【ポラリス】カハド【第5期】

白犬
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ポラリスの英雄歌【illust/80979654

「ちょっと待った 今は俺が喋ってんの」


名前:カハド・シンテンオウ 
19歳/男/179cm
所属国:緋獣国 総ポイント:500pt 運命数:1

一人称:俺 二人称:あんた

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父:バハラットさん【illust/85698335】(父さん)
「今父さんと走ったらどっちが早いかな?父さんは何分水中で息止めてられる?
聞きたいことが山ほどあるのにな。そういや父さんがいつも座ってた椅子、今どうなってるか知ってる?
福福がずっと座ってやんの。まだ父さんの帰りを待って椅子を守ってるのかもな。
まぁなんやかんやあるけど俺達のことは心配しなくても大丈夫。俺、背筋をしゃんとしてるからさ」
母:依【illust/85709364】(母さん)250pt
「ほらこれ見てよ、魚。どう?結構大きいだろ?…釣れなかったから潜って獲ってきたんだけど。
…あれ?まーたどっかで隙間風吹いてないか?こないだ塞いだばっかなのに何でだ?動物にでもやられたか?
よし、それじゃちょっと見てくるよ。隙間風の正体をとっとと突き止めないと、な」
妹:マリさん【illust/86893686】(マリ)
「おっいたいた、あっちの罠にデカめの獲物がかかってたぞ そいつのこと頼める?
…俺?俺はまあ…なんだ、水面とにらめっこするのに忙しいからな ほら、こういうのはマリの十八番だろ?
ま、そういうわけで任せたぞ!よろしく!」
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2/1:とても素敵なご縁をいただきました~!
翠才国:スキエデッセンティア(ズールゥラン)さん→アミラさん【illust/86915621】(呼び方:ルゥ→アミラ)

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ある日、一人の男から人探しの依頼を受けた。
なんとかいう売人に捕まった妹の行方を捜してくれとのことだった。
連れ戻せば報酬は倍。
こういった部類は俺の得意分野だ。引き受けないわけがなかった。

情報と痕跡をもとに形跡を追い、監視の目をかいくぐりながら密かにその女とやらに近づいた。
聞いていた通り檻の中に居る少女はとても小さい体をしていた。

「しっ。あんたの兄貴が連れ戻せってさ。今出してやるからな静かにしてろよ」
「…この檻…思ったより頑丈だな。しゃーねぇ、檻ごと持ってくか。お喋りは後でゆっくりな」

途中見張りにバレて追っかけられたりもしたが、余裕で撒いてやったぜ。
俺は素直で正直者だから認めるが、実際は一瞬ヒヤッとした瞬間もあった。
ま、少々予定が狂ったが鍵を壊しようやく外へ出してやることができた。

「…っと、ここまで来ればさすがに安心だな。お待たせ、怪我はないか?ほら水だ、飲んで」
「文字を食うのか?文字を?それって美味いの?…ふーん…じゃこの水もいらないわけ?
文字かぁ…何かあったかな。…これ、これは?これとか食えるか?美味いかどうかはわかんねぇけど」
「あのさ…その呼び方…まぁいいやなんでもない。好きに呼んでくれ。俺も好きに呼ぶし」
「いろいろ大変だったみたいだけど、これであんたは自由だ。もう捕まんなよ。まぁ、もし捕まったらいつでも俺に一報を」

ここで俺は無事に依頼を終えた。
不思議な妖精との短い旅は名残惜しいがこれでおしまい。そう思ったのも束の間。

「護衛?それは勿論構わないけど。金は…別にいいよ、賑やかな仲間が一人増えるだけだし」

そう言って俺は来福、吉日、燦海幸をぐるりと見た。
モノ言わぬ3匹とお喋りな妖精、そんで俺。もともと賑やかだとは思っていたが、俺の日常はさらに賑やかなものとなった。
ルゥはすっげぇ物知りで、俺に様々なことを教えてくれた。
なんでそんなこと知ってんの?と聞くと毎回、そんなどうでもいい問いにご丁寧に長々と答えてくれる。
そういうとこ、俺は好きだけど。
その声は心地よく、いつまででも聞いていたいって思う。
そればかりじゃなく、俺の心の底のどこかでただよう不安や恐れを引っこ抜いてくれるようだった。
この世に天使がいるなら、それはきっとルゥだ。間違いない。

「ルゥは俺が幸せを運んでるだなんて言うけどさ、ルゥだって俺に幸せを運んできたんだ。
ルゥに出会えて幸せだし、これからもっと幸せになれそうな気がするしな」

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「名前?…名前か、そうだな…」
「アミラってのはどうだ?あんたにピッタリのいい名だろ?気に入ってもらえると嬉しいんだけど」

「こうして、王子様とお姫様は結ばれました、めでたしめでたしってわけだ?」
「これからも傍で護るよ。アミラにずっと幸福を運べるように」


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来福(ライフク)
カハドのぬいぐるみ。勝気で陽気な性格。
言葉を発することは出来ないが、様々な行動でコミュニケーションをとる。
もともとは吉日の良き友人になるようにと作ったもので、制作にものすごく日数がかかってしまったせいかカハドが作ったぬいぐるみはこの一体のみ。
キツネに似ているがキツネではない。
尾に括り付けた燦海幸でときどき釣りをしている。

吉日(キチジツ)
鏡の獣。鏡を通じて顕現する黒き守護獣。
厳格で慎重な性格。危険を察知し加護を与え、カハドを危険から遠ざける。
カハドと来福を弟のように想い見守っている。
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種族
月鈴の猫【illust/82673252
暗殺者の一族【illust/82804689
亜人種【82673055】焔尾彪族【82778985】掌福猫【83326502】
食活細胞/魔女の末裔/豊海沖太夫/獣宿し/黒星から落ちる宝石の民/毒食みの嘘狐/ディアンジュ/迷霧の獣

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◇スキル
鏡福の呼:炎を纏っている間、晴れ渡る霧が如く自身の気配を消散させることができる。
また、その炎に照らされて浮かび上がった影を通じて対象の動きをほんの一瞬封じる力がある。
幸鈴の応:手を握ることでほんの少しの不幸を幸福に変換し、加護として与えることが出来る。紋様のある左手のみが有効。

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不備・間違い・その他問題がございましたらご一報くださいますと助かります。
どうぞよろしくお願いします。

※キャプション随時更新

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2021-01-09 12:10:24 +0000