11/10 メッセージ返信いたしました。
【最終更新*11/10 婚姻関係台詞の追加】
ポラリスの英雄歌【illust/80979654】
素敵な企画に引き続き参加失礼致します。
■フォスキーア・R・センツィミス
年齢:23 所属国:翠才国
性別:男性 運命数:1
身長:181cm ポイント:50pt
調香師として活動している男性。
各国を渡り歩き誰かの為になればと、地位や名誉など関係なく誰にでも商売をする。
自身の力が必要な人を見つけては話しかける。
どんな香りも再現する腕から商売は掛値良好。
明るく朗らか、女性に甘い言葉をかけがちで軽薄な印象に見られる。すべて本心からの言葉。
実際は自分に自信がないタイプで、誰かに奉仕していないと落ち着かない。
独占欲が強く一途。霧を褒められると非常に照れる。
母と同様に、悪夢を見る人の夢に入り話し相手になったり心を安らげることもしている。
夢の中でも霧の性質は有効で、その人が見たい夢に誘うことができる。
父:フォルテ・センツィミスさん【illust/83793496】50pt
「父さんは母さんの香りには離れていても気付くんだよね。愛の成せる技…ということなのかな。」
「言葉にせずとも伝わる感情があると、父さんから教わりました。だって、表情も瞳も言葉以上に伝えてきますから。」
母:ブルイヤール・レーヴェンアスール【illust/84440440】20pt
「とても綺麗で強くて少し意地悪な人。僕はもう、貴女の心配のいらない程大きくなりましたよ。」
「知ってますか?母さんが世界に溶けて消えてしまっても、父さんは変わらず母さんの夢を見て共に在るんです。…僕も誰かにとってのそうでありたい。」
姉:ヤサミーナ・R・センツィミスさん【illust/85355903】
「姉さんは人の話ばかり聞いてるんだから、たまには姉さんが話してもいいと思うんだ。ほら、僕だって大切な家族の話色々聞きたいよ。」
「姉さんはすごいなあ…… ううん、何でもないよ。姉さんならきっと夢を叶える事ができるさ。僕もいるし、ね?」
妹:ネブリーナ・R・センツィミスさん【illust/85484618】
「君は僕よりしっかり者だけど、兄としてはとても心配だよ。いててっ子供扱いではないのだけど…」
「ほら、お土産。ネビーが好きそうな茶葉を見つけたんだ。香りが少し強いかもしれないけど、ネビーなら美味しく入れてくれるだろう?」
■種族:フルムネ―ヴ
翠才国に生息する霧の精霊種。霧のように実態を保たない身体と炎のような尻尾が特徴。
目に見えぬ感情や夢を糧とし、その為に人に寄り添う種族。
夢を持つ人間、感情の豊かな人間を好む。その夢や感情が潰えぬように手助けや応援もしている。
自身も対象の夢や幻の中に入れるので、夢でも現でも共にある。
実体を保たない為触れる事ができないが、生涯の伴侶となる者のみには触れられるという風習がある。
実際には匙加減で触れるか触れまいか決めている。
纏う霧はフルムネ―ヴ自身であり、香りを褒められると喜ぶ。
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♦素敵なご縁をいただきました。
緋獣国 ヴェルティコルディアさん【illust/85095824】
似ているようで 似ていない
僕にとっての太陽で夢でお姫様に
ーーー 恋をしてしまった。
*
「お初にお目にかかります、美しく芽吹いた新緑の御髪を持つお嬢さん。フォスキーア・レーヴェンアスール・センツィミスと申します」
「どのような香水をお求めでしょうか。貴女自身へ?想い人へ?それとも、麗しい貴女へ僕が贈りましょうか」
なんてことは無い、いつも通りの接客にいつも通りの依頼。
何が違ったのか…と聞かれたら、似ている、と思ったからかもしれない。彼女の抱く夢とその夢を照らす心に。
最初は少しでも応援できたら
貴女の夢だけは叶って欲しい
真っ直ぐ進むことのできない自分自身を隠して密かに委ねるよう、ただそれだけだったのに
貴女が眩しすぎて、目が眩んでしまった。
「ふふっ 貴女のお話は聞いているだけでとても楽しいですよ。僕とは全く違った目線や感情で伝わる熱に胸が踊ります」
「とんでもない!僕の話す事など何一つ面白みもないですよ……そうですね、つまらないかもしれませんが、今日貴女へ捧げるこの香料をどのように見つけたか、些細な思い出話でも。」
僕自身の夢も彼女への憧れも何もかも全て零して
なんてことはない、筈だったのに
どうしてでしょうか?
ーーーなんて、貴女に聞いても詮無き事なのですが。
纏う香りは彼女を磨きあげる
香りを纏う彼女は恋の溜息ばかり
馨しいヴェルティコルディア嬢
貴女の言葉も瞳も感情も、僕は抑えられないほど欲しているから。
だから、貴女への想いは隠しておこうと思っていたのに
貴女にはもっと素敵な殿方が待っているというのに
神の悪戯でしょうか?
貴女が僕に"愛"を捧げるなんて。
*
僕の暗い心も全て貴女には敵わない、ヴェルティコルディア
貴女の全てが僕を救ってくれるんです。
初めて触れた手の温もり、貴女本来の香りを引き立たせる香水の芳醇な味わい、綻ぶ艶やかな唇、愛の篭もる瞳、金糸雀のように美しく囁く声に乗せる感情に、全てが夢ではない事が不思議だ。
「確かに、触れ合うのはこれが初めてですね……本当は貴女に触れてみたかったんです、ずっと、また一つ夢が叶いました。」
「誓いましょう。僕は貴女を永遠に愛すると。だから、永遠に離してあげられません、ご容赦を……」
彼女の笑顔に、つい涙が出そうになった事は
格好悪くて秘密なんです。
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2020-10-29 05:58:34 +0000