【冬闘乱2014】神楽木 浬【東軍】

きらみ

「あ、えっと…お手合わせいただけるなんて光栄です。程々によろしくお願いします」
「別に怖いんじゃねぇよ、その、ほら、学年混ぜると知らない人ばっかりだから、なんか落ち着かないっていうか…」
「寒さ自体は平気なんだけど、痺れて感覚が失くなっていくのは、怖い。体も心も、死んでくってこんな感じかな」
「――あ…連理さんも東軍なんだ…良かった。何かあったら呼んで。すぐ駆けつけるから」
『いつまで未練たらしく指輪なんてつけてんだよ…そんなもの、もうあんたを守ってはくれないのに』


神楽木 浬(かぐらぎ かいり) ♂ 東軍所属1年 15歳 161cm 1/1生
一人称:俺(家では私)二人称:あんた(家ではあなた)


まだ幼さが残るが落ち着いていて誰にも別け隔てない。
人見知りの気があるが緊張しいなだけで、親しい相手には歳相応の幼さを見せたり、多少生意気な態度を取る。
義姉(兄の嫁)である神楽木連理さんillust/47125695のことを幼いころからずっと一途に想い続けている。

心剣使いの名門である神楽木家の次男。
急死した兄の代わりに家督を継ぐことになり生活が一変したが、
元々持ち合わせていた才と、ひとつの思惑により特に問題と感じていない。
それよりも、今回の顛末で四面楚歌の状態に陥っている連理さんが気がかりで仕方がない。
兄のことなんか忘れて家とは縁を切り、何にも縛られずに自由になればいいと思う反面、
彼女にとって暗い檻のような神楽木家に居る間は自分だけが彼女を守れるという薄暗い気持ちで葛藤してる。

▶▶▶心剣:須臾待雪(しゅゆまつゆき)
 黒い鞘にスノードロップ(和名:待雪草)の花が巻きついている黒い刀身の刀。召喚型。
 刀本来の斬撃が主だが、刃にある毒は麻痺や痙攣を起こさせる。生きた人間相手にはあまり効果が無い。
 空で切ったときの花の香りと花びらには状態異常を治す効能があるが何となく恥ずかしいので滅多に使わない。

 付いている金の飾りは兄からもらった硝子玉。
 幼いころに連理さんが誤って半分に割ってしまった際に誰にも内緒で半分こしたものが完全な形として心剣と共に顕現している。
 実際に半分になっている本物の硝子玉の欠片は今も肌身離さず持ち歩いている。

 実は家宝に近い大切なものらしいが、連理さんには言っていない。

#✯#Toransai

2014-11-25 16:25:37 +0000