「悪い夢を見たのかい?…そう、でも大丈夫。今日はきっと悪い夢を見なくて済むさ」
★千国大河【illust/50050950】
★前期絆関連
「母さんの事は騎士として尊敬はしているけど…団長の座から降りたんだから、もう少し大人しく父さんとゆっくり過ごしてもいいんじゃないかなって思うよ。こうやって母さんに稽古付けてもらうのは、嫌いじゃないけれどね」
前期:前騎士団長・ファルファラ(母)【illust/52308207】
「ね、父さん。今日は一緒に夢の中に付いていってもいいかい?…ちょっと父さんと夢の中を散歩したいなって。それから勉強の一環としてって事で…ね?」
前期絆相手:夢喰い神官ルシエルさん(父)【illust/52523343】
「みてみてにいさん、ほら。にいさんのきれいな髪といっしょ、おそろいだよ。…え、リボンの長さがちがう?だ、だってうまくうしろでむすべなかったんだもん…これでもがんばったんだから」※幼少期
「兄さん、元気?せっかくの休暇だし、遊びに来ちゃった。はいこれお土産、母さんと焼いたお菓子。本当は母さんもすごく来たそうにしてたんだけど…どうしても片付けなきゃいけない仕事があってね。あっ…そうだ、ねえ新しい本って増えてる?読んでいって良いかい?」
前期絆相手・今期:幻夢図書国家パンタビブリア/夢喰い司書王レスターさん(兄)【illust/53133067】
★組織:夜天騎士団/代表:ソーノ・ステラ
年齢:19歳/性別:男/身長:178cm/一人称:僕/二人称:キミ、〜さん 等
★種族について(詳細まとめはこちら【novel/5618761】)
<種族:星騎士、妖精、ユメクイ>
詳しくは両親のCSをご覧ください。
★副騎士団長:藍桐さん【illust/52922643】
「相変わらず動物に好かれないね、藍桐は…元気出しなよ、お茶入れてあげるからさ。あと美味しいお菓子もあるから、一緒に食べよう。それで、その後は鍛錬。付き合ってくれるよね?」
★(10/19)素敵な絆を結んで頂きました!
婚姻:傭兵 ティルナノーグさん【illust/52843279】
ある日領土に姿を現した、2つの頭を持つ少女。
似ているようで正反対な一面を持つ故に度々ぶつかり合う事もあれど、彼女の信念を貫く姿には尊敬するものがあった事は間違いなく、そんな彼女の存在は少なからず自分自身に刺激や変化をもたらすものとなった。
そうして交流を重ねた末に、ソーノは彼女にとある<個人契約>を持ちかける事となる。
「(…あの子、こないだの悪夢の…——あ、気付かれたかな)ああ…ごめんね。見ない顔だなーと思って。キミ、傭兵かい?僕はこの騎士団領を治める領主であり、夜天騎士団の団長を務めるソーノ・ステラ。ようこそ騎士団領へ、ゆっくりしていって」
「…おはよう、よく眠れた?何で居るのかって…お茶の誘いに来たらキミが眠ってたから、起きるの待ってただけだよ(本当はキミの悪夢食べて、心配だったからそのままここに出て来たんだけどさ)。ね、これから時間はある?美味しいお菓子の店があってね、よかったら一緒にどう?…食べたらきっと気持ちが晴れるし、笑顔になれるよ」
「噂?ああ…『悪夢から守ってくれる騎士様』の事?まあ…別にわざわざ公言しなくても、認められたくてやってるわけじゃないしね。他人に認められようが否が、僕はこの地の人々が夢の中でも平和であってくれるなら…それで充分、自分の行動に誇りを持てるよ」
(誇りある死に方をしたい。そんな彼女の考え方は、誇りある生き方をしたい僕には理解出来ないけれど…だけど、だからこそ興味があるし知りたいと思う。それに考え方の違いはどうあれ、彼女の信念を貫く姿は尊敬さえする。何かを守ろうと戦うのは同じだけど考え方は全く違ってて…なのに僕は君に嫌悪どころか、好意さえ抱いてるっていうんだから…本当、不思議だよ)
「強さを求める気持ちは、少なからず僕にも分かる。騎士団長という立場だからこそ、尚更ね。僕1人の力なんてたかが知れてるし、1人じゃ成し遂げられない事だって確かにあるんだ。だからこそ…1人じゃ無理な事でも、1人じゃなければって事も知ってる。
——ねえティル、僕と契約をしよう。キミが探し求める<強さ>を、僕も一緒に探したい。ううん、ティルが一緒なら見つけられると思ってる。それに…僕個人としても、キミに傍にいて欲しい。キミの力が……いや、キミの存在が、僕には必要なんだ」
「僕の夢は、現実でも夢でも皆が幸せである事。そしてそれこそが、僕にとっての大切なもの。…これが対価だ、ティルナノーグ。その夢を渡す証として…身も心も守る騎士であり続ける事、そう在ろうとする事を諦めない事を、キミに誓おう。…だから、ずっと傍で見ててよ。それが、対価としてふさわしいもので在り続けるかどうか、さ」
『これまでの騎士団の記録において、本来の考え方等から相容れる事の無いだろう傭兵と騎士が共に在り続けたという記録は、当代の騎士団長が初めてである。
彼が彼女と交わしたのは<個人契約>であったとされているが、その契約において渡した<対価>が何であったのかは、どこにも語られていない。
ただ当代の騎士団長がその座についているその間、夜天騎士団領は現実から夢に至るまで変わらぬ安寧を保ち続けたという。
その理由は、その生を終えるまで人々の現実も夢も守る騎士で在り続けた騎士団長と、彼がそう在った一番の理由であろう彼女の存在が大きいとされている』
——と、後の歴史書にはそう綴られている。
★何か問題等御座いましたら、ご報告頂けますと幸いです。
2015-10-01 20:47:12 +0000