【深愛】秋吉 椛【人魚姫】

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▽ 深海より、愛を込めて。【illust/52927020】こちらの企画に2人目失礼します。

▽ 秋吉 椛(あきよし もみじ) 26歳|大学院生(薬学部)|166cm
  一人称:私 二人称:貴方、きみ、~さん、くん等適当に
  陽気な研究大好きお姉さん。死ぬのはこわい。だから研究しています。
  ※尚、研究は期間中に成功することはありません。設定につきましては主催様から許可頂いています。
  また、大学や薬学部については調べただけの知識しかありませんので似非ですすみません…。


♡ 12.13|素敵なご縁をありがとうございます…!✿
  津辻 光くん【illust/53951385】(光くん)

  とある夏の日。研究費用の足しにしようと思って始めた家庭教師。
  そこの家にいたのは、まだ少年らしさの残る爽やかな笑顔の男の子。

  「初めまして。秋吉椛です。…よろしくね?光くん。」

  彼との時間は楽しくて、勉強を教えている間も、他愛もない話をしてる時も、ずっと笑っていた。
  頑張っている彼を見て、純粋に応援したいと思っていた。
  軽いノリで、可愛いとか恥ずかしげもなく言ってくる彼に、柄にもなくドキッとしてる私がいて、
  高校生にドキドキするなんて、おかしくなっちゃったのかな、なんて考えていた。

  「可愛いなんて、大人をからかうんじゃありません!もう…恥ずかしい、(ぼそ)」
  「彼氏…?……いないけど…そ、そういう光くんは、どうなの?彼女とかいるんじゃないの?」

  半年たったとある冬の日。テレビではMermaiDの報道、世間はたったひとつの薬で狂い始めた。
  "好きな人と結ばれないと死ぬ" どこまでが本当で、どこまでが噂かはわからない。
  でも、探究心に負けた私は、薬についての研究を始めた。…自分が死ぬかもという恐怖に襲われながら。

  研究は難航。まさに絶体絶命。正直家庭教師なんて続けてる暇ない。でも受験間際の彼を放っておけるはずもなく、
  いつも通り、彼の家へ向かう。乗り気じゃなかったはずなのに、不思議と心は軽くなった。

  「光くん、勉強は順調?…もうすぐ試験だものね、頑張らないとね?」
  「…光くんはさ、MermaiDのうわさ、知ってる?…べ、べつに信じてるとか…!…そんなんじゃないわ…。」
  「…でも、怖いの。…今ね、MermaiDについて研究してるの。…でも全然ダメ、どうしても上手くいかないの。
   自分が死ぬかもしれない、そんな思いで毎日過ごすなんて、もう嫌なの…
   っ…ふ、消えたくない、死にたくないよっ…!」」

  それは、妹にも友人にも言ったことがなかったが、まぎれもい自分の本心だった。
  どうして彼には言えたのか、そう考えたとき、ひとつの答えにぶつかった。

  ――――――そっか、私、光くんの事が、好きなんだ。

  「わたしね、このまま消えちゃうくらいなら、自分の気持ち、打ち明けようと思って。聞いてくれる、かな?」

  「光くんはさ、こんなおばさん、興味ないかもしれないけど…私はね、光くんのことが好き、なんだ」



▽ 可愛い妹|秋吉 楓【illust/53670377
  とても可愛がる反面、弱い所は見せられないなぁと思っています。
  「かーえで。なになに?なにみてんの~?あ、もしかしてこのアクセ気になってるんでしょ?」
  「お姉ちゃんにはお見通しよ~?…そうねぇ、次のテスト、成績が上がってたら買ってあげる!」


  大学時代の後輩|潮見 亮太【illust/54007536】(潮見くん)
  研究室でとても可愛がっていた後輩の恋人さん。葬式で消沈している姿を見てずっと気掛かりだったところ、
  偶然寄った大型書店で働く彼の姿を見つけ、一度は躊躇ったものの、心配を悟られないよう明るく装い声を掛けてから、
  精神安定剤を渡したり、たまに書店に寄っては気にかけるようになりました。
  「潮見くん、これ、私が使ってる安定剤。気休め程度だけどよかったら使って?」
  「きみがまた元気になってくれたら、彼女だって……あ、ううん、…なんでもない!」


  院生仲間で友人|赤羽 唯【illust/53689099】(唯)
  数少ない院生仲間で気兼ねなく話せる友人。本音のドッジボールをよくします。
  「あら、少しくらい身体を張ることなんて、研究者として当然のことだわ。…そうね、結果が出たら一番に報告してあげる。」
  「昨日可愛い女の子と一緒にいたわよね?…ちょっと、覗きなんて人聞き悪いわね、偶然見たのよ。彼女?
   …えっ!?ほんとに!?しかも19歳で年下…唯…それ犯罪じゃ…?(自分は棚に上げる)」


  小学校からの幼馴染|秋元 郁【illust/53703206】(郁)
  いつも同じクラスで、名前も近かったことから、出席番号はずっと前後。
  一緒にいるのが当たり前。何かあればいつも相談していました。
  淑やかで女性らしい彼女を、羨ましいと思う面もあり、密かに真似しようとしたことも。(結果は撃沈)
  「郁~~やっときた~~!!いやよ!帰らない!こうなったらとことん飲んでやるんだから~!付き合ってよね!」
  「んふふ~ちょっと郁~?こないだすっごい美男と歩いてたわよね~?見てたんだから~!なになに、彼氏さん?(にやにや)」


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  素敵なご縁がありますように。

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2015-11-24 03:31:00 +0000