【九十九路】聖白国【第三期】

更江
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「構いません わたしはこれでいいのです」

◇国 聖白国
◇王 聖 燈椎 遥詠 ヒジリ ツスイ ヨウヒ(通称:燈椎王)
50pt(20/10/5/5/10)

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絆:レイネフェル族 アズハル・オグドアドさん(illust/62277778
美しい髪を持った、青年と出会った。真摯に自身の葛藤と向き合う、どこまでも美しい青年と出会った。
惹かれないわけはなく、けれど互いに違う道を歩むのだろうという確信もまた、あった。

  ----王は度々、姿をくらまされた。護衛の目を、傍仕えの目をかいくぐって。どこかへと。
  ----秘密の多い王であった。神秘的な方だと噂された。美しく、どこか儚げに微笑まれる王であった。
                                   王 ツスイの伝記より----

「まあ!あなた随分と綺麗な髪色をしていらっしゃいますね!
 民のみな…あ、いえ、町の人達にきっとたくさん声を掛けられたのではありませんか?
 …変なことを言ってしまいましたか?ごめんなさい…あ、この国の人は皆白い髪が好きで、その…」

いつも通り、息抜きと称して町で歌っていた。立ち止まってくれる人は少なくとも、それが彼女に許された自由だった。
家臣たちは彼女が歌うことに、あまりいい顔をしないのだ。本当にもう、頭の固い人たち。
だから外で歌うことが好きだった。
誰かに話しかけてもらうなんて思いもしなくて、そしてその人がとても美しい人だったから、余計に驚いてしまった。

「私を守ってくださる、ですか?
 あら…それはまた…私、そんなに危なっかしいでしょうか…しっかりしているつもりだったのですが…おかしいですね…
 あ、でも、お気持ちはとても嬉しく思います。お願してしまおうかしら…ふふ」

彼は外の人だから、だから、彼と共に話をしているとこんなに楽なのだろうか、と思う。
取り繕わなくてもいい。気づかれる心配を、しなくてもいい。でも本当に、それだけ?

随時追加いたします

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かつて穏やかに存在していた『聖白国』
今は恵まれた海洋資源の輸出を要とした、小さな国。
国策としていた技術職の育成等が実を結び始め、
かつての名声に少しずつ近しいものができあがりはじめている。
隣国()との関係も、悪化はしていない様子。

いつのころからか 詩が歌う者が増えた
それは かつての神への賛美ではなく
自らの手で明日へと 進んでいく そんな歌
人のための歌。

明るい笑顔で皆が歌を口ずさむ その歌を王は好いている


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先代(illust/61948335
先代絆相手(illust/61858770
先代絆相手当代(illust/62232933
「お母様はとても尊いお方でした 誰が何と言おうともそれは揺るぎません」
「かつて共に過ごした、女の子がいました。今も、元気でいるでしょうか。ないていないと、いいですね」
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王であるツスイは、前王タクミとその妻トゥータとの間の子。

民は前妃の髪色をよく思わず、当初国は混乱を極めた。
けれど妃を愛する王の姿に、次第次第に騒ぎは静まり、
そうして生まれた子を見て、民は心から妃を歓迎した。

ツスイは民に好かれ、民を愛する王である。
民にいえぬ秘密があったとしても。

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絆に関して

特に強い希望はございません。
王の秘密については胸に秘めて下さると助かりますが、展開によりその限りではありません。
異性同性・好意敵意問わず、何かピンとくるものがありましたら。
ありがたくもメッセージを頂けました場合基本的に即日、遅くとも3日以内には返信をさせていただきます。

所属に関しても特に問題ありません。ご自由に。
髪色が淡ければ淡いほど貴い身分として扱われる傾向にあります。
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九十九路の羅針盤(illust/60865485

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2017-04-07 14:47:41 +0000