✵こちらの素敵企画様:人形館の安息日【illust/54961214】
引き続き参加失礼致します。(最終更新 06/23 追記有)
†エンディ
¦女性¦(140㎝→)146㎝¦一人称:僕(私)、二人称:君¦
¦ココロのカケラ:4¦
¦予感:悲観 4¦たいせつなもの:剣 3¦おもいだしたもの:虫 6¦ギフト:地の祝福 9¦
《3(剣)+6(虫)=9(地の祝福)》
†Ⅰ【illust/55694488】†Ⅱ【illust/56117424】†Ⅲ【illust/56627626】
蒼く綺麗な瞳を持ったドールと出逢い、信じることを覚え、いかなる状況でも楽しむことを学んだ。
次第に愛情も抱き、初めて抱いた感情に心が輝き出す。
ギフトで得た地の祝福は、支えになりたいという強い願いにより他者へ癒しの祝福をもたらす。
剣で触れた相手の心と身体に癒しを与え、また地と剣は守る為の盾となる。
すべてを支える大地のように。
【第四場面での行動方針】
ハンドメイドバンドエイドからの放送を聞き、作りかけの作品から身を隠しながら作業室へ向かいます。
ドールと遭遇した際は、積極的に声を掛けてきます。
作りかけの作品から守る為に剣で打撃斬撃を与えることもありますが、なるべく使わずに済む方法を選びます。
†素敵なドール様と出逢いました(06/18)
-ココロの共鳴-第四場面...
火の祝福 7―ソアレさん【illust/57219870】
館の中で初めて出逢う女の子のドールさん。
可愛らしい色のリボンと左右非対称の瞳色が印象的に思いました。
*
作業室へ向かう道。作りかけの作品達から身を隠しながら、進んでいく。
すると自分の存在に気づいたのか、作品達が自分の方へ向かってくる。
…剣で身を守らねば。
咄嗟にそう思った瞬間、目の前に炎を纏った狼と女の子が現れた。
「ぜ、全然、お節介じゃない…剣はなるべく使いたくなかったんだ…その、助けてくれて、ありがとう」
彼女の優しい声に、先ほどまでの緊張も解け、ほっと安堵する。
「え、この飾りかい…?!あ、ありがとう……僕の名前はエンディ。
さっきの狼は、ソアレちゃんの狼だったんだね。かっこいい…」
「ソアレちゃんも作業室を目指してるんだよね…?
良かったら、一緒に進んだりとか…一人より二人の方が、えと、心強いと思って…」
「···この館で出逢う女の子は、ソアレちゃんが初めてなんだ…けど、それだけじゃないんだ、
僕が覚えている記憶だと、女の子と話すのは…ソアレちゃんが初めてかもしれない…
だから、君に逢えて、僕はとっても嬉しいんだ」
ソアレちゃんは時々、胸元に付けたブローチを触る仕草をする。
僕にはそれがとっても気になった。ひょっとして…?と思った。
「…そのブローチ、とっても綺麗な色だね。大切なものなの…?」
「ソアレちゃんは、その人のことが大好きなんだね…
そのブローチを触ってる時のソアレちゃんは、どこか遠くをみながら落ち着いた顔になるんだ…。
僕にもわかるよ。安らぐ気持ち…。また…会うために、頑張って進もう」
やっと辿り着いた作業室。
扉を開ける前に僕は彼女に告げる。別れの言葉ではない言葉を。
「…あのねっ…そ、ソアレ…僕とまた、色々、お話してくれるかな…?
まだ話したい事が、いっぱいあるんだ…あれとかこれとか色々…、クッキーでも食べながら…!」
確信-7 希望を得た▼
僕は蝶をみるのが大好きだった。
自由に飛んでいるところをみたいねとよく二人で話していた。
私は剣に希望を抱いていた。
これさえあれば外へ出られるねとよく二人で話していた。
外へ出られたら、蝶を見に行こう。私と僕の約束。
「僕は、"僕"じゃなかった。でも今の"僕"は私…僕はあの子に、『希望』を託したんだ」
第五場面へつづく
†ココロの共鳴
第一場面―寂寥 8…サクラくん【illust/55561081】安心できる存在
「どうか···どうか無事でいて···また君の笑顔を僕はみたい···僕はもう泣かないよ」
第二場面―剣 3…イルマさん【illust/56125132】放っておけない存在
「イルマくん、大丈夫···だよね···君の不器用さを、考えると···僕は不安で仕方ないんだ」
第三場面―炎 3…ベルンハルトさん【illust/56936038】支えになりたいと想う存在(現在片想い中)
「···君なら···この作業室までの道程も、楽しんで進むのかな···僕も迷っていられない。ベルンくんに···伝えたい言葉もあるんだ」
◆
2016-05-31 16:29:00 +0000