企画元様【 illust/80979654】
「誰かが霧の向こうで呼んだんだ。だからそれがぼくの名前。」
名前:ときわ
性別:男
年齢:60前後
身長:174cm
所属国: 菫華国
一人称:ぼく 二人称:きみ
ポイント:20pt 【精神力:2 攻撃力:1 技巧:6 魔力:9 幸運:2】
運命数:3
スキル:幻惑/具現化
霧に迷い込んだものに幻を見せて惑わせる。
その幻は霧の中では不思議と触れることができる。
種族:迷霧の獣
迷いの霧。迷ったものに触れうる幻を見せ惑わせる。
生物というよりは現象に近いものであり、
本来生も死も持たないような不安定な存在だが
個として名付けられること、生物と触れ合うこと等で
実体や感情を得る等の変質を見せることがある。
一般的に有害な現象としての名前であり、
自我を持つ個体は基本的に霧の妖精、と自称することが多い。
◇7/19 素敵なご縁を結んで頂きました
ミロワールさん【illust/82673692】
久しぶりに人を見かけた。大きな黒いいきものを連れた、女の人。
「…こんにちは。きみはぼくと遊んでくれる?」
ああ、いやだな。話して思う。
どうあっても帰る、ってそれを曲げないひとだ。
どれだけ引き止めても、いつのまにか帰る話になっている。
帰らなきゃいけないなんて、気づいたらここにいたぼくにはわからない。
こうなってしまうとぼくはもう何も言えない。
もうきっと、このひともここには二度と来ないだろう、と
思っていたぼくにかけられた言葉は思いもよらぬものだった。
「一緒に?ほんとにいいの?……そんなこと言われたの、はじめてだ」
そのひとはミロワール、と名乗った。
ひとの暮らしどころかひととひとの距離感すら知らないぼくとの旅は、彼女にとっては苦労も多かったと思う。
それでも根気よく僕に教えてくれる彼女との旅は何もかもが新鮮で楽しかったし、
過ごす日々はとても心地よかった。
「…わかった、そうするから、いなくなったりしないでね。」
「…ブラッシング?ぼくたちは多分、そういうのは必要ないんだと思う。
…でも、ミロワールが触れてくれるのは好きだよ。」
それから、どれくらい一緒に過ごしただろう。
変わらずミロワールはぼくのそばにいてくれるし、
ぼくも彼女のそばにいたいと思う。
でも、前とは少し違う。
教えてもらうだけじゃ嫌だ。
危ないことがあったら、ぼくが守ってあげたい。
新しいものをみるたび、楽しいことがあるたび、ミロワールのことを考える。
その笑顔を一番近くで見るのはぼくがいい。
こんなことを思うのはミロワール、きみにだけ。
「ぼくもね、きみとならなんだって楽しいと思う。
でもね、だからこそきみと見たいものがたくさんあるんだ!一緒に行こう、ミロワール!」
キャプション随時編集します
2020-07-17 17:27:56 +0000