こちらの企画【illust/60865485】に2家系目もお邪魔します。
「今傭兵業は開店休業中だよ。あんたが必要ってんなら今すぐにでも雇われるぞ。」
◇アズハル・オグドアド/AzuhalOgdoad
20歳/男/180㎝/一人称:俺/二人称:あんた、お前
ポイント 25pt (強靭:- 知能:5 器用:10 機敏:10 幸運:-)
白い毛並みを持つレイネフェル族の青年。
自らの白い毛並みを嫌い、黒々とした毛並みを持つ兄に憧れ、また劣等感を抱いている。
しかし自身の思いとは裏腹にその魔力量に加え魔術との親和性も高く、武器を扱う才には恵まれていなかった。
その為「上達しないモノに時間を費やすのは無駄だ」と魔術の修行には真面目に取り組んでいるのでその扱いには長けているが、
魔術ばかり上達する自分にほとほと嫌気がさしているよう。
現在は一人で旅をしている。
◆種族:レイネフェル
人の上半身と獅子の躰を持つ種族。その毛並みは美しく、体はしなやか。
通常毛並みは金系統の者が多いが、
黒い毛並みを持つ者は特に頑健な体を持つとされ、白い毛並みを持つ者は魔術の素養があるとされる。
黒は遺伝的要素もあるが、白は突然変異であり遺伝せず個体数は少ない。
その特性からか傭兵として生計を立てる者が多く、
基本的に家門単位で旅団を組み絶えず移動している為決まった国を持たない。
稀に気の合う者同士で、単独で旅をしている者もいる。
金で雇われるが、「金」ではなく「人」につく為どんなに大金を積んでも雇えない場合もあり、
ほとんどタダ同然で雇える場合もある。
それでも、一度結んだ契約は何があっても遂げるためレイネフェルを雇おうという者は多いらしい。
契約の期間は短期から一生までと様々。
◇素敵な絆を紡がせて頂きました!
聖白国・聖 燈椎 遥詠さん【illust/62302902】
明日を謳う彼女に恋い焦がれた。故に、俺たちはそれぞれの道を往くのだろう。
- - -
たまたま立ち寄った国で、風に乗ってかすかな歌が聞えた。
自然と顔が上がるような、強くて優しいその歌は国のあちこちから聞こえてくるようで
それでも一際惹きつけられる綺麗な旋律につられて歩を進めた。
「あんたが歌っていたのか…?」
歌は途中だったけれど、声を掛けずにいられなかった。
白を尊ぶというその国で彼女が持っていたのはぬばたまの黒。
俺の憧れた、何物にも染まらぬ強い色―…
「割と声を掛けられもしたが、俺はあまり自分の色が好きではないから…
途中で億劫になってしまって人気の少ないところを歩いていたんだ。」
「少し悪い事をした気もするが…でもおかげであんたの歌を聴くことが出来た。」
突然声を掛けたにも拘らず、気分を害した風もなく話し掛けてきた彼女。
口ぶりや立ち居振る舞いから身分の高い人なのだろうことは察せられたが、どうやら一人きりのようで。
あまりにも不用心だと思ったからかなのか
「護衛というと大げさだが…用心に越した事は無い。俺を雇わないか?」
気づけばそう口にしていた。
それからの日々は、
始まりはいつも初めて出会った場所から。
彼女の歌を聴いて過ごした。
他愛のない話をした。
彼女を背に乗せて出かけたことも、
魔術を見せたこともあったか。
ふと気付けばこの国への滞在もそれなりの日数になっていた。
これ程一つの場所に留まっているのはいつぶりだろうか。
互いに身の上を聞くことも特別話すことも無く
ただここで知り合った二人として重ねてきた時間は今までのどの瞬間よりも安らかで、
離れ難くなるばかりで―…
だから、
「そろそろ俺は往くよ」
「またいつか出会えたら。―――ヨウヒ…愛しい人…」
最後の言葉は、彼女の耳に届いただろうか
今ひとたび路の交わる時に思いを馳せながら、彼女の往く路を思いながら、
またここから歩きだした。
―――関係者―――
兄:フルム【illust/62365105】
「兄者は俺の悩みを多分知っていて、それでも何も言わずにいてくれる…。力の強さだけじゃない…俺の全てが兄者に及ばない」
◇絆について
傭兵としての雇用契約は必須ではありません。
種族性別等問わず、素敵な絆を結べたらいいなと思っております。
もし有り難くもお声掛け頂けました場合は即日から3日ほどお時間をいただく場合がございますが、
出来る限り早めのお返事を心掛けております。
3日経っても返信がなかった場合は、お手数ですが再送をお願いいたします。
その他、何か問題等ありましたらお手数ですが各種連絡ツールよりお知らせいただけると幸いです。
※キャプション随時編集
2017-04-05 22:32:51 +0000