ミコト「上は月凪殿に任せ塔内及び外は拙者たちが守るでござるよ」
セレネ「案外足元が悪いところもあります、気を付けて」
キリフミ「でっかい蜘蛛がいる、気持ち悪いな」
テンロウ「なんだツジヤさては連れてきたな」
ツジヤ「えー、知らない子だなー」
数時間前-----------------------------------
「テンロウ」
「ツジヤ、こないだぶりだなぁ!」
「まだ覚えてくれてるんだ、うれしいよ」
テンロウと呼ばれた少年は少しバツの悪そうな顔をした。
彼は他と違い能力で損傷する物が多いオートマタであり、
知り合った時から次名を呼べなかったらすまないと言われている。
「最近調子どう?」
「まぁまぁだな!相変わらずってとこさ」
「ほんとに?」
「ほんとほんと」
召集を待つ間体を動かしつつ他愛ない会話をする。
彼との付き合いはもう〇十年になるし、気も合う方だと思う。
ゆえになんだか今日はいつもと雰囲気が違うように思えた。
「ねぇテンロウ」
「なんだよ」
「星は堕ちても星である」
「は?」
突然投げた言葉に目を見開いたテンロウは
盛大に困った顔をする。
「ん------ちょっとよくわかんないですね」
「そうかもね」
お前はほんと変わってるよなーなんてぼやきを聞きながら
気持ち早めな上からの呼び出しを受け取る。
彼が己の思うように成されればいいなと思いながら
また後程と一時の別れを告げ
こたびの戦に歩を進めるのである。
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こちらのイベント、共闘!【illust/73618964】/混ぜてもらいました【illust/73684422】/蜘蛛さんはこちらから【illust/73664685】
機動70年ということでちょっと仲良くさせてください。
テンロウ【illust/73073431】
キリフミ【illust/73204613】
シャルネリット【illust/73044111】
セレネ【illust/72962317】
ミコト【illust/72948881】
ガゼル【illust/73055140】
ペヘベ【illust/73037856】
後ろ姿ですが
月凪【illust/72938224】
ティコ【illust/72968433】
ツジヤ【illust/72980284】
2019-03-17 12:55:54 +0000