【九十九路】夜葛【第二期】

ヨツユ
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■九十九路の羅針盤【illust/60865485

「おじさん!あとは任せた!! 私しばらくあっちの国行ってるから!」

■国名:黒耀の森 夜葛(ヤカツ)
■統率:シシャ・ヤカツ
 女/15歳/152cm/羅針盤:雷霆/ 合計25Pt

■前期統率:クレハ【illust/61220231
■前期絆相手:レミニッシェンツァさん【illust/61338850
「ねえねえレミーさんの手紙きた!?まだ!?もったいぶってない!?
 だって私の魂の先生なんだよ!!私だってたまにはお返事書いてみたいし、隅っこに書いちゃだめ?」

■前期絆相手今期→デンテ・ディ・レオーネ  レミニッシェンツァさん【illust/61719657
「レミーさんのお手紙ね、春のにおいがするの。お日様いっぱいの、しあわせな風のにおいも。ふふ、次遊びにいらしたら、ちゃんと自己紹介させてね!」

◇夜葛◇ (国詳細novel/7785273
霧深い森に抱かれた隠れ里。
大地から染み出した毒により、民もいきものも暗色をしている黒き森。
近隣の森を行く行商が多いのか、以前からすると迷い子が増え、小さな保護施設が作られた。
保護施設では、迷い子の治療の他、簡単な薬学について教えている。

前統率クレハの手記である、レミニッシェンツァ氏の旅物語や
迷い子の話を耳にして、近隣の村へ興味を示す者も増えた。

◇エル・ガーデン◇
二畳ほどの大きさの小さな温室。硝化した木々を組み合わされたドーム型の建物。
砂に毒を浄化する力があるようで、迷い子用の僅かな野菜を育てることもできるようになった。

◇シシャ◇
蜜色の角を持つ薬師の少女。使い魔は鹿に似た姿。クレハの姪にあたる。
族長の仕事は先日継いだばかりだが、前統率が元気であるのをいいことに
気ままに森の外へ「勉強!!」と称して飛び出している。
飛び出したままひと月ほど戻らないこともしばしば。
冒険好きなのはおじさんたちの影響だよ!!と朗らかに笑う。

スカートをたくし上げて川を渡ったり、高台から駆け下りたり。
相棒が力持ちなのをいいことに、やりたい放題している。

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◇素敵な絆を結んでいただきました!(3/5)◇
浄渦都市 ライニゲフェン/ ラーヘル・クーヴェレさんillust/61686357
唯一無二の大切な友人で、母で姉で親友で、兄のようでほっとけない旦那様で、かけがえのないあなたたち。

澄んだ水、反射した光の色彩が綺麗な塔を仰ぐ。『ここははじめて?』をいうメモを差し出す彼女に笑いかけたのが始まりで。
「ここはどこもかしこも真っ白なんだね!異世界に着たみたい……私?初めてだよ。あっちの方からきたんだ!この子に乗って」
「えっ、案内してくれるの?それは大歓迎だけど、持ち合わせが……そうだ!
 じゃあこの薬と、この細工と……いらないって言われても、ううん。
 ――それなら、私の里の話をするよ。こことまったく違うから、退屈なんてしないと思う。うん、決まり!」
「ツァルト、ここはどこまでも綺麗だね。まぶしくて、怖いくらい。私の里は、毒を噴出す大地の栓のようなものなんだ。そこにあることが、私たちヤカツのすべてで。でも、一歩外にでて、こうして歩けば、こんな素敵な場所があったんだね」

少しだけぞわりと感じた不安を感じたのか、手をとってくれた彼女にこぼす里の話。
霧も川も湖も毒を含み、住まうすべてが毒を持つ。木々すら黒い硝子のように変わり砕ける音。
先代が作った小さな温室のタンポポの話。吹いた綿毛が黒い森の外へ飛ぶ豊かな景色。
新しくできた友達と分け合う温かさがたまらなくうれしくて。
――話を聞いて頷いていたさっきまでの彼女が、別人に“彼”になって話を聞いていたのに気付いたのは、研究施設に案内してもらって少ししてからだった。


「ツァルト~~この間教えてもらったお店がね、新作のケーキをなんと二種類!!一緒に行こうよ~~一人だとこの間ちょっとおなかの肉つまめたからさすがに両方は」
「ちょっと、待って。なんでその話を、ラーヘルが知って……ええい!おいしいは幸せなの、分からないなら長期戦で教えてあげる。いいよ、余ったら私が食べるから」
「メモ、ずるいから。私の分も一緒に混ぜてって言った。二人分の伝言。イイでしょ」



「はじめてあった時、すっごく私トンチキなこといってたでしょ?今じゃ普通なんだけどね、すっごく吃驚して、腰抜かしそうになったの。そんな顔しないでよ。ただの思い出話」
「今じゃ里の皆もそれが普通で、ライニゲフェンにきても驚くことなんてないよ。考えられる?私の里は少し前まで旅人すらほとんど近寄らなくて、こうして違う土地のことを一緒に考えてこんな風景をみるなんて考えなかった。研究、なんて一人でそっと仕舞うものだったの」
「ね。あの、ねえ。ラーヘルが、夜葛のこと知りたいって思ってるの知ってるし、調べたいし活かしたいの知ってる。
でも、あの、あのさ。私はライニゲフェンの話も知りたいけど、ラーヘルのことも、知りたい。
ツァルト以外に、知ってることの数負けるの、絶対ヤダって思ってる。
前までね、隠すのがいいって思ってたんだけど、勝ち目、たぶんゼロじゃないって、勘がいうの。
意味わからないって? ……ニブチン!

ラーヘルは研究者、なんでしょ。私のこと、もっと、知りたくない?」

 
「もちろん。だから私は何度だって言うでしょ!
 あなたの隣に他の誰かが立つのも、その手をとるのが私じゃないのも、ぜえったいヤダってね」


◇既知関係について◇
シシャ個人でも、夜葛との内容でも、友好的なものも非友好的なものも、ピンときましたら気軽にご相談ください^^

>所属につきましては国詳細(リンク)をご覧ください。移民・立ち寄り等も歓迎します。
(各種関係のメッセージにつきましては即日~3日ほどお時間をいただく場合がございます)

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2017-03-02 13:12:21 +0000