【ポラリス】ちとせ【第2期】

となこ
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企画元様【 illust/80979654

「父の大切な色、それがわたしの名前。どんな意味か、あなたは知ってる?」

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名前:ちとせ
性別:女
年齢:16
身長:154cm
所属国: 菫華国
一人称:わたし 二人称:あなた
ポイント:50pt 【精神力:4 攻撃力:5 技巧:15 魔力20 幸運:6】
運命数:4

父:ときわ【 illust/83041293】  総ポイント:20pt
「今日もご機嫌ね、父さん。母さんといるときはいつもそうだわ。もう、見せつけてくれるんだから」
母:ミロワールさん【illust/82673692
「母さん、久しぶり!うん、色々あって楽しいよ。……無茶はしてないよ、大丈夫。心配ないわ。」
姉:リゼットさん【illust/83756717
「お姉ちゃん!今日はね、おいしいお菓子のお店の話を聞いたわ。一緒に行かない?」

霧の妖精の父と獣宿しの母の間に生まれた子。
人懐っこくおしゃべり好きだが少々気まぐれ。
占いはできないわけではないが嫌な結果を見たくないのでどうしてもと請われた時だけ。
時折誰もいない世界にひとり立つ悪夢を見ている。
そのせいもあってか、本来の気質故か独占欲が強いところがあり、
父にとっての母のような、己だけのたった一人に憧れている。

種族:迷霧の獣
迷いの霧。迷ったものに触れうる幻を見せ惑わせる。
生物というよりは現象に近いものであり、
本来生も死も持たないような不安定な存在だが
個として名付けられること、生物と触れ合うこと等で
実体や感情を得る等の変質を見せることがある。
一般的に有害な現象としての名前であり、
自我を持つ個体は基本的に霧の妖精、と自称することが多い。
ちとせが旅する中で見つけた父のなりたち。

スキル:
幻惑/具現化
霧に迷い込んだものに幻を見せて惑わせる。
その幻は霧の中では不思議と触れることができる。
鏡の獣
黒き守護獣。鏡を介して顕現可能。宿主に加護を与え、危険から遠ざける。
獣は大山猫の姿をしている。名前はフォイユ。

◇8/27 素敵なご縁を結んで頂きました
スァンさん【illust/83782716
 最近、会うのが楽しみな人がいる。
旅の先々の街外れで出会う、情報を買ってくれる人ーーそれだけなら、そう珍しいことではないのだけれど。

「え、あれを全部?自分で言うのもなんだけれど、私が渡すもの、全部が全部詳細で正しいわけではないでしょう?」
「……そう?じゃあ、聞きたいな。代わりに次の分のお代はお安く…、そうだ、あのお店の甘味がいいな。おいしいって評判らしいの。」
私が売る情報は、言ってしまえばただの噂話の集積だ。
とにかく数を集めてその繋がりから予想したり統計をとったり、で一応使えないことはないつもりだけれど、
現地に行けば明らかに根も葉もないただの噂であることがわかるようなものもある。
それを全部、訪ねたと言う。そしてそれを、次会う時に楽しげに語ってくれる。

だからそう、私は随分彼に気を許していたし、甘えていたのかもしれない。
つい、弱音を吐いてしまった。
「最近夢見が悪くて。最近色んな人がそう言ってるみたいだけど、私もなの。」
そう言った私に、彼が差し出した光と言葉が嬉しかったから。
私は、前の町で出会った、騙された、また嫌な夢を見た。
そう怒るひとがいたことを、思考から追い出した。
…まあ結局、夢見は悪かったのだけれど。
それでも目が覚めてあの光があることには随分助けられたように思う。
だから次に出会ったそのひとに告げられた言葉に愕然としてしまったから、というのは言い訳だ。

「なによそれ…!」
「どうにかしたい気持ちで言ってしまった嘘ならわたし、怒らないつもりでいたのよ!
良い夢が見られるように、って、それは本当に思って言ってくれたって信じてたのに、嬉しかったのに…!」

わたしは走り出す。楽しげな話を、どことなく嘘吐くように話すそのひとが、今度は悲しげに笑うようなことを言うのに気付かないふりをして。
知っていたのに、話し方に何かしらの事情があることは予想がつくのに。
ちゃんと聞こうともせず怒り出してあの言い方はないだろう、と我ながら思ったところで後の祭りだ。
それでも、どことなく諦めきれずにここ数日は同じところに足を向けてしまう。
ここなら会えるかな。それとも、いつものように次の街へ行っちゃったかな。
…もう、会ってはくれないかな。夢と同じように。
そう思っていた頃にその人は、手紙を手に持って現れた。
もう一度会いに来てくれたのだから、わたしも信じてあげよう。
仕方ないな、という顔をして。それでも嬉しさを隠せずに。
もう一度話をしましょう。あなたと話す時間が、わたしはとても好きなのよ。
あなたにとっても、そうであれば嬉しい。

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「……だって私は噂を集めるのよ。知ってたわ、あなたと会う街でいつも聞く噂。…あれ、あなたのことでしょう。」
「それに、私は何を思ってそう言ったのか考えられないほど、あなたを知らないわけでも、あなたに興味がないわけでもないわ。」
「……なのにあんな怒り方をして……だから私も、ごめんなさい。」

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「それじゃあ、あなたの名前も聞いていい?……手紙の返事には、宛名が必要でしょう?」
「…私もまたあなたに会いたいってことよ。」 


キャプション随時編集します

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2020-08-15 15:01:17 +0000