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kns⇒⇒企画元様【illust/60865485】
⇒サヤ（サクヤ・ヴェガ）
性別：女性/年齢：14/一人称：私、サヤ
ポイント：50pt (強靭：10知能：10器用：10機敏：10幸運：10)
※新規家系/分家となります
⇒絆
素敵なご縁をいただけました！
ツムギさん【illust/62738738】
「あら、はじめまして。旅をされているんですか？……では、私の旅の先輩ですね」
「いえ、私は…実は迷子になってしまって。あ、旅は続ける予定なんですよ？
ただどこを目指すかも…………そうだ！よろしければ、同行させていただいてもよろしいでしょうか」
はじめは他意なんてなくて。旅人としての先輩として尊敬の対象でした。
そしてこの人と一緒にいれば、自分ひとりでは辿り着けない場所へ行けるのではないかと。そう思ってしまったのです。
「植物、お好きなんですね。実はサヤ…私も、昔からこういったもののお勉強をさせられておりまして。
少しは詳しいんですよ！少しは、すこしは、ですけれど。あ、や、薬草には自信があります！」
「けれどまだまだだったみたいですね。ふふ、ツムギさんとお話しするのは楽しいです」
「…………えっ！？揺空くんとお知り合いだったのですか！？」
「こんなに広い世界で偶然出会ったと思っていたのに、世間とは存外狭いのですね…」
旅を続けるうち、優しいその横顔に惹かれていく自分がいました。
けれど妹くらいにしか思われていない事も知っていました。
手を繋いでと言えば笑って手を取ってくれるけれど、全く意識されてない…！
***
「言っていなかったのですが私の名、サヤは、本当はサクヤというのです。今日のこの空と同じですね。
朔の夜。月の無い日は心許ないです。だからサヤは、この名が少しさびしいのです」
「だから、秘密です」
***
「すごい、すごいですツムギさん！サヤ、もう二度とおうちに帰れないのではないかと正直少し思っていたのです。
ここがサヤの故郷です。サヤの大好きな場所です。大好きな場所だから、あなたに見せる事が出来てとても嬉しいです」
「実は明日はサヤの誕生日なのです。なので一緒にサングリアを飲んでいただきたいのですが……よろしいでしょうか」
「この日をずっと楽しみにしていたの。間に合って良かった。本当に。ふふ」
*
「お父さんにちゃんと聞いたら、違ったんですって。サクヤの字は、咲夜と書くらしいのです」
「私の悩みは一体なんだったのでしょう…。けれど少しほっとしています。安心しました。……ねえ、ツムギさん」
いつ渡せば受け取ってくれるだろうとずっと考えていた。あの時言ってくれた言葉。
嬉しかったけれど、からかわれただけだったらどうしようと。言ってこの関係が終わってしまったらどうしようと。
ずっと考えていたけれど、今。真実を知った今なら渡せそうな気がした。百合と、月光鈴蘭。貴方の花と私の花。
「私は……あなたのお月様になれますか？」
⇒家族
父：ルツ【illust/62273706】
「お父さんはいじわるですからね、ひいおじいちゃまの代わりにサヤが雷を落として差し上げます。はい、どーん♪」
「あなたの、迷子にならなくて道もたくさん覚えられる
……そんな力は遺伝しなかったみたいです。お父さん」
母：神様の眠る地 シラハネ/三代目神端 代咲さん【illust/62371373】
「今年も豊作だといいですね！サヤ、お手伝いできる事なら何でもいたします。
ああでも、でもどちらかというと収穫作業のほうが嬉しいです。鉈を新調したので、切れ味をためしたくって！」
「成人したらお母さんと一緒にサングリアをね、飲みたかったのですけれど…。
果たして私は、成人までに国へたどり着けるのでしょうか」
長兄：地底迷宮ヴェルトゥール/代表 ルル【illust/62724509】
「ルルお兄ちゃんはお父さんを嫌っていらっしゃるけれど、でも笑うとそっくり…な、何故怒るのです！」
「聞いてルルお兄ちゃん。サヤはまた、野宿で夜を明かしてしまいました《旅先からの手紙》」
次兄：神様の眠る地 シラハネ/四代目神端：祥雨【illust/62933161】
「お兄ちゃんにお世話になってばかりだから、サヤも恩返しがしたいのです。
ですから、出来る事があればなんでも言ってくださいね。……あ！高いところにあるもの、とりますよ！」
「ショウお兄ちゃんへ。今日はゆきだるまを作りました。
お土産にゆきうさぎをつくったのですが、溶ける前に渡せたらいいなと思います《旅先からの手紙》」
⇒参照元
月光鈴蘭【illust/61407004】
シラハネ/天蛇（眷属様）【novel/7857585】
2017-05-13 14:36:54 +0000