天と地の世界樹【illust/54032140】
✧妃宿‐キボシ‐ 闇堕ち(天pt:‐40 地pt:-40) 20歳/188cm/男/人称:俺、君/刻印:胸元 鎖の痣:胴体
✧Skill
結蝶の運び屋:何度でも、君の元へ小さな幸福を届けよう。
咲神の福音:植物を核に結界を張る。核の生命力が高いほど結界の範囲は広がり、効果も持続する。
また、結界内には眠りから覚め、命が芽ぐむ春が訪れる。
照ノ天眼:すべてを見通すとされる瞳。彼が映すは真実の空。
天空舞い:舞いにより身体で空を感じ、空気を感じ、天気を読む。黒雪予報に活躍。
星竜鯨の祈唄:星竜が紡ぐ言葉なき祈唄は、生きとし生けるモノへ母なる海のローレライのように癒しを。
そして、あまねく星の導きと加護を与える。 が、鎖に繋がれた彼にはまだ荷が重い。
「空読みの一族」の血を引く星鯨使い。
身の内に眠る闇の影響か纏う星の煌きはまだ僅かに鈍いが
父を拠点とし、「小さな幸福」を運ばんと世界中を渡り歩く。
その傍ら、幼い時分に父がこぼした『真昼の夢』の真実を求め、
妹の手を借りながら件の少女について独断で調べている。
あまり良好とは言えない父と妹の仲を取り持つお兄ちゃん。
「約束するよ、決して一人にしないと」
父:辰宿〈更生〉【illust/56417939】
「……本当に困った人だね貴方は。とりあえず、その右目の弁明はあとでたっぷり聞かせてもらおうか(いい笑顔)」
母:シャアナ【illust/56316947】
「いつか母さんのように『この世界が愛しい』と言葉にさせてみせるよ、必ずね」
妹:慧魚【illust/56878942】
「父さんのことが気になるかい?…おやおや、慧魚は相変わらず父さんに関してだけは素直じゃないみたいだね」
「悪夢に苦しむあの子に、俺がしてあげられるのは安らぎを与える手助けだけからね。
…まぁもっとも二人が素直になってくれれば俺もお役御免なんだけど」
✧素敵な伴侶様と出会えました(5/23)
❀君がいてはじめて、俺という星が輝ける 路海さん【illust/56935811】
身の内に眠る闇が浮き彫りになりそうな程の鮮烈な光。
そんな印象を抱かせる少女に突然声を掛けられた。――いや、正確には“勝負を挑まれた”。
「…ひとつ、訊いてもいいかい?俺の記憶違いでなければ君と対面するのも言葉を交わすのも
今この時がはじめてだと思うんだけれど、どうして俺と勝負を?……そう、特にない、わけか。」
「(どう考えても俺がこの勝負を受ける理由はない。でもこんな時世だ、これで少しでもこの子の気が紛れるのなら…)
――わかった、いいよ、俺と勝負をしようか」
「やぁ、こんにちは。君は変わらず元気のようだね。まさか、こんなところで君に会えるとは思ってもみなかったよ。
せっかくならこの再会を祝したいところだけれど、もうじき『雪』が降りそうだ。
君も屋根のある所に急いだ方がいいよ。じゃ、また――…今日は、どんな勝負だい?」
「そうだ、もらいものだけれどあんこを使ったお菓子があるんだ。甘味は好きかい?
ふふっ、嫌いじゃないみたいだね。なら、よければどうぞ。俺のことは気にしないで、ゆっくり味わって。じゃ、また」
編集中…
✧桜の下で出会った夜明けのゆめ:願さん【illust/56888251】
春の真昼に「ゆめ」を見たのだと言う。
たった一瞬の、刹那の、うたかたの。けれども、決して消えないゆめ。
それは、何も語らぬ彼が唯一こぼしたゆめ語りだった。
だからなのかもしれない。今でもあの色を鮮明に憶えている。
薄紅に染まった大樹。吹き抜ける優しい風が枝葉を揺らし小さな花弁が優雅に舞い降る光景は
夢の世界に迷い込んだのかと錯覚するほどに美しく、儚く、幻想的で。
花雨に佇む空はまるでその先にいた誰かを探しているように見えた。
―この樹の下で、彼は一体何を目にしたのだろうか。
本当に何も話してくれない人だった。だから自分で追いかけるしかなかったんだ。
彼が見たという「ゆめ」の真実を。「ゆめ」の正体を。
……俺はただ、彼のことを知りたいと、そう願ったんだ。
「あっ、ちょっと待って!」
少し張り上げられた声に驚いたのか、彼女の輪郭が再びゆらりと揺れたのを認めて我に返った。
実にらしくない行動を取っている。しかし彼女の言葉がどうにも気になるのだ。
ふっと右手の重みを思い出した――それは“とある少女”への貢物。
……仕方がない、次回の勝負は大人しく受けることにしよう
そう心に決めてから彼女にそっと微笑いかけた。
「突然大きな声を出してごめん、驚かせたよね。少し君に訊きたいことがあって。
えっと…願ちゃん?俺は妃宿と言うんだ。それでね―――君、あんこは好きかい?」
既知関係についてはお気軽にお声かけくださいませ。
第4期も引き続きよろしくお願い致します!
2016-05-19 13:19:58 +0000