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あとりポラリスの英雄歌【illust/80979654】
⇒第2期【illust/83553834】
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名前：クレハ 種族：エイレーファの民
年齢：16歳 性別：女性 身長：150cm（角は含めない）
所属国：白雨国 総ポイント：50pt 運命数：[6]
◆家族（敬称略）
先代キャラクター（母）：トバリ（竜血の少女）【illust/83254425】 総ポイント：20pt
先代婚姻相手（父）：セイバ【illust/83035974】
兄：サイカ【illust/84207277】
「お父さんとお母さんと…そう、家族がいたことは覚えているの。ぼんやりとしているのだけれどね、森に囲まれたおうちがあって、お母さんはたまにどこかに行っちゃうの。だから、それを追いかけたのね。そしたら、帰り方が分からなくなってしまったの。歩いていれば、おうちが見つかると思ったの。早く会いたいなあ」
エイレーファの契約者の父と竜血の母の間に生まれた少女。
母の血を強く引いているが、エイレーファの血と竜の血の相性が良かったのか、
竜の侵食による苦しみは特にない様子。
しかし、母を苦しめた竜の意識は呪いへと変化し、娘へと乗り移った。
呪いはさらに成長する為、少女のその時に一番考えている記憶を喰らい始めた。
クレハは最初に帰る場所を、帰り道を忘れた。
次に家族が思い出せなくなった。
『忘れている』ということは覚えている為、家族がいること、帰る場所があったことは覚えている。
帰る場所が分からなくなったクレハは、ふらふらと各国を歩き回り、
出会った人に自分のことを尋ねている。
◆スキル【竜の血】
母同様身体に流れる竜の血とその侵食により、驚異的な身体能力を得ている。
また、エイレーファの民の血と混ざることにより、母のように苦しむことはない。
しかし、日に日に竜の血の侵食は進行し、呪いもクレハの記憶を喰らいながら成長している。
◆素敵なご縁を頂けました…！
クレハさん【illust/83958267】
森をふらふらと歩いていた。ここはどこだろう。
そんなときに出会った、私と同じ名前の人。
「あなたも『クレハ』なのね。私もクレハなのよ。」
「私ね、忘れてしまうの。覚えていたいけれど、そう思えば思うほど…、えぇと、何の話をしていたのかしら…」
何度も『初めまして』を繰り返した。そのたびに、彼は笑って自己紹介をしてくれた。
それも、全て忘れてしまったのだけれど。
「あなたのお話、とても面白いわ。これは…燻し水草だったかしら？うぅん…そのまま食べるもの？違う？」
「家族を探すの、手伝ってくれるの？嬉しいわ。私、今までずっと一人だったのよ。一人だと、綺麗な空とか可愛いお花を見つけても、誰にもお話できないでしょう？」
「夢…、私覚えていたことないの。夢をね、見たような気がすることは覚えているのだけれど、何を見ていたのか起きたらすぐに忘れちゃうの」
「ふふ、そうね、あなたも一緒に私の夢を見てお話してくれたらいいのね。れびゅー？感想のこと？文字を読むのは…んん、あまり得意ではないけれど、頑張って読むわね。」
何度も何度も繰り返される会話。
大事にしたいことは忘れてしまうけれど、それでも、あなたが呆れもせずに繰り返してくれるから。
あなたとの出会いから今までの断片が確かに私の中に根付いていくのが分かるのだ。
大事なものを忘れるのは苦しい。
忘れたくないものが増えるたびに、一つずつ消えていくのはとても怖いことだ。
「ねえ、私ね、あなたのこと忘れたくないの。きっと、これからも何度も色んなことを忘れてしまうわ。あなたがお話してくれたこと、一緒に見たもの、会った人、夢のこと。私一人じゃ、きっと全部忘れちゃう」
「だからね、ずぅっと、一緒にいて欲しいの。忘れても、また笑ってくれる？あなたが私の忘れてしまったこと覚えててくれればって思うの。…我儘かしら。初めてなの、こんな風に『忘れたくない』って思うの」
鮮やかな紅の葉がふわりと舞う。
土の上に降り積もる楓の葉のように。
柔らかで鮮やかな思い出をどうか重ねて欲しい。
風で吹き飛ばされても大丈夫なほど、たくさんの思い出を。◆婚姻について
種族、国籍、運命数問わず、相性重視で検討したいと考えております。
彼女の設定上、各国を移動する手段や目的がある方の方が婚姻しやすいかもしれません。
また、こちらの家系は断絶した場合も女神の奇跡は使用しません。
ありがたくも申請を頂けた場合は、即日～2日で返信させて頂きます。
素敵なご縁に出会えますように。
2020-08-27 13:15:04 +0000