【千国大河】光降り注ぐ都 アルヴァーレ【第四期】

いさご@CS追記
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千国大河(illust/50050950)第四期もお世話になります。

◆光降り注ぐ都 アルヴァーレ
 中心部にある大樹から生み出される光に包まれている都。
 その光は衰えることなく、夜でもあたりを照らし続けている。
 民の信仰の対象である大樹の傍には、常に"守り人"と呼ばれる者が存在している。
 外敵から都と大樹を守る結界を張るという役目を担っているため、守り人は都から外に出ることはできない。

◆大樹の守り人 ヒスイ・ストラトフォード・カンツォーネ
 性別:女  年齢:20歳  身長:162cm  一人称/二人称:私/あなた
 穏やかで人当たりのいい性格。外への憧れはあまりないが、外から来た人の話を聞くことが好き。
「ここは綺麗なところでしょう?私の自慢なの。あなたも気に入ってくれると嬉しいわ」
「ふふ、あなたは何でも知ってるのね。よかったらもっと聞かせて?」

◆前期絆関連
 父:エレオス・カンツォーネ(id=52924467)
「お父さんが外に憧れていた気持ちもわかるわ。わかるけど…アルヴァーレだって他には負けないいいところがあるのよ?」
「ねえ、お母さんとはどうやって出会ったの?どうして一緒にいるようになったの?…もう、いつもはぐらかしてばっかりなんだから」
 母:翠露・ストラトフォードさん(illust/53100931
「私、音楽の中でお母さんの歌が一番好きよ。いつかお母さんみたいな、素敵な歌が歌えるようになるかしら」
「ねえお母さん、今度こそ一緒に楽器を演奏してみない?大丈夫、壊れなんてしないわ…きっと」
 妹:エレノア・ストラトフォード・カンツォーネさん(illust/53583219
「エレノア、私のことは気にしないで外に行ってもいいのよ?あなたのことは大好きだし、いてくれるのは嬉しいけど…」
「ふふ、エレノアの歌を聴くだけで、今日も一日頑張ろうって思えるの。本当よ?」
 兄:ディタ・ストラトフォード・カンツォーネさん(illust/53590734
「もう、お兄ちゃんたら…いつもこんなにたくさんお土産を持ってこられたら、置き場所がなくなっちゃうわ!…ふふ、でも、すごく嬉しい。ありがとう」
「お兄ちゃんのアコーディオンの音色も素敵だけど、歌だってとっても素敵よ。もっと自信を持っていいのに」

◆11/25 素敵なご縁をいただきました。ありがとうございます!
 光降る大平原 ネロさん(illust/53519513
旅人から受け取った一通の手紙。旅の途中に立ち寄った地域で、とある人物から渡してほしいと頼まれたらしい。
両親や兄からだろうかと思い差出人を見ると、そこには見慣れない名前が書いてあった。

"光降る大平原 守り人 ネロ・クローカ"。

いつだったか、少しだけ噂を聞いたことがある。共通点の多いその地に少なからず興味と好意を持っていたし、近々調べてみたいと思っていた。まさか、そう思っていた地の、さらに代表であろう人物から手紙が来るとは。
期待と興奮のせいで上手く封を開けられない。もどかしく思いながらやっとのことで開けた手紙に目を通し、読み終えたところで、すぐに返事を出さねばと紙と筆を取り出した。

『初めまして、光降る大平原の守り人さん。私はアルヴァーレで守り人を務めているヒスイ・ストラトフォード・カンツォーネです。この度はお手紙をありがとうございました』
『……と、こんなところかな。お手紙を読んだ感じだと、私たちのお仕事ってとっても似てるのね。ふふ、なんだか親近感が湧いちゃった!大変な仕事だけれど、お互い頑張りましょうね。
ネロくん…、でいいのかな。もしネロくんさえ良ければ、定期的にこうやって情報交換をしていけたらなって思うんだけれど、どうかな?良い返事を待ってます』

『お返事ありがとう。私も、守り人のお仕事は嫌いじゃないわ。外に出られなくても、都の人や旅人さん達からたくさんお話が聞けるし…。まあ、まったく不安がないわけではないんだけどね?でも、私はアルヴァーレが大好きだから…今の生活はとっても幸せよ!』

『こんにちは、ネロくん。最近こっちは寒い日が続いてて…。そっちはどう?風邪をひかないように暖かくして寝てね。…ふふ、こんなこと言ったらうるさいって怒られちゃうかしら。…あ、そうそう!この前、旅人さんからこんな話を聞いたのよ』

情報交換を目的として始まった文通。数を重ねるにつれ、徐々にお互いのことにも触れるようになっていった。家族のこと、友人のこと、趣味のこと、日々の出来事のこと…。共通の役目を持つ仲間であり、そして友人でもある彼との交流はとても楽しかった。
時々伺える年相応の文章。本人に言ったら怒られるのだろうが、あまりの可愛らしさに何度も顔がほころんだ。
なんだか、弟ができたみたい!そう思いつつ、これも本人に言ったらあまりいい反応はされなさそうだなあと一人微笑んだ。

『最近ね、旅人さんから大平原のお話を聞くことが多くなったのよ。…というより、私が教えてほしいってせがんでるだけなんだけどね。ネロくんのお話も旅人さんのお話も聞いて、やっぱり大平原は素敵なところだなあって思ったの!歴史もそうだけど、そこに住むライカの民の人たちも、宿る光も…。一度、この目で見てみたいなあって』
『ねえ、ネロくん。もし私がいつかそっちに行くことがあったら、案内してくれる?もちろん、ネロくんがアルヴァーレに来るときは張り切って案内させてもらうつもりよ。ふふ、いつになるかわからないけど、考えただけでわくわくしちゃう!』

可愛らしい友人へ、親愛を込めて。
アルヴァーレの守り人は今日も筆を執る。


◆次世代
息子:リヒト・ストラトフォード・カンツォーネ(id=54139632)
「リヒト、思ってることはちゃんと口に出さなきゃだめよ?」
息子の幼馴染:シューリエ・クローカさん(illust/54018351
「シューちゃんは本当の娘みたいに可愛くて!…ふふ、だからちょっとだけからかいたくなる時もあるのよね」

◆素材お借りしました(illust/51778909

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2015-11-17 13:40:12 +0000