「さあさあ寄ってらっしゃい見てらっしゃい。この葦月亭奏好、皆様の為に言葉を奏でてゆきましょう」
こちら【illust/52333018】の企画様に引き続き参加させていただきます。
奏雪(ソウセツ)
種族*叡狐(+猫又、人間、雪男、紙舞)
年齢*外見年齢23歳
身長*171cm
一人称*僕
二人称*貴方・貴女、~さん
*詳細
叡狐一族の男の狐。本名小鳥遊奏雪。
叡狐の血を受け継いではいるものの母方の血が強く、兄という立場にありながらも一族の正統後継者になることは出来なかった。
その為、争い事が苦手な末妹を一族間の諍いから庇ってはいるが、心のどこかで自分や他の兄妹が正統後継者ではなかったことに少し嫉妬心を持っている。
職として葦月亭奏好(アシヅキテイ ソウヨシ)の名を名乗り、父と同じように語り部・・・本人曰く奏で手として活動している。まだまだ駆け出しだが、雪を降らせたり紙舞の技などもあり巷ではそこそこの人気を誇っている。
性格は基本的に大人しく、若い見た目とは逆にとても落ち着いている。母の影響で甘いものが好きで、夏などは特によく茶屋で涼んでいる姿が目撃される。
*家族詳細
父:桜帝【illust/53916610】(父様)
「父様の語りは少し皮肉っぽい所もあるのですが、僕としては同じ語り部として見習う部分も沢山あるのです」
母:小鳥遊雪芽さん【illust/53868922】(母様)
「母様、よければ少しお茶でもご一緒しませんか?ええ、母様が好きそうな甘味を売っている店を見つけたんですよ」
兄:柊雪くん【illust/54593685】(柊雪兄様)
「兄様はお逃げになったのですね、いやいや皮肉ではありませんよ?僕も兄様のようにすればあるいは・・・」
妹:湧姫ちゃん【illust/54895259】(湧姫)
「僕は湧姫の話は嫌いじゃないよ。僕にはできない話をしてみせるからね」
末妹:透妃【illust/54513822】(透妃、透)
「なんだ、また新しい話かい?ふふ、いいよ、こちらへおいで(・・・なんで、なんで僕じゃなく、お前が、)」
*叡狐
種族に関しては第壱世代【illust/52867500】参照。
人間の血を混ぜることに反対する派閥と他の妖の血を混ぜることに反対する派閥の諍いが活発化してきた状態。
また、それに伴い一族間の暗部で正統後継者の監視役をつけるというような話も出てきている。
*お相手様について
当方キャラクター同士の相性重視ですので種族・年齢等の制限は致しません。
申請のお返事には即日~3日程お時間をいただく場合が御座います。
それ以上こちらの返信が無い場合はお手数ですが、再びメッセージを送っていただければ幸いです。
素敵なご縁をいただけました♡(01/04)
橘つやはさん【illust/54484210】(つやはさん)
行きつけの甘味屋近くを通ると、いつもの元気な声が響き渡る。
ああ、今日もあの彼女は勇ましく食い逃げ犯を捕まえて、失敗作の茶を振舞っていたりするのだろうか。
たまに見かける愉快な光景を思い出して一人くすりと笑い、今日もその暖簾をくぐる。
「やあつやはさん、こんにちは・・・今日は、そうだなあ。
薬草饅頭でもいただこうかな、ここはあれが絶品ですからね」
当主ではないといえど、父様から優れた観察力は継いでいる。
彼女が他の常連であろう女子の客と話す時、こちらをちらちら伺いながら頭の椿に触れていることは知っていた。
わざとらしくその視線に視線を返せば即座に目を逸らされる。
・・・ははあ、これは何か、ありそうだなあ。
「つやはさん、以前から気になっていたのですがその椿・・・おや、どうしたのですか?
ああいえ、新しい話の題材にでもしたら面白いかなあと思ったのですよ」
機を見つけて声をかけ、にこりと微笑むと彼女お決まりの百面相が始まる。
その時だった。
はらり。
桃色の花弁が一つ、床に落ちる。
それを見た瞬間彼女の顔は椿に劣らないくらいの桃色に染まった。
ああ、成程、そういうことか。
「以前から言おうと思っていたのですが・・・
僕はここの甘味が一番好きなんですよ。ええ、それこそ、一生食べても飽きないくらいに。
・・・ふふ、遠回しに言っても矢張り伝わらないでしょうか?そうですね、それでは率直に言いましょうか。
つやはさん、貴女さえよければ僕と一生を添い遂げていただけませんか?」
はらりはらりと舞う、紙と雪と椿。
それらが混じり合うことがあるのならば、どのような色を奏でるのだろうか。
そんなことを思いながら、奏で手は愛しい椿に口付けを落とした。
*次世代の投稿について
ご縁をいただけた際の次世代の投稿は何かしらのアクシデントが無い限りは前向きに検討させていただくつもりです。
*何かありましたらメッセ・その他ツールにてお願い致します。
2015-12-31 15:01:24 +0000