「面倒なんて思ってないよ。知らない人と闘るのは慣れないっていうか…や、だから!恥ずかしいんじゃないって!」
「最近ずっと体痛くてあんま眠れないんだよね…でも眠…、……」
「それって義理?それとも怠惰?使えるものは全部使いなよ。俺のことも上手く使えば良い。連理さんが居る家はそういう場所だよ」
「……何か、勘違いしてるみたいだけど、俺、諦めたなんて言ってないよね。ずっとずっと、あんたのこと好きなんだよ」
『――ほら、俺の気持ちごと利用すれば良い』(そうしたら)(また昔みたいに笑って)
神楽木 浬(かぐらぎ かいり) ♂ 東軍所属2年 16歳 169cm 1/1生
一人称:俺(家では私)二人称:あんた(家ではあなた)
基本的に落ち着いていて誰にも別け隔てない。
人見知りの気があるが緊張しいなだけで、親しい相手には歳相応の幼さを見せたり、多少生意気な態度を取る。
義姉(兄の嫁)である連理さんillust/50594800のことを幼いころから一途に想い続けている。
最近は成長痛なのか身体が痛く不眠気味で日中もよくうとうとしている。
心剣使いの名門である神楽木家の次男。
急死した兄の代わりに家督を継いだが、元々持ち合わせていた才により正式な跡取りとして認められてきた。
相変わらず四面楚歌状態の連理さんをサポートしつつ過ごしている。
兄のことなんか忘れて家とは縁を切り、何にも縛られずに自由になればいいと思う反面、
彼女にとって暗い檻のような神楽木家に居る間は自分だけが彼女を守れるという薄暗い気持ちで未だ葛藤してる。
▶▶▶心剣:須臾待雪(しゅゆまつゆき)
黒い鞘にスノードロップ(和名:待雪草)の花が巻きついている黒い刀身の刀。召喚型。
刀本来の斬撃が主だが、刃にある毒は麻痺や痙攣を起こさせる。生きた人間相手にはあまり効果が無い。
空で切ったときの花の香りと花びらには状態異常を治す効能があるが何となく恥ずかしいので滅多に使わない。
付いている金の飾りは兄からもらった硝子玉。
幼いころに連理さんが誤って半分に割ってしまった際に誰にも内緒で半分こしたものが完全な形として心剣と共に顕現している。
実際に半分になっている本物の硝子玉の欠片は今も肌身離さず持ち歩いている。
実は家宝に近い大切なものらしいが、連理さんには言っていない。
▶▶▶夏闘乱2015:illust/50276265 ▶▶▶1年冬:illust/47265368
2015-05-27 16:24:56 +0000