前：フィユ=メデュー
❀種族：灯海月(ともしびくらげ)
❀21歳／女／149cm
❀所属国：菫華国
❀総ポイント：20pt
❀運命数：8
【灯海月】
主に汀近くの海に生息する種族だが陸地でも呼吸が可能。毛先にいくつもの光が灯っており、船旅をする者にとっての目印にもなったことから別名「灯台海月」とも呼ばれる。その他頭部と腰付近から生えるひらひらとした口腕が特徴。白色の個体が多い。
種族の特色として「生物の記憶に残り辛い」。彼女と出会い会話を交わしたとしても次の瞬間にはその事実さえ忘れてしまう者もいる。
寿命は60～80歳ほどだが歳を重ねるごとにその存在が希薄になっていき、40歳までに誰かに強い想いを寄せられなかった場合、寿命を待たずして海に融けその生涯を終える。
他人が寄せる強い想いのみが彼女を現世に留める唯一の方法なのだが、その特色の為繁殖が難しく種族数はさほど多くはない。
以前フィユが好感を持った人物が翌日彼女を全く覚えていなかった事にショックを受け、仲を深める事に対し慎重になっている。
【スキル：トランスパレンシア】
身の内を巡る魔力の扱いに長け、意図的に全身、またはその一部を透明にする事で
遮蔽物にとらわれない失せ物の捜索や怪我人の救出、隠密、諜報も可能。
また口腕に含まれる神経毒で対象を少しの間麻痺させられる。
❀婚姻関係を結ばせていただきました❀(7/15)
菫華国／馨さん【illust/82743965】
たったひとり、わたしの灯を覚えてくれていたひと。
共に夜を生きてくれるひと。
──わたしは世界にひとりだった。
わたし自身は照らせても、わたしの周りは照らせない。小さな灯のせいでより一層深さを増す暗闇が、小さい頃からずっと怖かった。
だから賑やかで明るい場所がすき。誰もわたしを気に留めることはないけれど、そのあたたかさがわたしの拠り所だった。
ある時海を漂っていると、不意に後ろから声をかけられた。わたしの灯りに見覚えがあるって。そんなことを言われたのは初めてだった。
夜に融けそうな深い色の毛並みをもった、わたしなんか一口で食べられてしまいそうなおおきな獣。
──それが、馨とわたしの出逢いだった。
「…わあ、大きなワンちゃん。こんばんは……え？狐？」
誰かと過ごす夜は──さみしくない夜は久しぶりだった。馨はわたしの何倍も永く生きていて、沢山のことを教えてくれた。ものを知らないわたしにも分かりやすいように。別れ際にとっても楽しかったと伝えると、また遊びに来いと言ってくれた。─あの時のわたしの顔、おかしくなかったかな。気を悪くしていないといいのだけれど。
二度目に会った時、馨はやっぱりわたしのことを忘れていた。けれど声をかけてくれたのはまた馨の方からで、次もその次も、彼はわたしの灯りを見つけては会いに来てくれた。
やがて馨がわたしの名前を忘れなくなった頃、夜は少しもさみしくなくなっていた。
「馨ってなんでも知っているのね。もっといろんな話を聞かせてくれたら嬉しい…今度は眠らないように気を付けるから」
「ひとりで行くお祭りも好きだったけど…誰かと一緒だとこんなにも楽しいだなんて知らなかった。
見た景色も、感じた音も匂いも…あなたは覚えていてくれる。それがすごく幸せなの」
「わたしはこういう体だから、海にひとりぼっちでいると周りが余計に暗く見えてこわかった。
けれど夜の闇を恐れなくていいと、あなたが教えてくれたから。わたしも馨のそばにいたい。一緒に夜を生きてほしい」
「馨。わたしね、わたしでよかった。馨に見つけてもらえたから、わたしはわたしでいられるの」
❀こどもたち❀
炯くん【illust/83709090】
幌 【illust/83711958】
「炯も幌も、わたしのせいでさみしい思いをさせてごめんね。いつかはあなたたちも、誰かを灯す光になれる。…馨もわたしも、あなたたちのことが大好きよ。その想いだけはずっと消えないから、忘れないで」【婚姻につきまして】
種族や国籍は問わず、相性重視で結ばせていただきたいと考えております。
運命数は出来れば違う方がいいな…程度ですのであまり気にしないでいただければと思います。
当方少々多忙な為外部交流はせず、メッセージと来期のCS投稿での交流とさせていただければ幸いです。
有難くもメッセージをいただけた場合、即日～遅くとも二日以内に返信させていただきます。
素敵なご縁があれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します！
2020-07-14 10:38:35 +0000