◆九十九路の羅針盤【illust/60865485】参加させて頂きます!
◆組織名:デンテ・ディ・レオーネ
◆代表:レミニッシェンツァ
月光の羅針盤 ポイント:25pt
中性(無性別) / 35歳 / 120cm / 一人称:僕 二人称:貴方
組織と妖精の詳細な設定は、こちらをご覧ください
デンテ・ディ・レオーネ詳細設定→【novel/7896285】
◆前期:レミニッシェンツァ【illust/61338850】
◆前期絆相手:黒耀の森 夜葛/クレハさん【illust/61220231】
「クレハの事だもの、元気にやってると思うけど…僕が居なくて寂しがったりしてない?
あはは!思い浮かばないよね。じゃあ、今回もお手紙よろしくお願いします、使い魔さん」
◆前期絆相手今期:黒耀の森 夜葛/シシャさん【illust/61714762】
「今度の統率はお転婆だって聞いたから、きっとクレハを困らせてるんだろうなあ…
怪我がなければいいけれど。ちょっと心配だよね」
◆とある老婆の願いから生まれた妖精。
夜葛にいる間に生きる為の知識もつけ、少したくましく、性格も落ち着きを得た。
前期ほど感情に起伏はないが、微笑みは絶やさない。
現在は小さな妖精の子ども達をつれ、旅を続けている。
◆素敵な絆を結んで頂きました(3/7)
聖ソフィウス・ナハシュ修道会 / マレーネ・ルドウィッチ様【illust/61733941】
彼が森へやってきた日を、レミニッシェンツァはよく覚えています。
上品な金の髪に深い空色の瞳…その姿立ち振る舞いから、高貴な生まれの人だと察することは容易でした。
しかしそれ以上に、彼が女性の格好をしていた事が印象的だったのです。
そのような人物がわざわざ森に足を運んだのは何故でしょうか?
何か訳があることくらいは、レミニッシェンツァにも分かりました。
「はじめましてマレーネ。僕の名前はレミニッシェンツァ、レミーでいいよ。
ここで会ったのも何かの縁だろうし…どう?ちょっとお話しようよ!君のこと教えてほしいな」
「君は女の子に見えるよ、でもそうじゃないこともなんとなく分かってた。
どうしてその格好をしているのかは知らないけど、マレーネはマレーネだからね。別にどちらであってもいいと思うよ」
「じゃあ逆に聞くけれど、僕はいくつに見える?
……実は君の倍近く生きてるんだよね!あははっ驚いた?ああ、いいよいいよ!堅苦しいのは嫌だから気にしないで!」
「マレーネ、僕は君と友達になれてうれしいよ!」
そんな楽しい日々も長くは続かず、ついにその日はやってきました。
助けを求められることは、レミニッシェンツァにとっては初めから予測していたことです。
ですが、泣きながら懇願する彼を見たレミニッシェンツァの心は大きく揺さぶられていました。
客観的に見れば愚かに見えるだろうその姿を、美しいと感じたのです。
ああ、強い願いや想いはここまで人を動かすのか…と。
「マレーネ。その願い、確かに聞き届けたよ。
デンテ・ディ・レオーネは君に力を貸そう。すぐには叶わないけれど、いつかの日のために」
複雑に織り交ざる感情の内には、確かに彼を想う気持ちがありました。
でも、力を貸したのは本当に彼のためだったのでしょうか?
ふと過ったその考えは、チクリとレミニッシェンツァの心に刺さったまま…。
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※続きは後日
2017-03-02 17:11:11 +0000