【冬闘乱2015】叢雲 悠英【西軍】

きらみ

「――月に叢雲花に風、月に咲いて夜を裂く。纏う雲は花と摘み、嵐と称して興じましょう。
 さて、月と花、どちらが御相手いたしましょうか」

「…ゆえの心剣、重くなったり軽くなったりして変な感じする。でも嫌な感じじゃなくて、刀を振るってるのに守ってもらってるような、うん?なんだろうね、これ」
「さむい…。すきやき。やきいも。もつなべ。やきにく。シチュー。あんまん。朔玖。お腹すいた」
「主従なんて昔の話なのに、なんでお互いの心剣が入れ替わってるのかなって考えたことある?無理やり蕾をこじ開けたら咲かないかな?やってもいい?」


叢雲 悠英[ムラクモ ユエ] / 玉鋼学園1年(15歳) / 西軍所属 / 女 / 155cm
話し方と顔立ちから、実年齢よりも幼く見られるがマイペースで歳相応。すぐむくれる。畏まった場では丁寧な女性語を流暢に話す。
軽く3人前は平らげる食いしん坊。冬はあんまんがいい。豊満な体の割に女子力が見当たらない。
つまみ細工でできた月下美人のお守りを身に付けるようになった。
昔こっそり飼っていた猫の死を知って以来、動物が怖くて触れない。

叢雲家を主とし、古くから主従関係を結んできた花嵐家嫡男の花嵐朔玖くんillust/57247912と相変わらず一緒に居る。

主従関係は数代前に解消し、叢雲家は2人をまるで双子のように温かく見守っている。
現在では仲の良いご近所さんのような付き合いをしているが、「一緒に居なさい」と幼い頃から言われ続けて食傷気味。
傍に居ると落ち着くけれど、それは古くから続く血と刷り込みのせいではと思っている。
世話を焼いてもらうのも一緒に居るのも当たり前になっているため、朔玖くんに大分甘えていることに本人は無自覚。

⚶心剣:咲紅月花蕾[さくづきからい]
 赤いカランコエの蕾が付いた黒く美しい刀。
 悠英の手には大きく扱いづらいためか、刀を握ると腕を支えるようにカランコエが絡まる。
 顕現させた瞬間のみ、持ち主を守るように紅色の小さな花びらの花嵐が起こる。
 刀剣としての他に雷電を操り、対象の足止めや意識を奪う。
 花こそ咲いていないものの、かつての従者である花嵐先祖の刀に似ており、なぜこの形なのか悠英本人にもわからない。
 使いにくさは変わらないが、最近は大分コツを掴めてきた。
 顕現させると広がる花の香が咲く前兆なのではと思い、蕾をこじ開けようとしては指を挟まれている。

闘乱祭冬ノ陣2015illust/53109772 / 1年夏illust/50654291

#✯#Toransai#☽✥

2016-06-05 14:12:28 +0000