【仁本物語弐】透妃【第四世代】

黒瀬
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「わ、こんな所に新しい甘味屋さん・・・!えへへ、今度行かなくちゃ!」

こちら【illust/52333018】の企画様に引き続き参加させていただきます。

透妃(トオヒ)
 種族*叡狐(+猫又、人間、雪男、紙舞)
 年齢*外見年齢16歳
 身長*155cm
 一人称*私
 二人称*あなた、~さん・〜くん・〜ちゃん

*詳細
 叡狐一族の正統後継者であり現当主の女の狐。普段は耳としっぽを隠して小鳥遊透(タカナシ トオル)と名乗る。
 おっとりふわふわとした性格で争い事などが苦手な為、一族間で起こっている諍いからは目を背けている。
 自分を守ってくれる兄姉達は大好きだがそれに比べて、何の取り柄もない自分に引け目を感じてしまうことも。
 少し天然気味だが、叡狐の血を先代よりも濃く受け継いでいることから、ふとした時に大人びた雰囲気を纏うことも。
 しかし逆に母の血は外見くらいで雪も紙も舞わせることが出来ず、出来るのはほんのりと冷気を発することくらい。
 自分でも甘いものを作るのが好きなくらい甘味には目が無い。新しい甘味屋を見つけては母や兄を連れてリサーチに行くのが趣味。

*家族詳細
 父:桜帝【illust/53916610(お父様)
 「お父様は普段飄々としてるのですけれど、お母様と一緒にいる時の表情はとてもお優しい気がします・・・!」
 母:小鳥遊雪芽さん【illust/53868922(お母様)
 「お母様は優しくて大好きです!お母様の作るお料理もとってもおいしいんですよ」
 長兄:柊雪くん【illust/54593685(柊雪兄様)
 「柊雪兄様はお家にはいないけれど、昔からずうっと優しくて・・・兄様、次はいつ帰ってきてくださいますか?」 
 次兄:奏雪【illust/54364485(奏雪兄様)
 「奏雪兄様、また新しいお話をお作りになられたのですか?是非私にも聞かせてくださいませ!」
 姉:湧姫ちゃん【illust/54895259(湧姫姉様)
 「今日は暑いですね・・・湧姫姉様、お暇なら冷たいおやつでも食べに行きませんか?」

*叡狐
 種族に関しては第壱世代【illust/52867500】参照。
 人間の血を混ぜることに反対する派閥と他の妖の血を混ぜることに反対する派閥の諍いが活発化してきた状態。
 また、それに伴い一族間の暗部で正統後継者の監視役をつけるというような話も出てきている。

*お相手様について
 当方キャラクター同士の相性重視ですので種族・年齢等の制限は致しません。
 申請のお返事には即日~3日程お時間をいただく場合が御座います。
 それ以上こちらの返信が無い場合はお手数ですが、再びメッセージを送っていただければ幸いです。

  素敵なご縁をいただけました♡(01/05)
  紅鏡胤檜尾幻氷華祈羽さん【illust/54364868(祈羽くん)

   親族が集まる度に、思うことがある。
   ・・・ああ、いやだなあ。
   なんでもっと皆、仲良くできないんだろう。
   お父様もお母様も、お兄様達も好きなのは変わりないけれど、自分の立場が嫌で嫌で仕方なかった。
   なんでお父様はよりにもよって私を選んだんだろう?こんなの、つらいだけなのに。
   にこにこと、何も知らないような笑顔の裏に隠した本音は誰にも明かさないつもりだった。
   ・・・そう、あなたに会うまでは。


  「えっと・・・聞いたことがあります。もしかして、あなたが【幸せ運び屋さん】?」

   煙の中にきらきら、きらきら。それらを纏ったあなたは、ふわりと笑ってみせた。
   その時に、お父様から受け継いだ『記憶』の中に花を纏った鬼の郵便屋さんの話を思い出したの。
   ・・・だけどおかしいな、彼らは表情が変わらないって話だったのに。
   ・・・ううん、そんなこと、関係無いよね。彼は、彼だもの。

   あなたと出会ってから、私の世界は色づいていったの。勿論それまでが楽しくなかったわけじゃない。
   だけど、私の家のことと私のことから全く関係無い人とこうやって過ごすのが、嬉しかった。
   お喋りするのはちょっと変わった方法だけど、一緒に茶屋に行ったり、あなたが配る綺麗な貝のお手紙を見せてもらったり・・・あなたからは、いろんなものを貰った。


  「祈羽くん、あのね、それは『寂しい』って感情なんだよ。
   うん・・・大丈夫、私がずっと、一緒にいるから。だから、『寂しく』なんてないよ」


   いつからだっけ、周りの嫌な声が聞こえなくなったのは。
   きっと、私が知らないうちに、あなたにたくさん助けられてたんだね。
   だからね、祈羽くん。その分を、私はあなたに返したいの。
   お返しにもならないかもしれないけど・・・私はずっとあなたの隣にいたいよ。


  「祈羽くん、祈羽くん。聞こえますか?
   今日はね、とってもいいお天気なんだよ。
   こんな日はきっと綺麗なお花がたくさん咲いてるし、お花見なんて、絶対に楽しいよ」


   私にたくさんの幸せをくれたあなた。私を助けてくれて、ずっと守ってくれたあなた。
   あのね祈羽くん。私、この役目が、とっても嫌いだったの。
   ・・・だけどね、今初めて、この力を持ってて、良かったなって思うよ。

   ────祈羽くんのこと、忘れないよ。ずっと、ずっと。


*次世代の投稿について
 ご縁をいただけた際の次世代の投稿は何かしらのアクシデントが無い限りは前向きに検討させていただくつもりです。
 ですがキャラクターの種族設定により、叡狐の一族の当主継承は拙宅の子孫になるという事だけご理解くださいませ。

何かありましたらメッセ・その他ツールにてお願い致します。

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2016-01-03 11:54:01 +0000