「母がよく烈花衆は私の誇りだって言ってたけど、今ならその言葉、よくわかるよ。」
「その荷物、私に運ばせて下さい。日が沈むまでに届けられますので。」
◇ピアチェーレ(男/28歳/体高180㎝)
25Pt(強靭1 知能6 器用1 機敏15 幸運2)赤の歴史書
◇烈花衆に所属している狐狼。
落ち着いた性格だが、母に似て口煩くなるのが玉に傷。
父とは違い四足の為、料理が出来ない事を少し残念に思っている。ハトマ美味しい。
◇前期絆
ラストルージェ(母)【illust/51827880】
「母さん、その話はもう何度も聞いてる。俺は大丈夫だから。
・・・母さん、俺の話聞いてる・・・?」
ランフェル(父)【illust/52043131】
「父さん、料理を教えてくれないか?俺は料理は出来ないけど、
いつかそのレシピを誰かに伝えられたら良いなと思うんだ。」
イリヤ・アクィーラ(妹)【illust/52474433】
「」
絆を結ばせていただきました。
大切で守りたいお嫁様
夏麒さん【illust/52316620】
その国に着いたのは昼のはずだった。
だが眼前に広がる景色は言葉では言い表されない程の澄んだ夜だった。
どこを見ても星、星、星。
ミルクを零したかのような星の数に圧倒されて、暫く空を眺めていた。
噂には聞いてたが、これ程にまでだったとは…
街の道を確認しながら歩いていると、子供達が騒ぐような声が聴こえてきたので、そちらに目を向けると
小さな生き物達がじゃれあっていた。
獅子と、角の生えた仔馬…?
その楽しそうな声と姿に興味が湧き声をかけたが、その小さな仔馬…ではなく麒麟がこの国の王だと知ったのは、しばらくしてからの事だった。
「酷いわよねではありません。
夏麒様はこの国の王。そんな方に友達のように接したら無礼で…さ、さみしかっ…?
善処します…。」
こんな女性に会った事は無かった。
正直に思った事を打ち明けてくれる。
国の王だというのに、見も知らずの俺のような旅人も簡単に受け入れてくれる。
彼女は心の大きい優しい人で、民から愛されてるのがわかるというのに困った事が一つだけ。
「夏麒様、今日も本に埋もれてるのですか?
外に出たのはいつですか?
…は、3日前…夏麒様、外に出ますよ。
文句を言っても無駄です、引きこもってばかりだと身体にも心にも悪いです。
私も一緒に行きますから…。」
彼女との夜の散歩はとても楽しかった。
星や月の柔らかな明かり。
優しい風や小さな虫の声。
楽しそうな彼女の声。
耳に届くその声はなんだかくすぐったかった。
嗚呼、俺はきっと彼女の事が好きなんだ。
けど彼女はこの国の王。
ただの旅人の俺とは絶対に釣り合わない。
他愛もない話に耳を傾けつつ物思いにふけっていると、急に顔を手で挟まれた。
彼女はそのまま俺に自分の思いを打ち明けてくれた。
俺の事が好きだといい、一緒にいて欲しいと言う。
驚いて固まっていると、反応の無い俺が不満なのか、顔と髪をくしゃくしゃにされた。
そしてポカンとしてる俺を見て吹き出すように笑い出した。
彼女の笑顔はずるいと思う。
「…わかりました。私の心は烈花衆にありましたが、今この瞬間から、貴女に捧げましょう。
私と…いや、俺の方からお願いするよ。
俺と一緒にいてくれるかい、夏麒?」
月と星が輝く国、小さな可愛い麒麟。
一生の宝物を手に入れたような気がした。◇絆について
もしご縁がありましたら喜んでお受け致します。
メッセージは即日~3日程を目安にお願いします。
3日過ぎても反応無い場合はメッセージ障害ですので、
お手数ですがもう一度送っていただくよう宜しくお願いします。
既知関係も喜んでっ。
◇既知関係
烈花衆:頭領 蘭奈丸さん【illust/52376686】
「主様、いつか貴女は烈花衆の跡継ぎを産まれる方。もう少し自分の体の事を・・・・え、子供をどうやって・・?
・・・母はよく先代の事を嘆いていましたが、まさか私もそのような・・・そのような(崩れ落ち」
烈花衆:樹神 沙羅丸さん
【illust/52316264】
「沙羅様、足の裏に棘が刺さったようなので見ていただけませんか?
…助かりました、ありがとうございます。」
千国大河【illust/50050950】
2015-09-09 01:20:32 +0000