ポラリスの英雄歌【illust/80979654】
「お前のことは信用してないが、俺のことは信用していいぞ」
名前:シア・バンクシア
24歳/男/176cm/種族:月鈴の猫
所属国:緋獣国 総ポイント:20pt 運命数:2
一人称:俺 二人称:お前
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7/5:とても素敵なご縁をいただきました~!
緋獣国:リオネさん【illust/82673055】(呼び方:リオ)
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森の生物が狂暴化していると聞き偵察をしていたら、獣の群れの前に突然女の子供が飛び出してきた。
迷い込んだのか何なのか、とにかく咄嗟にその少女をとっ捕まえた。
少女はリオネというらしい。
「こんな怪我寝れば治るから俺は平気だ。
わかったわかった。わかったって。礼がしたいなら何か面白い話聞かせてくれよ?」
どうやら骨が数本折れていたらしい。どうりで痛いはずだ。俺一人ならこんなヘマするわけないのに。
情けないがしばらく少女の暮らす孤児院で世話になることになった。
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「まったく…飯はうまいが毎日騒がしいしチビどもが纏わりついてくるし全然落ち着かねえ
…これは適当に隙を見て逃げるが吉だな」
そう思っていたのに
「ここに居るとあっという間に時が過ぎちまうな。…お前らそろそろ晩飯の時間だぞ。リオを手伝ってこい」
「血の繋がりもないのに家族…か。さぁ…俺にはわからないな。そんじゃリオが教えてくれよ」
「俺は寝っ転がってぼーーーっとしてる時間が好きなんだ。ほら、リオもここに転がってみろ
それでぼーーーっと……おいおいチビどもは呼んでねえぞ?散れ!解散!」
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リオネは俺にはないものばかりを持っていた。
純粋さや他者との深い絆。
責任感が強くて、感情的で、考える前に行動する。まるで俺とは正反対だ。
いつもまっすぐで、素直で………本当に俺とは…正反対だ。
「俺は屋根の上に行くがリオも一緒に来い。何でって…そこなら二人きりになれるだろ。ほら早く、こっちだ。足滑らせんなよ」
「リオってほんと分かりやすいよな。……褒め言葉だぞ?」
「誰にも飼い馴らされないのが俺のウリだったのにな。…誰のせいかわかってんのか?
………そうか。わからないか。だろうな。ま、そう言うと思ったぜ」
リオは本当に騒々しいやつだ。
なのに
とても居心地がいい。
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「…眠っていたのか…?この俺が…?」
ハッとして飛び起き隣に目をやると、そこには嬉しそうににこにこするリオネが居た。
俺は手持ちの鈴をひとつ手に取り、紐で輪をつくりそれをリオネの首にかけた。
何かを言いかけたリオネを静かに抱き寄せこう言った。
「これからもずっと俺の隣に居ろよ」
俺に、一番のお気に入りの場所が出来た。
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種族:月鈴の猫
この世に生まれたときに親から守りの鈴をもらい受け、それを生涯常に身に着けて暮らす。
日常生活や戦闘、全ての動作において鈴の音が鳴らないようになれば一人前と認められる。
視力と聴覚に長けており、夜目がきく。その多くは身軽で俊敏であり、隠密活動を得意とする種族。
古来は臆病な気質の者がほとんどで、森の奥深くで密やかに生活していた。
今でも目立つことを好まぬ者が多い。
守りの鈴は、満月の夜に月の光を一晩浴びせた鈴に子を想う親の祈りを籠めるというもの。
祈りを纏っているということ以外は至って普通の鈴。
鈴を複数身に着けている者が多いが、守りの鈴は一人ひとつだけ。
基本的に幼児や未熟者を覗き、自らの動作で音が鳴ることはないが
激しい動揺や油断、木や壁や物にぶつかる、他者が触れる等すると普通に音が鳴る。
外見の特徴:ネコ科の耳、守りの鈴を1つ身に着けている
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スキル/
風鈴の呼:一定時間、晴れ渡る霧が如く自身の気配を消散させることができる。時間は個人の力量による。
土鈴の応:一定範囲に居る生物の姿・気配を余すことなく捕らえることができる。範囲は個人の力量による。
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婚姻関係に関してましては相性重視で良いご縁を結べたらと思っています。
条件は特にございません。
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※キャプション随時更新
2020-06-30 15:06:38 +0000