千国大河【illust/50050950】に2家系目失礼します!
ミスティリオン
彼の者が背負うのは傲慢の翼、憤怒の角、嫉妬の足、怠惰の耳、強欲の尾、暴食の羽…。
この世の悪徳をその身に宿し、かつて祝福を与える精霊だったものはひたすら与えるためにさまよい歩く。
罪には罪を 徳には徳を。
いつかかけがえのない美徳を与えられた時、
その罪は解け、祝福となる。
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・前世代(続投)
ミスティリオン(illust/51711755)
・前世代絆相手
グラムエルム/ラスティ・ルドルフ・マクリル(illust/51739592)
「あなたがいないことと、あなたの国とがどうしても怖かった…ごめんなさい、ラスティ。それでも、あなたとの約束は守るから」
・前世代絆相手当代
グラムエルム/シャーリー・ルドルフ・マクリル(illust/52609059)
「あの子はどうしているだろう…小さなシャーリー。どうか、少しでも幸せであるように…」
魔王陣営に囚われていた祝福をもたらす精霊の一族の長。
魔王の手のものに、この世の悪徳を注ぎ込まれ、体は魔物のように、心は錆びた鋼のように成り果てた。
魔王が姿を消したことでミスティリオンを捉えていた施設も打ち捨てられ、あてもなくさまよい出ることとなった。
己が何者かもあやふやな状態で、感情らしいものも薄れている。
グラムエルムの若き王・ラスティとの交流を経て、「純愛」と「純潔」と「友情」を知り、「色欲」の悪徳を打ち破ることが出来た。わずかながら感情を取り戻し、表現できるようになった。
しかし、その後ラスティの死を経験し、初めて深い悲しみとグラムエルムの民への共感を知るにつれ、
グラムエルムに囚われることを恐れ、あてのない放浪の旅を続けている。
胸元にはグラムエルムの香水と、教皇の香油を下げて。
それぞれの部位が悪徳を表す動物のものと化している。
絆を結んだ相手に七つの大罪と対応する美徳を与えられることによって、対応する部位が元の姿に戻る。
また、美徳を与えてくれた相手に新たな力として授けることができる。
■素敵なご縁を頂きました!(9/9)
友と花の国:オーガスタ/ヴィーラさん(illust/52382891)
悲しみに囚われたまま、各地を転々とするミスティリオンが辿り着いたのは花の咲き誇る国だった。
「…ここは温かい…。それにこんなに花がたくさん咲いてるのは初めて見た」
「青い花…うん…すごくきれい。ヴィーラはすごい。新しい花を作ることができる
(ああ、この青はまるでラスティみたいだ…)」
「オーガスタのみんなはすごく優しくしてくれる。本当にうれしい。
…ヴィーラもみんなも友だちになってくれて前ほどは辛くない。…もう少しだけここにいたいと思う。
いつか、また自分のことをちゃんと知りたくなるまで」
その国の穏やかさと明るさは暗く沈んだミスティリオンを包み、少しずつ少しずつ前を向く力を与えてくれた。
何よりもヴィーラという、かけがえのない友を得たことによって。
(不思議だ。ラスティの時よりもずっと、ずっと迷わずにみんなに幸せになってほしいと思える。
…どうか、この国がいつまでも温かく優しい国でありますように)
誰にともなく願った思いは、月明かりに白く光る額の角を音もなく溶かした。
手元に落ちたのは乳白色の柔らかな色の石。
それは「寛容」の祝福の証だった。
■絆について
性別・所属・身分などこだわりません。今期は設定上恋愛・婚姻は不可とさせていただきます。
それ以外でしたら関係性もどんなものでも構いません。
できれば残りの七つの美徳(参考:pixpedia/七つの美徳)のいずれかを与えてくれる方がいいなーと思いますが、必ず、というわけではありません。
お返事はできるだけ早めを心がけますが、2,3日おまたせする場合もあるかと思います。
既知設定などもお気軽にどうぞ!
2015-08-31 15:07:52 +0000