「――月に叢雲花に風、…あっ、さく、待って、これ、刀長い…!抜けな…重い…!!」
「おそろいが良いのに。いつも一緒って言ったのに。格好いい方でいいよって言ったのに。…寒い。その手袋貸してっ」
「夢の話をしたのを覚えてる?ゆえはもうだいぶ忘れちゃったけど、どうして相手の花を咲かせるのか、ちょっとわかった気がする。
さくのことはゆえが大切に守るの。…好きだから。 きっと、そのための時間だった」
⚶叢雲 悠英[ムラクモ ユエ] / 玉鋼学園2年(17歳) / 西軍所属 / 女 / 155cm
顔立ちから、実年齢よりも幼く見られるが歳相応なマイペース。すぐむくれる。畏まった場では丁寧な女性語を流暢に話す。
軽く3人前は平らげる食いしん坊。豊満な体の割に女子力が見当たらない。半分に割り分けるアイスが好き。
昔こっそり飼っていた猫の死を知って以来、動物が怖くて触れない。
叢雲家を主、花嵐家を従者として古くから続いてきた主従関係は数代前に解消し
現在は仲の良いご近所さんのような付き合いをしている、
花嵐家嫡男の花嵐朔玖くんillust/63227003と晩夏にあった出来事で恋人同士になった。
これまでと変わらないようで、わざと甘えてみたり見つめたり、どこかそわそわしつつ、
カップルといえばペアルックという偏った知識からおそろいを提案するも断られてむくれている。
⚶心剣:咲紅月花嵐[さくづきからん]
紅いカランコエが咲く、黒く美しい刀。
かつての従者である花嵐先祖の刀に酷似しており、顕現させた瞬間、持ち主を守るように花嵐が起こる。
使用するたびに花が舞い散り、構え直すことで再度咲き溢れる。
刀剣としての他に雷電を操り、対象の足止めや意識を奪う。
悠英の手には大きいためか、刀を握ると支えるようにカランコエが腕に絡まる。
抜刀した時や月蕾汞と近づけた時、お互いにしか聞こえないとても澄んだ美しい鈴音がする。
ようやく咲かせることができたが身に余って使いこなせずもたもたしている。
これまで以上に大きく重く、抜きにくい。いっそ振り回して殴ったほうが多分強い。
闘乱祭冬ノ陣2016:illust/56065265
先祖:illust/55418592 / 1年夏:illust/50654291 / 1年冬:illust/57247918
2年夏:illust/57248196
2017-06-04 14:30:01 +0000