こちらの企画「深愛より、愛をこめて。」【illust/52927020】に参加させていただきます。
◆◆◆赤羽 唯(あかはね ゆい)
26歳/178cm/男/大学生(大学院生)
◆◆◆お相手様◆◆◆ 素敵なご縁をいただけました!〔12/13〕
・藤束 花憐さん(藤束→花憐)【illust/53756490】
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MaramaiDのストックが尽きた。
なんだかんだ騒動から半年生き延びていた。
自分の死と向き合うには十分過ぎる時間だった。
彼女との出会いはそんな12月。大学内でのことだった。
〝MaramaiDを呈する代わりに友達になってほしい"
そういう申し出だった。
正直「友達」という言葉のあまりの胡散臭さに眉を顰めた。
その意味合いがどうあれ、これから死ぬかもしれない人間と
親交を結ぶ交渉をするというのはあまりにもハイリスクだ。
それとなく理由を聞き出すと、どうやら本当に文字通り友達が欲しいらしい。
人に利用されている訳でもなく、本人の意思だと言う。
世間知らずなお嬢様は、この申し出のせいで何人に騙されただろうか。
面倒ごとは苦手だが、余命一ヶ月。
こういう遊びに興じるのも悪くないかもしれない。
そう、ただのきまぐれだった。
「生きてる間友達ごっこに付き合ってやる、
ちゃんとした友達ができたらそいつに渡すため薬はとっておけ」
こうして藤束花憐との付き合いが始まった。
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「ボーリングとダーツがしてみたい?
・・・いや、あんたの箱入りっぷりに感心していただけだ。」
(俺は本当にあんたに優しくできてるか?)
「俺も友達は多いほうじゃないが、あんたも大概だな」
(もう自分は死んでもいいものだと思っていた。
でも藤束と過ごす時間が増えれば増えるほど、死ぬのが怖くなった。)
「前一緒に勉強したところ少しはマシになったな。基礎だから完璧にしとけ」
(思い残すことなんて何一つ無いと思っていた。
死ぬことより何よりも。
彼女の笑顔が見れなくなることが怖かったんだ。)
「・・・薬はいらない。俺にとって一番の薬はお前だ 花憐。
ずっと ずっと一緒にいて欲しい」
◆◆◆関係者
・秋光 累くん(累)【illust/53673515】
「悪いが俺は幽霊の存在は信じてないからな …それでも寝覚めは悪いから 死ぬな」
友人。累くんが大学に清掃アルバイトで来ていた際知り合った。
当時自分が摂取していたMaramaiDを彼に渡し、結果巻き込んでしまった。
・日高 アキくん(アキ)【illust/53687735】
「相変わらず可愛くねぇガキだな(笑いながら) 背ばっかでかくなりやがって」
ご近所さん。憎まれ口をたたきあう仲。
・秋吉 椛さん(椛)【illust/53718283】
「自分の体を張ってまで薬の実験とは、研究熱心なこった。結果が出たら教えてくれ、・・・生きてるうちにな」
数少ない院生仲間であり薬学部の女友達。気張らず話す仲。よく本音のドッチボールをしている。
◆◆◆申請について
・お相手様は老若問わず相性重視で決めたいと思っています。異性を希望します。
多角関係は今のところ考えていません。
エンドはなんでも美味しくいただきます。
お返事は即日~3日以内に致します。
交流はツイッターでもピクシブでも可能です、関係のみという方もOKです。
基本お相手様に合わせます。申請の際に書いていただければ幸いです。
既知関係も募集中です、お気軽にご相談ください。
【http://www.pixiv.net/jump.php?http://twitter.com/36_K】
2015-11-22 13:55:31 +0000