しづやしづ しづのをだまきくり返し 昔を今に なすよしもがな
「ふふ、みんな壊れてしまえばいい。すべてがすべて、血の河となればいい。
流れる血で、ことごとくすべて流し尽くしてしまえばいい。
――そうして何も、何ひとつ、残らなければいいのだわ」
「ねえ、もうなにもわからないの。わたしが何に喜んで、何に苦しんで、何が悲しかったのか。もう、わからないの、だからお願い、わたしがわたしの大切だった人を傷つけるその前にどうか わたしを 」
◆遠江 静佳(とおとうみ しずか)
三年生 性別:女子 髪:茶色/目:緑 身長:154㎝
一人称:わたし 二人称:あなた、きみ、~君、~さん(親しい相手にも呼び捨てはあまりしません)
2014冬【illust/47261249】
2015夏【illust/50566877】
2015冬【illust/53777653】
かつていくさ場で無類の強さを示し、けれど今はただ古いだけの家となった遠江の一族。
その血には、秘された呪いがあった。
遠江の血の流れる者にごく稀に発現するするそれは血を引く者たちがかつていくさ場で殺した者たちの怨念か、それともいくさ場の狂気を引き寄せたのか。詳しいことは誰一人として知らないが、どうなるのかは皆知っている。
いくさに魅入られ、いくさに狂う、血に飢えた鬼に――変わり果てるのだと。
◆よくわらうようになりました。そのかわり泣くこともできなくなりました。
別人のように強くなっているかわりに誰が誰だか判別できているかどうかも定かでないほど正気を失っており、敵味方関係なく無差別に周囲にいる人に攻撃を仕掛けます。
ただし特に親しい(親しかった)人と相対すると一瞬正気を取り戻したような顔をすることも。
◆心剣:今昔清流(こんじゃくせいりゅう)
全体的に青系で統一された拵えの長巻。力を発揮するときは清水の流れを纏う。
回復能力に優れた心剣で、怪我のみならず毒や麻痺などの状態異常系も治療可能
――のはずだったが現在彼女の心の変貌に伴い、触れれば火傷のような症状を起こす毒の水と無数の鋭い氷の剣を自在に出現させる非常に攻撃的な心剣になっている。
回復能力はほぼ残っていないが、たまに一瞬“戻る”ときのみ軽傷であれば癒せる程度のわずかな力を発現する。
◆関係◆
青瀬 暁ちゃん【illust/57127464】
「あら、そんなこと言ったのかしら、わたしが?まあ、もうわからないからどうだっていいわね。――ここはいくさ場、剣を取らなきゃ死ぬだけよ」
「――あきちゃん、ごめんね。結局わたし、だめな先輩にしかなれなかったね。大丈夫、あなたには背負わせたりしないわ。そんなこと、できやしない」
2016夏闘乱【illust/56065265】
こんなんなってますが今回もよろしくお願いします
2016-05-25 15:04:46 +0000