「昔々の話をして差し上げましょう・・・一人の語り部と、それに惹かれた愚かな女の狐の話に御座います」
こちら【illust/52333018】の企画様に引き続き参加させていただきます。
桜帝(オウテイ)
種族*叡狐(+猫又、人間)
年齢*外見年齢25歳
身長*173cm
一人称*私
二人称*お前・あんた、~さん・呼び捨て
*詳細
叡狐一族の正統後継者であり現当主の男の狐。
普段は耳としっぽを隠して葦月亭桜好(アシヅキテイ オウヨシ)の名を名乗り、語り部として活動している。
穏やかかつのらりくらりと掴みどころのない性格で微笑みを絶やすことがない。
叡狐としての知識欲こそあるが、母親のようにそれを表にすることはあまり無い。
寿命の短かった父と、それを後追いするように死んだ母に対しては思うところがあるようで、皮肉ばかりを言っている。
ふらふらと楽観的な妹に対して何故そのように考えられるのかと疑問な面もあるが、それもまた一興と捉えており、口を出すことはない。
*家族詳細
父:葦月亭楽好さん【illust/53354876】(父様)
「父様もいっそ突き放してしまえば良かったのに、矢張り何を考えていたのやら」
母:誘妃【illust/53690177】(母様)
「母様、貴女は本当に愚かなのですなあ・・・息子に夫の墓場の名前を付けるなんて、どうかしている」
妹:晁灯ちゃん【illust/53920152】(晁灯)
「全くお前は超が付く程楽観的だね・・・ああいや、言うだけ無駄か。なあに、好きにするといい」
*叡狐
種族に関しては第壱世代【illust/52867500】参照。
人間と交わることで狐の耳と尻尾の出し入れが可能となった。
しかし前当主が早くに亡くなった為、一族内でちらほらと人間との交わりに意見を唱える者も出てきた。
*お相手様について
当方キャラクター同士の相性重視ですので種族・年齢等の制限は致しません。
申請のお返事には即日~3日程お時間をいただく場合が御座います。
それ以上こちらの返信が無い場合はお手数ですが、再びメッセージを送っていただければ幸いです。
素敵なご縁をいただけました♡(12/08)
小鳥遊雪芽さん【illust/53868922】(雪芽さん→雪芽)
自分が『彼女』に好奇の、興味の目を向けられているのは知っていた。
しかし男は何素知らぬ顔で、まるで驚いたかのようにおどけてみせる。
「おやこれはこれは、こんな可愛らしいお嬢さんのお客さんとは珍しいですなあ」
自分が笑えば向こうも笑い、しかし時たま陰りを見せる、その姿がまた愛おしい。
・・・気づいていないと思っているのだろうか。彼女の悩む姿を盗み見て、狐はくすりと笑みを零した。
「雪芽さん、こちらに顔を見せてくださいな?・・・ふふ、矢張り可愛らしい」
今は亡き母が、かつて父の事を如何に愛していたかを泣きそうな顔で語っていたのが脳裏に蘇る。
毎日のように目を腫らして、俯き顔で、自分に言い聞かせるようなそんな姿が、吐き気を催すほど嫌いだった。
だけど・・・この瞬間少しだけ、母の気持ちが、理解出来たような気がした。
「雪芽、雪芽、私は君が望むのならどこだって行こう、何だってしよう。
だから、私の傍でずうっと笑っておくれ・・・雪芽、愛しているよ。」
きっと、永遠に忘れることは出来ない。だけど、だからこそ、語り継がねばならない。
辺り一面銀色の、新しい世界。その中で────愛しい君と一本の桜に誓おう。
*次世代の投稿について
ご縁をいただけた際の次世代の投稿は何かしらのアクシデントが無い限りは前向きに検討させていただくつもりです。
ですがキャラクターの種族設定により、叡狐一族の当主継承は拙宅の子孫になるという事だけご理解くださいませ。
*何かありましたらメッセ・その他ツールにてお願い致します。
2015-12-06 12:48:11 +0000