【夏闘乱2016】神楽木 浬【東軍】

きらみ

「本当にやるの?対人相手ってなんか緊張して難しくない?人見知りとかじゃないけど…違うって!」
「はー…、忙しいのはありがたいことだし、兄貴がやった以上のことをしないと俺がいる意味が無い。…けど、疲れたー…」
「ねぇ、連理さん。もう一度、神楽木の嫁になってよ。
 それとも、こう言おうか。俺のになるか、この家を出て行くか、夏が終わる前に選んで。
 ――大丈夫、ちゃんと――守ってあげるから」
『俺が学業をたてに自由にできるのはせいぜいあと1年。逃げるなら…逃がしてあげられるのは、今しかないんだよ』


神楽木 浬(かぐらぎ かいり) 東軍所属3年 17歳 178cm 1/1生
一人称:俺(家では私)二人称:あんた(家ではあなた)


基本的に落ち着いていて誰にも別け隔てない。
人見知りの気があるが、親しい相手には歳相応の幼さを見せたり、多少生意気な態度を取る。
心剣使いの名門である神楽木家の次男で、兄の急死により異例の年齢で家を継いだ。
元々持ち合わせていた才により問題なくこなしているが、それ故に最近は少し疲れ気味。

義姉(兄の嫁)である連理さんillust/60009711のことを幼いころから一途に想い続けており、
檻のような神楽木家に居る間は自分だけが彼女を守れるという薄暗い気持ちを抱いている。
以前と比べて好意をあまり隠さないようになったが、気持ちを返してもらえるという淡い期待は既に捨てている表れでもある。

▶▶▶心剣:須臾待雪(しゅゆまつゆき)
 黒い鞘にスノードロップ(和名:待雪草)の花が巻きついている黒い刀身の刀。召喚型。
 刀本来の斬撃が主だが、刃にある毒は麻痺や痙攣を起こさせる。生きた人間相手にはあまり効果が無い。
 空で切ったときの花の香りと花びらには状態異常を治す効能があるが何となく恥ずかしいので滅多に使わない。

 付いている金の飾りは兄からもらった硝子玉。
 幼いころに連理さんが誤って半分に割ってしまった際に誰にも内緒で半分こしたものが完全な形として心剣と共に顕現している。
 実際に半分になっている本物の硝子玉の欠片は今も肌身離さず持ち歩いている。
 実は家宝に近い大切なものらしいが、連理さんには言っていない。

▶▶▶闘乱祭 -夏の陣 2016-:illust/56065265 ▶▶▶1年冬:illust/47265368 2年夏:illust/50593874

#✯#Toransai

2016-07-04 01:24:21 +0000